研究会ブログ

2016年08月26日 Fri. Aug. 26. 2016

山本豊津氏に学ぶ、文化と芸術の力

9月15日文化経済研究会講師、東京画廊代表取締役社長 山本豊津氏との打ち合わせにお伺いしてきました。

とても気さくに応接室に迎え入れてくれた山本氏は、話題が非常に豊富でどんなことでも興味を持ってお話しをされ、幾ら話を聞いても聞き足りないようでした。

 

ご著書『アートは資本主義の行方を予言する』(PHP新書)に話が及び、

 

「アートや芸術は武力とはかけ離れた清廉なイメージがありましたが、武力と経済力を極めたアメリカが結局はアートも牛耳っていて、芸術と武力が似ているということが分かりました」

とお伝えすると、確かにそういう側面もあると前置きしながらも、

 

「知恵が回れば回るほど、武力での戦争は仕掛けない」

と仰いました。

 

織田信長も桶狭間でやむにやまれず今川義元の大軍を相手にしなければならなかった時を除けば、敵軍の数を自軍が大きく上回っていない限りは逃げ回ってばかりいたのだとか。

その信長は千利休を引き立て、彼の審美眼に適った茶器を諸大名への報償としました。

勝てない戦は避ける信長は芸術や文化が持つ武力以上の力をよく分かっていたのですね。

 

話は様々な方向に及び、

 

「日本人は誰かの家にお邪魔するときに食べ物を持っていくけど、フランスでは食べ物を恵むのは失礼にあたるので、その代わりにお花を買っていく。

また、日本だとそれでブーケを作ってもらうけどフランスではそれはやらない。これも文化の違い。

生花店の人は相手がどんな人なのかを知らないから、その人にお花を見繕ってもらうなんてしない。

ブーケではなくて、花だけを買っていく。

『花瓶をください』

とだけ言って、その場で活けてあげる。だから華道も嗜んでおけば良い。そこには人と人との対峙があって、それが文化になる」

 

など、すぐに取り入れたくなるような洗練された振る舞いについても多く知っておられました。

他にも文化と芸術を用いて日本の将来100年を占う大きな構想など、とてもここでは書ききれないほど話は多岐に及び講演当日が非常に楽しみです。

 

芸術や文化に関わる人はもちろん、あらゆるビジネスマン必聴です。是非とも9月15日の講演にお越しください。

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