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谷口正和 プロフィール

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2017年6月26日

セルフドクター 2017夏号

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予防医学やセルフメディケーション、

さらに一人ひとりが自らの健康の経営者とするセルフマネージメントの時代。

 

その中で長寿社会は、自己解決をする領域を増やしていく。

その姿勢が非常に重要であり、それこそが健康のインフラといえる。

 

それを応援するために『セルフドクター』という季刊誌を発行し、

薬局を通じてこの学習ツールを皆さんに提供している。

 

7月1日発行の夏号では、夏バテ・疲れ対策として「血流ケア」の特集を組んでいる。

 

重要なのは、体内全体の活性軸を形成するために、気が巡り、血が巡るということ。

今夏は猛暑になるとの見通しだが、

そうした気温・気候の変化に対応することで柔軟な体質が作られる。

つまり、変化対応力が健康であるということにつながる。

 

健康は美容とクロスし、全体的な生命力へと向かっている。

ヘルス、ビューティーとケアを集約した“生命美”の時代に入りつつある。

 

そうしたことを踏まえ、この冊子を「読む薬」として、

皆さんの“生命美”に役立てていただきたい。

 

ご興味のある方は

selfdoctor@jlds.co.jp

編集室 担当・緒方まで。

2017年6月20日

レオナルド・ダ・ヴィンチ×ミケランジェロ展

 

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芸術の世界史をリードする2人の巨匠。

レオナルド・ダ・ヴィンチとミケランジェロ。

 

ルネサンス期のイタリアは、

世界のクリエイティブセンターとして、

当時の叡智を集結するスポンサーシップに満ちていた。

 

この2人の天才を

対比することで、何が学習できるのか。

その稀なる機会が

丸の内の三菱一号館美術館で開催されている。

主催には、三菱一号館美術館に加え、日経新聞とテレビ朝日が参画。

 

ここには思考と学習の構造がある。

人間とは何かという根源的問い。

それは表現未来への想像力を彷彿とさせる。

 

ダ・ヴィンチ、ミケランジェロという多視多面のマルチアーティストは、

まさに才能のインテグレーターであり、象徴的美学者でもある。

 

2人が並走した時代、そして生き方によって

醸し出された高い使命としての表出力は、クリエイティブプロセスを含めて、どう生き抜いたかが問われている。

 

深く感動し、学ぶ時代と世界観。

パトロナイゼイションがアーティストを発掘し、育むを思う。

ご高覧あれ。

 

会期は924日まで。

2017年6月14日

読む漢方薬

 

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私どもでは、セルフメディケーションの重要なツールとして、

『セルフドクター』という「読む薬」を制作し、季刊発行している。

 

これは、「依存する健康から自立する健康へ」という橋渡しをシナリオとしている自己学習ツール。

 

読むことで健康、予防医学を理解し、生活者の時間の過ごし方にまで実現させていく。

 

情報社会では、学習によって育まれた思いが効能への入り口となる。

継続学習が、日常の習慣となり、行動規範という継続プログラムとなる。

 

この認識が、『読む漢方薬』と出会わせた。

筆者の村上文崇さんは歴史の中で育まれた体験は、際立った専門性となり、

東洋の智慧として社会の中軸となるものと提言されている。

 

この「ストレスに負けない人生処方箋」という認識は、特効薬となっている。

 

歴史が打ち出したヘルシーエピソードから想像力を発揮し、

現代日本に蔓延するストレス社会を楽しさに反転させるもの。

魅力的な装丁は限りない想像力とも連動する。

 

まさに「東洋の不思議」に触れるツールとして、手元に置いておきたい。

 

発行:双葉社

価格:1500+

2017年6月 7日

Don't Blink ロバート・フランクの写した時代

 

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ニューヨークを演劇舞台に撮影された

ロバート・フランクの写真集「アメリカンズ」。

 

理想と現実の狭間で、生き抜くニューヨーカーたちの声なき声から

紡ぎ出される生き方は、まるで映画のようなストーリーメイクがされているかのようだ。

 

その「声」が編集者ローラ・イスラエルによって、

一つのドキュメンタリーフィルムに落とし込まれた。

 

生きた人物を撮影するロバート・フランクならではの感受性は

連続する写真となって、生の人間の姿を浮かび上がらせる。

 

彼が生きた時代だからこそ醸し出される魅力とは何か。

ご堪能いただきたい。

 

お問い合わせは、Bunkamura ル・シネマまで。

 

2017年6月 6日

草津温泉 再興の記録

 

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今年度、都市景観大賞を受賞した草津温泉。

 

北山孝雄さんが、草津温泉の再興を目指し、

湯の町としての構想絵図を描く者、全体の計画推進を行う者、企画立案を行う者

その道のプロによって構成された「湯源湯路街構想プロジェクトチーム」を立ち上げ、

7年間にわたる活動の軌跡が綴られている。

 

ここには構想と展望という重要なデザインワークが垣間見える。

その新しいイマジネーションは、街の風情と情緒を取り戻し、

賑わいを生み出す潮流が全体線形の中から導き出されている。

 

そのビジョンメイクが、このプロセスノートに込められている。

 

「イメージ」が基本となり、今の姿が映し出されるのだ。

 

発行:草津町

価格;非売品

2017年5月29日

美術手帖 6月1日号

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美術手帖が蔦屋書店のグループに入り、全体で企画力を高めている。

仕掛ける編集という認識で現代美術への再提示アートプレゼンテーションのコレクティブノートを提案している。

 

大山エンリコイサム氏の監修を得て、「シグナル」をテーマ編集。

 

情報社会の芸術の存在証明は

一点突破としてのビジュアルアイコンの重要性にある。

 

多様多彩なコンセプトを注入して、シンボライゼーションという切り口のアートワーク整理学。

今の時代に求められる個性の頂点揃えが世界観を出している。

 

「共振するグラフィティ」というテーマは興味深い。

都市の視覚想像力を指摘し、視覚言語で突き抜ける都市の表現連鎖に

新しいアートの定義そのものを加速度的に高め、都市自身をキャンバスに変えていく流れがそこにある。

 

現代の表現を求めて人が駆けつける

サムシングニューは、多様に見えつつも個性シグナルの

クロスコーディネーション、ネットワークによって構成され、

日常がエキシビジョンの構造を持っていることをリポートしている。

 

アーティストインタビューも加わり、

まさに都市のメディアプログラムを自負している。

 

拠点を猿楽町に移し

挑戦する可能性に期待したい。

 

出版:株式会社美術出版社

価格:1600円+税

2017年5月23日

『わたくしたちの旅のかたち』

 

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月日は百代の過客として社会を認識すると、

旅そのものは、生き方と重なっている。

 

兼高かおるさんは、テレビ番組『兼高かおる世界の旅』のプロデューサーとして、

誰も知らない素敵な体験をロジックに落とし込み、何を学習したのかを的確に発信し、

旅の価値をボトムアップさせた伝道者です。

 

そして、執筆家の曽野綾子さんは、

旅を通じて、判断に迫られる時、知恵が養われると、

生涯学習の場として異文化との出会いを語っておられます。

 

そんな生涯旅人という生き方を実践してきた、

二人の対談集を書店で見つけ、手にした一冊。

 

永遠の少女の眼差しを持って、旅に出ることこそ、自己学習の極み。

 

時代の価値は、流動する。

すべての魅力を往復させることが旅である。

学習の先に人々の評価があり、圧倒的な学習を獲得するという構造がある。

この生涯学習の連鎖プログラムが、生活者から地球人として、成長していく術と言える。

 

地球社会として、区分けしない一体となった生命として、次の時代に向かって歩く。

この重要性をお二人は、見事に教えていくれている。

 

出版:秀和システム

価格:1300+