研究会ブログ

2017年06月16日 Fri. Jun. 16. 2017

次回7月セミナー講師、梶川貴子氏の視座

 

 

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7月13日(木)の第90回文化経済研究会では、株式会社ウェルネス・アリーナ代表取締役社長 梶川貴子氏をゲストとしてお迎えします。

 

梶川氏は1964年、宮崎県生まれ。ボストンコンサルティンググループにて経営コンサルタントとして国内外で活躍したキャリアを皮切りに、日本コカ・コーラでブランドマネジャーとして「爽健美茶」を立ち上げ。その後、ザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート&スパ(北海道)、フェニックス・シーガイア・リゾート(宮崎県)などの再建・再生プロジェクトに参画。

 

2006年には、株式会社ウェルネス・アリーナを設立。ホテルスパを中心とした人材教育およびコンサルティング事業を開始。同社設立以降、13年インターコンチネンタルホテル大阪、15年瀬戸内リトリート青凪、16年ホテルカンラ京都など国内6カ所に独自のスパを開業。この内、瀬戸内リトリート青凪では、ホテルの総合プロデュースも手がけられました。自社ブランド「ALL THAT SPA」を持ち、日本オリジナルのスパを追求し続けています。

 

ウェルネス・アリーナの事業ヴィジョンの根幹は為すのは「地域の財を活かす」という視点。当然、日本オリジナルのスパを立ち上げる際には、日本の文化や風土を無視することはできません。自然への感謝、自然の恵みを取り入れるという文化が日本の精神風土の特徴。またその一方で、「人も自然の一部である」という考え方は、スパの根底にある哲学だそうです。日本の精神風土とスパの哲学には「共通する部分が多い」と梶川氏は語ります。ウェルネス・アリーナの手がけるスパには、表層と深層を問わず、日本の文化や風土へ徹底的に向き合ったことで生み出された、オリジナルのプロダクトやプログラムが導入されています。

 

「爽健美茶」の立ち上げ時に、お茶飲料の開発を通してハーブや有機栽培に強い関心を抱いたこと。そして、北海道と宮崎、ふたつのリゾートを再建させる中で改めて感じた日本の価値。これらが有機的に合わさり、現在の梶川氏、そしてウェルネス・アリーナを形作っていると言っても過言ではないでしょう。なお、これらのお話は、弊社ライフデザインブックス発行の書籍「SPA IN LIFE 美しい日本のスパのかたち」にも詳しいところです。

 

伝統的な風土や価値観と丁寧に向き合うことで、スパ業界にイノベーションを巻き起こす梶川氏。今回のセミナー(7/13開催)では、足元の財を活かした「リ・クリエイション」について、お話をいただきます。

 

 

 

 

 

 

   

 

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