研究会ブログ

2015年08月 6日 Thu. Aug. 06. 2015

『否常識のススメ』が「あしたのコンパス」で紹介されました

7月28日火曜日、フジテレビ系インターネット番組「あしたのコンパス」内でライフデザインブックス出版、水野誠一氏著書『否常識のススメ』が紹介されました。

番組のアーカイブは以下のURLをご覧ください。

http://www.houdoukyoku.jp/pc/archive/0004/

(7月28日のアーカイブは8月11日より)

 

Twitterなどのインターネットメディアに造詣の深いジャーナリストの津田大介氏が最近特に面白かった本として取り上げられています。

津田氏もインターネット黎明期からネットメディアの可能性に目を付け、SNSによる実況を先んじて行っていた人。

常識を疑うという「否常識」というコンセプトに共感なさったのだと思います。

 

特に一番感動したエピソードとして取り上げられていたのが、本文中で事例としてあげられているバルト三国……エストニア人、ラトビア、リトアニア……の「歌う革命」で行われた「人間の鎖」。

ロシアの支配に対抗するため、およそ200万人が参加して手をつなぎ、3カ国を結び、600km以上の人間の鎖を形成しました。

 

「都市部ならともかく、山間部も色んな人が集まって、手を繋ぐ」

「全然日本に比べれば人口も多くない国ですからね。それがテロみたいな暴力じゃなくて唄や文化で対抗しようとしている」

 

そう津田氏が述懐するように、そもそもネットも無かった時代。200万人の人が集まるのは相当のエネルギーと意志がひとつの方向を向いていたのでしょう。

 

『否常識のススメ』でも

様々な問題に対する懐疑や認識転換を促す内容になっており、

本文の最後に差し掛かってこの人間の鎖のエピソードが紹介されていることがこの本全体の象徴だと思います。

また、安保法案を巡って国会前でデモが起きているこのタイミングで本が出版されたことも世相とのシンクロニティを感じてしまいます。


そして、現在第2版も続々出荷されています。

未読の方は是非ご購入を!

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