研究会ブログ

2014年03月 7日 Fri. Mar. 07. 2014

ナガオカケンメイ氏、毎日デザイン賞を受賞

デザインの全分野で、この1年間の最も優れた成果を顕彰する「2013毎日デザイン賞」が、ナガオカケンメイ氏の「良いものの発掘と再生」に決まりました。先見性に富んだ活動で地域振興にも貢献したことが受賞の理由です。

ナガオカ氏には、2011年7月の文化経済研究会(54回セミナー)でご講演いただきました。そのとき彼は渋谷ヒカリエ8階を舞台に、D&DEPARTMENTとして、新しいクリエイションの可能性を探っている真っ最中でした。


「47都道府県をテーマにしたミュージアム、ショップ、カフェを展開するという面倒なものを考えているが、面倒だから今まで誰もやらなかったんだと気付きました(笑)」


――その構想が今、渋谷ヒカリエにて一年中日本のすばらしい文化を発信し続けている「d47 MUSEUM」です。現在は、佐賀県の観光をデザインの視点からみる「d design travel SAGA EXHIBITION」が開催されています。

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佐賀県のロングライフデザイン(=長く愛され続けるデザイン)とは何かを探って、二カ月に及ぶ自腹の現地取材を行ったトラベルガイド『d design travel 佐賀』と連動した展覧会です。古くて渋い器、今ではめずらしい食品などを見て楽しいのはもちろんですが、それらに添えられた丁寧な記事を読むと、さらに伝わってくる佐賀の空気があります。多くの方が、一つひとつの展示品の前で長く立ち止まっておられました。

文化経済研究会の際、ナガオカ氏は「語るものがないものは、欲しくならない」という持論を述べられました。現地の方々の気持ちを代弁するこれらの記事の饒舌なこと。まさに語るものがある、ということですね。


また、今回の佐賀企画をきっかけに考案された「佐賀定食」も展示。お品書きは、白石蓮根とイカの煮物、ゆずこしょう、こなんふぐい、海苔、温泉湯豆腐、羊羹。「こなんふぐい」は鮒を昆布で巻いて骨まで食べられるように20時間煮込んだもの、生産量日本一の有明海苔は焼き海苔と味付け海苔の“食べ比べ”です。お隣のd47食堂で実際に食べることもできますので、興味のある方はぜひナガオカ氏の発掘の成果を味わってみてください。

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