研究会ブログ

2014年05月12日 Mon. May. 12. 2014

文化経済研究会会員様インタビュー/エンパワー21、能勢みゆき様 後編

エンパワー21、能勢みゆき様のインタビュー後編です。

前編はこちら

 

コミュニケーションの重要性

Q 人それぞれ能勢様の講演を聞かれて導き出す答えは違うと思いますが、能勢様ご自身の人生経験と接遇コミュニケーションのつながりはどのようなものでしょうか?

 A 私は働くことが好きなタイプですので、ほとんどは仕事のつながりで体験して導き出したことをお伝えしているのですが、家族や友人に気づかせてもらったこともたくさんあります。社会で人と温かい関係を築いて活躍されている人は、ビジネス社会においても家庭においても、相手を思いやったうえで、自分の考えも適切に表現することができている人が多いと思います。

その対極として、リストラが行われると、人とのコミュニケーションが不得意な人が、真っ先にリストラの対象になってしまうようなことがあると思います。じゃあ、コミュニケーションが苦手だから会社を飛び出せば良いというものではなくて、独立すれば会社の中にいた時以上にコミュニケーションが必要になってくるわけです。

しかし、人は誰でも自分を活かせる得意分野を持っています。接遇コミュニケーションを実践することで、一人ひとりが自分の得意な分野を生かしていける、そのような社会が実現すればいいなと思います。

 

オリンピックに向けて

A セルフプロデュースという面において接遇コミュニケーションはとても重要です。

2020年の東京オリンピックでも、ボランティア活動が盛んになっていろんな場面でいろんな人の需要がうまれると思います。例えばガイドさんを取り上げてみても、各地を飛び回るツアーガイドのようなプロではなくても、地元のことを丁寧にわかりやすく説明することができれば、その人もまた立派なツアーガイドという仕事が成り立つでしょう。


 Q 東京オリンピックだと、ボランティアとして活躍しようと考えていらっしゃるシニアの方も多いと思います。ですからシニアの人こそ接遇コミュニケーションということを改めて認識していく必要があるかもしれませんね。

 A 定年が穏やかになっていく社会ですものね。研修や講演を受けていただける層も様々で、商工会議所などでは若い方からマネージャー、経営者クラスの方までがご参加くださいます。

あと2020年の東京オリンピック招致が決まって話題になった「おもてなし」という言葉も、やはりまだ世界の方々は何を意味するのか、いまひとつ分からないと思います。それを「おもてなし」更には「接遇コミュニケーション」という言葉で、「日本流接遇」であるとすぐにピンときていただけるようになってもらうのが私の野望です(笑)。


 Q 文化経済研究会のお客様は経営者や役員などの年配の方が多いのですが、なかなか若い新入社員と円滑にコミュニケーションをとり辛い方もいると思います。そのような方へのアドバイスはありますか?

A 職場のOJTに関して私がお伝えするのは、気になったことはすぐにお伝えしたほうが言いということです。こんなこと言うと嫌われてしまうかもしれないと思って溜め込むと、鬱積してきたものが爆発してしまいます。気になったことは、すぐに言い方を考えて本人に伝えてあげることが、相手にとっても気づきになると思います。お互いにとってもその方がプラスですよね。

そもそもエンパワー21という社名の由来ですが、「支援する、背中を押す」という意味を込めて付けました。21は21世紀。21世紀は心の時代といわれていますから、もっと相手をお互いに思いやれるようになれば、争うということも自ずとなくなっていくと思います。奪い合うよりは与え合う。そのほうが自分も相手も幸せですよね。

 

能勢様は接遇コミュニケーションを通じ、社会全体の多様な働き方を後押しするという気持ちを持って活動されていることが今回のインタビューで伝わってきました。また、生涯に渡る多様な働き方のための考え・知識・仲間作りをサポートするセオリービジネススクール(http://theorybizschool.com/index.html)でもメンターとして活躍していらっしゃいます。日本のおもてなしが注目される今、接遇コミュニケーションに社会全体で取り組んでいきたい。

(了)

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