研究会ブログ

2013年06月11日 Tue. Jun. 11. 2013

無印良品のカフェ、寄付金メニューを導入

無印良品の飲食店「Meal MUJI」「Cafe&Meal MUJI」で、開発途上国の学校給食を支援するTFTメニューが導入されました。

世界人口約70億人のうち、10億人が飢餓や貧困に苛まれている一方、10億人が飽和社会の中で肥満や生活習慣病に苦しんでいます。

この矛盾を解消するために、日本で生まれた社会事業がTFT=TEBLE FOR TWOです。

 

今回、訪問したCafe&Meal MUJI 南青山店には、“二人のための食事”と書かれたポスターが掲げられていました。

TFTメニューを注文し、レジで意思表示カードを提示すると、これにより20円がアフリカの学校給食一食に生まれ変わるそうです。

「江戸菜とひじきのサラダ」や「備中高原鶏のごぼうハンバーグ」など野菜中心のデリを、もう一人のこと(アフリカの子どものこと)を想いながら食べることができます。

 

文化経済研究会では、今年1月、株式会社良品計画の金井政明代表取締役社長にご登壇いただいております。

ご講演では「もの八分目」という、無印良品の近年の考え方が示されましたが、それは、過剰になった人間の欲望を健全な状態に戻すということでした。

MUJIプロデュースのTFTメニューも、理想の実現に向けた取り組みの一つであると感じました。

 

写真は種類豊富なデリ(左)、と意思表示カードのついた食事(右)です。

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