CAN Healthy Design Club

2014年3月 3日 22:26

学校支援ボランティア「りぷりんと」のトライアル

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東京都健康長寿医療センター
社会参加と地域保健研究チーム  博士(子ども学)
安永正史先生

「りぷりんと」は絵本の読み聞かせ活動を通じてシニアが学校支援を行うボランティア団体です。東京都健康長寿医療センター研究所の「社会参加と地域保健研究チーム」が、「世代間交流」に着目して2004年から始めたプロジェクトが団体立ち上げのきっかけとなっています。この活動は、最近では認知機能の低下抑制につながるということで、認知症予防の観点から注目をいただくようになってきました。横浜市青葉区、東京都大田区、豊島区などで、これを目的に講座が開かれるようになり、さらに活動の輪が広がっています。


「りぷりんと」の生みの親と言えるのが当研究チームの研究部長であり、医師の藤原佳典先生です。アメリカのExperience Corps® という研究を見たことがプロジェクト立ち上げのきっかけでした。このアメリカの研究では、シニアは、近隣の小学校で読み書き計算などを教える学習ボランティアに従事します。アメリカの社会格差はわが国以上に顕著です。貧しい家庭の子どもの中には十分な家庭教育がないまま小学校に上がって来る子どもも地域によっては少なくありません。それを教育的に補償していくというのがねらいです。シニアにとっては生きがいとなり、心身の機能の維持にとって良いことですし、子どもたちには基礎学力向上のための補償教育になります。また、シニアが入ったクラスや学校全体の雰囲気に落ち着きが出たという報告もされています。


ただし、日本では「補償教育」のニーズがアメリカほどありません。さらに、ニーズがあっても、日本の場合は、学校を退職された先生や大学生ボランティアが既に活躍しており、シニアがそれに替わるのは難しく、色々考えた末に、絵本の読み聞かせにたどり着いたわけです。カリキュラムへの影響の少ない朝の授業前の時間や昼休みの時間帯なら学校側から協力を得られやすいこと、また、いわゆる「朝の読書」運動の全国的な広まりによって、朝の学級活動の時間帯に児童が図書に触れることがなじみの学習活動になりつつあることも、このプログラムが選ばれた素因になっています。

 

読み聞かせを通じてシニアは元気になり、子どもも貴重な経験を得られます。シニアは外出する目的がないと、当然、家に閉じこもりがちになり、体力も低下し、気持ちの上でも落ち込んでしまいます。小学校や幼稚園に足を運び、絵本を読むというボランティアによる社会参加が、心と体の健康につながるのではないかと考えられたのです。

 

絵本は非常に内容が豊かで種類も豊富です。また、毎年、2千冊弱の新刊が出版されており、新しい素材探しにも困りません。また、読み聞かせの仕方についても、子どもたちに見やすい角度で絵本を保持し、適切な声の大きさで滑舌良く、つかえることなく読むには事前の練習と弛まぬ研鑽が欠かせません。つまり、奥が深く興味が尽きないということです。したがって、生涯学習として長く続けることができます。シニアさんにしてみればこうしたことを意識するとはあまりないご様子で、「自分で選んだ絵本を読み聞かせられるのはすごく嬉しい」といった素直な喜びの声をよく聞きます。

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 このシニアによる読み聞かせ活動の効果を当研究所では、シニア、子ども、学校環境の3つの観点から調べています。その結果、シニアの社会的な交流について、少なくとも2つの効果が見られています。まず、近隣の住人以外の知人が増えたこと、つぎに、子どもとの交流が増えたことです。子どもが、登下校時に声をかけてくるようになった、子どもと町中で出会ったときに、一緒にいた両親を紹介してくれた、日常のあいさつが増えたといった声をシニアさんからよく聞きます。

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さらに、シニアの体力や精神面での変化も調査していますが、多くは改善傾向が見られています。実感として見た目にも変化は現れます。女性の方は、お化粧をしていらっしゃるようになり、服装も明るい色になります。笑顔が増え、背筋もピンとまっすぐになります。これは大きな変化だと思います。人に見られることを意識し、活動が認められて自信が増すことで、行動様式に変化が現れてくるわけです。

 

子どもの前に出るということは、かなりのプレッシャーではあるのですが、それによって気持ちの張りがでるのでしょう。中には、緊張しすぎて読み聞かせを遠慮する方もいらっしゃいますが、子どもが熱心に話を聞き、真剣な反応をする様子を見て、徐々にご自分でも読み聞かせしたいと思うようになるようです。


週1回であっても、読み聞かせを半年、1年と長期で続けていくとは簡単ではありません。しかしながら、子どもたちが待っていると思えば、決まった時間に起きて、きちんとした格好で行こうという気持ちになるのも確かだと思います。「また読み聞かせにきてね」と言ってもらうことが嬉しくて、「大変だけどがんばってますよ」と話される方は多いです。

こうした一つ一つが、シニアの活動の長続きにつながり、結果として心身の健康を維持する「しかけ」と言えます。

 

この活動は、基本的に募集をかけて参加者を募ります。広報や口コミ、タウンニュースに告知記事を載せてもらうこともあります。応募者が集まったら、1回2時間ほどの読み聞かせ講座を10回ほど受けていただいた後、小学校などの施設で実践します。ただ文字を読むということではなく、滑舌や姿勢のこと、さらに絵本を理解していただくためにも専門家による指導は活動を始める上で必須としています。

 

講座は、1グループ20名ほどで行われ、その卒業生として全体で300名ほどが現在活動しています。参加者の年齢には幅があり、最高齢は87歳の方です。もともと60代以上の方という制限を設けていましたが、60代以下の若い世代にも参加していただいた方が、グループが維持されやすいというのが、ここ10年くらいの研究で分かってきました。ただ、シニア世代が主体となって活躍していただくには、年齢を引き下げすぎても、若い世代に頼ってしまう可能性がり、悩ましいところです。 
 

活動するうちに、デイサービスや特別養護老人ホームの方から、ボランティアさんのもとへ直接依頼が入ってくるようにもなってきています。りぷりんとは、「世代間交流」をテーマとしているので、子ども向けの読み聞かせを行ってきましたが、今後は、子どもに限らずいろんな世代の方に読み聞かせを広げて行くことになると思います。

 

人と人との関係性やつながりを、社会学的には「ソーシャルキャピタル」と言います。かつては、町内会や自治会といった非常に強いつながりがありましたが、現代では希薄になりつつあります。住んでいる土地になじみがあり、友人知人もいるというのが一昔前の日本でした。しかし、今は必ずしもそうではありません。お母さんがたは、PTAなどで多少地域との関わりがありますが、男性は、会社との関係が優先で、地域との関わりが薄くなっています。でも、退職後は仕事関係はなくなりますが、ご近所にも知り合いはいないという状況になります。

 

ですから、これからは地域の誰かと関係を作ることが非常に重要になると思います。ボランティア活動によるゆるいつながりを構築していけば、かつて会社人間として地域になじみのかなった男性も近隣住民との結びつきができて地域全体にも安心感が生まれるのではないでしょうか。
 

 りぷりんとも今後は、各地区で活動を続ける皆さんがまとまるようにNPO法人化していただき、私たち研究チームはサポートに回ろうと考えています。この活動を社会的にももっと広めていきたいと強く思っているので、りぷりんとの組織としての独立化が私たちの今の一番の願いなのです。

 



2014年1月 8日 18:00

ノルディック・ウォークで無理なく体力づくり

 

 

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松本陽子健康体操研究所代表
松本陽子先生


 

979年に愛媛県で健康体操研究所を開いて以降、健康運動指導士としてさまざまな取り組みを行ってきました。健康運動指導士とは、スポーツクラブなどで直接体育指導を行う運動の専門家なのですが、理学療法士や保健師に比べて認知度は低く、当初は四国でも私のみという状況でした。でも健康長寿社会が到来するこれからは、現場型の健康運動指導士の必要性はもっと高まっていくと思います。

●高齢者にすすめたいノルディック・ウォークとは
先般、高齢者研究をしているある先生から、高齢者は運動をすると認知障害を防ぐことができる、とお聞きしました。多くの高齢者は足腰が弱っていますから、筋トレとストレッチをしっかり行うように指導していますが、そうすると身体の痛みも和らぎ自然と歩けるようになります。どんな高齢者でも椅子に座りっぱなしや寝たきりにならず、まずは立ち上がって歩くことが大切。それが認知症防止にもつながるのであれば、なおよしですね。
とはいえ、例えば一度痛めた骨に長時間負荷をかけるようなことは避けなくてはなりません。そこで2本のポールを使って歩行する「ノルディック・ウォーク」に注目しまして、09年に「えひめノルディック・ウォーク協会」を立ち上げました。もともとスキー選手の夏場のトレーニングとして実施されていたのですが、それに医学的な裏付けを付けたフィンランドから世界へと広がってきたのです。日本でも17年位前に宮下充正先生によって伝えられ瞬く間に拡大、今では全国大会も各地で開催されています。
ノルディック・ウォークは、アスリートのトレーニングから高齢者の体力づくり・障害者のリハビリ・「歩育」として幼児から子供達にまで広がってきています。
高齢者が大会に臨む時にいつも見られる光景ですが、最後まで歩けた!!という達成感や感動で顔を紅潮させ友達と賑やかに話していられる様子に 準備を進めてきた役員達も胸を熱くさせ涙まで浮かべる者も居て 疲れなど吹っ飛んでしまいます。歩く事は誰にでもできることですが、高齢者にとってはその歩く事が大変であり、歩ける身体づくりを継続してきたからこそ得られたこの感動や喜びや仲間達との絆は何ものにも代え難い事であり、高齢者にとってはとても大切な事と思います。
●「歩く」ことより「歩ける身体をつくる」こと
こう話すと、私のレッスン指導は、「歩くこと」に重点を置いていると思われがちですが、実際の目的は「歩ける身体をつくる」こと。そのためのストレッチングや筋力トレーニングが中心ですが、 最近は認知症予防運動も取り入れています。『ヘルシーデザインノート』を毎日つける事。これも脳トレになるのです。血圧、体重、歩数等の記録を取る事は健康づくりには欠かせませんが、字を書く習慣も大切で、このノートの中には、今週の四文字熟語やキーワードなどがあり 脳を活発に働かせるにとても重宝しています。生徒さんの中には付ける事を忘れる方もいらっしゃるので 時々見せてもらっています。
研究所の教室の生徒さん方は一度入会されると、重い病気にでもならない限り、教室を辞めるという生徒さんはまずいません。辞めてしまうと運動する機会も無くなってしまい、自分を駄目にしてしまうという思いと皆さんの絆がより強い結びつきである事でしょうね。30年以上も通い続けている人もいますし、指導者達も私も教室の皆さんをまるで家族のように親しくさせてもらっています。
そのためには、いろいろと工夫されたレッスンプログラムで基本的な身体づくりすると共に ウォーキングは1週4~5日自宅周辺を、日曜だけは愛媛県美術館前に集合し皆でいろいろな所へ1時間位歩きます。その時は、胸に会員証をさげ 帰りに印鑑をおしてあげますが、カードの裏には 万一に備えて顔写真と名前、かかりつけの病院、緊急連絡先などを記載したものを常に携帯してもらいます。これも7年間一週も休まず続けています。
マスコミも良く取り上げて頂き 先日、NHKのテレビで四国全域に放映された時は、電話が鳴り続けましたが、新聞等にも取り上げて下さるため「ノルディック・ウォーク」の言葉や関心を持つ方も増えてきています。ウォーキングは年に6回位遠出をします。日帰りから一泊の小旅行、海外へも出かけますし、全国大会への参加もその一つです。
この他に1年の締めくくりは、ホテルを借り切っての「クリスマスパーテイー」を300名位で楽しみます。
●行政とのコラボでメタボ解消を実践
国の助成金事業で西予市(愛媛県)ではメタボリックシンドロームと診断された住民の50代から70代後半の方々50名を集めて、効果測定を行ったことがあります。期間は3ヶ月間、愛媛大学医学部、自治体、地域医療関係、医療機器関係者と住民の皆さんでPCを使って体重、血圧、歩数等の管理をしながら 私達健康運動指導士が週2回の指導を行いました。参加された皆さまもやる気があり、とても楽しく続けられました。その結果、全員目標に達しメタボ脱出に成功。皆さん、大喜びでした。これは継続しなければと住民の皆さんが立ちあがり「いきいき健康大学」を設立し 現在も続けています。
松山市でも愛媛大学医学部とオムロンとの共同で、様々な効果測定と共に基礎的な体力づくりの講座を行いました。100名の募集に対し、250名の応募があり大変好評だったので8年間続きました。松山市では 現在、新しく「ノルディック・ウォーク教室」として講座を始めています。
運動による効果は様々に調べてきましたが、全てにおいて良い値が出ました。いつも良い結果がでるのは 参加者ご自身が実行されたためで私は参加者の雰囲気づくりをしているだけです。皆さんには その間に継続しようとする心や支えあう友達をつくって頂く事
指導者は、それにしっかりと答えることが大切だと考えています。
●弘法大師1200年にウォークイベントも
来年は弘法大師生誕1200年ですので、その関連イベントを検討中です。今年春、第2回ノルディック・ウォーク全国大会として、初めて六ケ寺を廻るお遍路コース(20km)IVV認定コースを設定しました。四国は「おもてなし」の国ですから 各団体にご提供頂いたジュースやおにぎり・豚汁などを、各お寺の所やその近くでいろいろと用意し役員達から「お疲れ様!」と声をかけられると ホッとされるようで、「美味しいです!御馳走様!」と明るい笑顔で歩いていかれました。
この大会は、のべ300名ほどのボランティアにご協力いただきましたが、なんと70代以上の高齢者の方ばかりだったのです。でもどなたも、お役に立つ事が嬉しくて その姿は若々しく 活き活きとしていらっしゃいました。こうした仲間達から 元気を頂いて 来年も もっと内容を充実して様々な取り組みをしていきたいと 毎日考えている私が 一番幸せなのかも知れません。皆さんも四国松山のウォーキングを楽しみ 道後のお湯にゆったりとつかりに来られませんか。
<プロフィール>
愛媛大学教育学部卒業・愛媛県立高等学校教諭を経て、松本陽子健康体操研究所設立(1979年)。えひめ体操フェスティバル3000名大会主催(84年~01年)、松山祭り優勝チームの演出(81年~08年)、日本健康運動指導士会愛媛県支部設立初代支部長(93年~95年)、愛媛県高齢者体操指導者養成セミナー主催(98年~現在に至る)などを歴任、最近は主に高齢者の健康づくりのために活動中。ノルディック・ウォークを四国に普及すべく、愛媛県ノルディック・ウォーク協会を設立(09年)。

1979年に愛媛県で健康体操研究所を開いて以降、健康運動指導士としてさまざまな取り組みを行ってきました。
健康運動指導士とは、スポーツクラブなどで直接体育指導を行う運動の専門家なのですが、理学療法士や保健師に比べて認知度は低く、当初は四国でも私のみという状況でした。
でも健康長寿社会が到来するこれからは、現場型の健康運動指導士の必要性はもっと高まっていくと思います。

 

 

 

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●高齢者にすすめたいノルディック・ウォークとは


先般、高齢者研究をしているある先生から、高齢者は運動をすると認知障害を防ぐことができる、とお聞きしました。
多くの高齢者は足腰が弱っていますから、筋トレとストレッチをしっかり行うように指導していますが、そうすると身体の痛みも和らぎ自然と歩けるようになります。
どんな高齢者でも椅子に座りっぱなしや寝たきりにならず、まずは立ち上がって歩くことが大切。
それが認知症防止にもつながるのであれば、なおよしですね。


とはいえ、例えば一度痛めた骨に長時間負荷をかけるようなことは避けなくてはなりません。
そこで2本のポールを使って歩行する「ノルディック・ウォーク」に注目しまして、09年に「えひめノルディック・ウォーク協会」を立ち上げました。
もともとスキー選手の夏場のトレーニングとして実施されていたのですが、それに医学的な裏付けを付けたフィンランドから世界へと広がってきたのです。
日本でも17年位前に宮下充正先生によって伝えられ瞬く間に拡大、今では全国大会も各地で開催されています。


ノルディック・ウォークは、アスリートのトレーニングから高齢者の体力づくり・障害者のリハビリ・「歩育」として幼児から子供達にまで広がってきています。

高齢者が大会に臨む時にいつも見られる光景ですが、最後まで歩けた!!という達成感や感動で顔を紅潮させ友達と賑やかに話していられる様子に、準備を進めてきた役員達も胸を熱くさせ涙まで浮かべる者も居て、疲れなど吹っ飛んでしまいます。
歩く事は誰にでもできることですが、高齢者にとってはその歩く事が大変であり、歩ける身体づくりを継続してきたからこそ得られたこの感動や喜びや仲間達との絆は何ものにも代え難い事であり、高齢者にとってはとても大切な事と思います。

 

 

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●「歩く」ことより「歩ける身体をつくる」こと


こう話すと、私のレッスン指導は、「歩くこと」に重点を置いていると思われがちですが、実際の目的は「歩ける身体をつくる」こと。
そのためのストレッチングや筋力トレーニングが中心ですが、最近は認知症予防運動も取り入れています。
『ヘルシーデザインノート』を毎日つける事。これも脳トレになるのです。
血圧、体重、歩数等の記録を取る事は健康づくりには欠かせませんが、字を書く習慣も大切で、このノートの中には、今週の四文字熟語やキーワードなどがあり、脳を活発に働かせるにとても重宝しています。
生徒さんの中には付ける事を忘れる方もいらっしゃるので 時々見せてもらっています。


研究所の教室の生徒さん方は一度入会されると、重い病気にでもならない限り、教室を辞めるという生徒さんはまずいません。
辞めてしまうと運動する機会も無くなってしまい、自分を駄目にしてしまうという思いと皆さんの絆がより強い結びつきである事でしょうね。
30年以上も通い続けている人もいますし、指導者達も私も教室の皆さんをまるで家族のように親しくさせてもらっています。


そのためには、いろいろと工夫されたレッスンプログラムで基本的な身体づくりすると共に、ウォーキングは1週4~5日自宅周辺を、日曜だけは愛媛県美術館前に集合し皆でいろいろな所へ1時間位歩きます。
その時は、胸に会員証をさげ 帰りに印鑑をおしてあげますが、カードの裏には、万一に備えて顔写真と名前、かかりつけの病院、緊急連絡先などを記載したものを常に携帯してもらいます。
これも7年間一週も休まず続けています。

マスコミも良く取り上げて頂き、先日、NHKのテレビで四国全域に放映された時は、電話が鳴り続けましたが、新聞等にも取り上げて下さるため「ノルディック・ウォーク」の言葉や関心を持つ方も増えてきています。
ウォーキングは年に6回位遠出をします。
日帰りから一泊の小旅行、海外へも出かけますし、全国大会への参加もその一つです。

この他に1年の締めくくりは、ホテルを借り切っての「クリスマスパーティー」を300名位で楽しみます。

 

 

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●行政とのコラボでメタボ解消を実践


国の助成金事業で西予市(愛媛県)ではメタボリックシンドロームと診断された住民の50代から70代後半の方々50名を集めて、効果測定を行ったことがあります。
期間は3ヶ月間、愛媛大学医学部、自治体、地域医療関係、医療機器関係者と住民の皆さんでPCを使って体重、血圧、歩数等の管理をしながら、私達健康運動指導士が週2回の指導を行いました。
参加された皆さまもやる気があり、とても楽しく続けられました。その結果、全員目標に達しメタボ脱出に成功。
皆さん、大喜びでした。
これは継続しなければと住民の皆さんが立ちあがり「いきいき健康大学」を設立し 現在も続けています。


松山市でも愛媛大学医学部とオムロンとの共同で、様々な効果測定と共に基礎的な体力づくりの講座を行いました。
100名の募集に対し、250名の応募があり大変好評だったので8年間続きました。
松山市では現在、新しく「ノルディック・ウォーク教室」として講座を始めています。

運動による効果は様々に調べてきましたが、全てにおいて良い値が出ました。
いつも良い結果がでるのは 参加者ご自身が実行されたためで私は参加者の雰囲気づくりをしているだけです。
皆さんにはその間に継続しようとする心や支えあう友達をつくって頂く事、
指導者は、それにしっかりと答えることが大切だと考えています。

 

 

 

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●弘法大師1200年にウォークイベントも


来年は弘法大師生誕1200年ですので、その関連イベントを検討中です。
今年春、第2回ノルディック・ウォーク全国大会として、初めて六ヶ寺を廻るお遍路コース(20km)IVV認定コースを設定しました。
四国は「おもてなし」の国ですから各団体にご提供頂いたジュースやおにぎり・豚汁などを、各お寺の所やその近くでいろいろと用意し役員達から「お疲れ様!」と声をかけられるとホッとされるようで、「美味しいです!御馳走様!」と明るい笑顔で歩いていかれました。

この大会は、のべ300名ほどのボランティアにご協力いただきましたが、なんと70代以上の高齢者の方ばかりだったのです。
でもどなたも、お役に立つ事が嬉しくて、その姿は若々しく活き活きとしていらっしゃいました。
こうした仲間達から元気を頂いて、来年ももっと内容を充実して様々な取り組みをしていきたいと毎日考えている私が、一番幸せなのかも知れません。
皆さんも四国松山のウォーキングを楽しみ 道後のお湯にゆったりとつかりに来られませんか。

 

 

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<プロフィール>

愛媛大学教育学部卒業・愛媛県立高等学校教諭を経て、松本陽子健康体操研究所設立(1979年)。
えひめ体操フェスティバル3000名大会主催(84年~01年)、松山祭り優勝チームの演出(81年~08年)、日本健康運動指導士会愛媛県支部設立初代支部長(93年~95年)、愛媛県高齢者体操指導者養成セミナー主催(98年~現在に至る)などを歴任、最近は主に高齢者の健康づくりのために活動中。
ノルディック・ウォークを四国に普及すべく、愛媛県ノルディック・ウォーク協会を設立(09年)。


 


2014年1月 8日 17:47

杉並区天沼の地域に根付いた薬局、タマキ薬局。
2013年にはヘルシーデザインクラブと共に地域住人に向けたセミナーを
定期開催いたしました。
専務取締役の古坂利恵さんに、これらの活動について感じたことをお伺いしました。

 

 

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利用者さんがすごく笑顔になってよかったといってもらえるセミナーばかりだったので、 
私もとても楽しく、薬局冥利に尽きます。 
当店はお客様がどのように喜んでもらえるのかを重視する薬局です。 
自分の健康を守る為に、どのような薬を選ぶのかをサポートする薬局です。 
セミナーを開催することで、さらにお客様との距離が近くなったと感じています。 

ベビーマッサージは架け橋として大事だと特に感じました。 
地域の課題として考えるとき、今の子育て中の母親の多くは孤独です。 
そんなときに、この薬局に行けば誰かと相談できるんだ、と 
頼られるような薬局でありたいと思います。 

 

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インターネットを使って薬を買える時代になりましたが 
かかりつけ薬局で相談しながら、自分の目で選ぶことをおすすめします。 
適した薬や、薬の飲み方などは1人ひとり異なります。 
インターネットにあることを信じるばかりでなく、専門家と話すことが重要です。 

目指しているのは、ディズニーランドのような薬局です。 
笑顔と癒しとお花の空間、第3のスペースを提供したいと努力しています。 
店内ではコーヒーを飲みながら相談にも応じているので、ほっと一息ついていただきたいです。 

おかげさまで、お客様からの相談の内容にも変化が出てきました。 
今まで受けていた相談よりも、もっと重い症状についての悩みを打ち明けられることが増えました。 
相談のあとに「りえちゃんと話せて良かった」と言ってほっとしたお客様の表情を見ると 
薬局にプラスアルファした価値を提供できているという実感が湧きます。

 

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2013年11月20日 13:20

ローソン久が原一丁目店のトライアル

 

 

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ローソン
健康推進プロジェクト リーダー
工藤由佳さん


ローソンの健康への取り組みは、いま急に始まったことではありません。
振り返ると、2001年7月にナチュラルローソン第一号店を出店、
07年には生鮮強化型店舗を本格展開し、
09年10月からOTC医薬品の販売を拡大、翌年には農業生産法人を設立し、
クオールと共同で調剤薬局併設店舗をオープンしました。

さらに12年には、タニタ社とのコラボで「健康志向のお弁当」を開発、
ブランを使ったパンやケーキを発売、
その一方で社員の健康サポートとして
「健康アクションプラン」というアプリを活用した
レコーディングの仕組みを導入するなど、
健康づくりに様々な形で取り組んできました。

そして、今年3月に有機野菜宅配の「大地を守る会」と業務提携し、
「ローソン久が原一丁目店」も、健康志向や高齢化社会に対応した
未来型コンビニエンスストアのモデル店舗として、
5月にリニューアルオープンしました。
健康志向商品の実験販売や「大地を守る会」野菜の販売、
OTC医薬品の販売などを行っています。

ローソンは、「みんなと暮らすマチを幸せにします」というのが企業理念。
その主軸になるのが健康なのです。
ですから、まずはモデル店舗で様々な先行展開行い、
そこで得たノウハウを全国の店舗に注入していこうという考え方を
とっています。

 

 

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●企業コラボで健康応援イベントを開催

  

8月31日の「やさいの日」には、店頭で健康応援イベント
「スマイルフェスタ」を開催し、おかげさまで大勢のお客様に
ご来店いただきました。
「大地を守る会」の青空フェスタやタニタの体組成計を活用した
健康指導会なども好評でした。

野菜は、従来は店の奥側に陳列するのが普通でしたが、
久が原一丁目店では入口を入ってすぐの目立つ場所に置いています。
光や温度など管理が大変ですが、野菜を販売していることが
健康イメージも強まるというお客様の声をもとに
展開場所を変更したところ、通常店舗より2~3倍の売上げになっています。

また、タニタ社の協力で体組成計を置いています。
かなり高機能のものですが、見ているとウォーキング途中の女性のお客様や
会社員のお客様が定期的にご利用いただいてます。

我々は、「マチのほっとステーション」ですから、
お客様にとっていろいろな場でありたいと思っています。
商品だけでなくサービスも含めてですね。
このあたりはスーパーが遠く坂も多い。ご高齢のお客様には
スーパーとして利用していただいているという認識もあります。

OTC医薬品の販売も徐々に強化しています。
薬の販売は9時~22時までですが、相談用のテレビ電話も設置しており、
薬剤師と24時間つながり、無料で専門家に相談できるのが特色です。

 

 

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●ブランシリーズと野菜を軸に

 

私が担当する「健康推進プロジェクト」は、
ローソンが今後、健康を軸に展開するなかでの社内のつなぎ役的存在。
4月に立ち上げましたが、それ以前の業務は、「からあげクン」など
ファーストフーズの販促担当をしていました。今とは真逆ですね(笑)。

今力を入れているのは2つ。
一つは、ブランパンをはじめとしたシリーズの拡大です。
ブランパンは、歴代商品で最もお客の反響が大きかった商品です。
特に糖質を気にされるお客様にご支持いただき、
繰り返し購入されるリピート率が高いことが特徴です。

お客様からは、
「あなたたちのやっていることは社会的に有意義なことだから
続けてください」「本当にありがとうございます」などなど、
深いコメントがたくさん届きました。
私たちも糖質を気にされているお客様が食べるものを購入することに
ご苦労されているとは知らず、このブランパンを通じて大いに学びました。
売れなかったらやめればよい、といった安易な取り組みにならないように
しなくては、と考えています。

もうひとつは、野菜を食べようという取り組みです。
野菜の生産は、2010年のローソンファーム千葉に始まり、
今年のローソンファーム山梨で10箇所目となりました。
土づくりにもこだわった野菜作りを進めています。
また、野菜そのものの販売のみならず、おでんの具材など加工品としても
販売しています。畑に併設した加工所で収穫してすぐの大根が
加工されていて、私も驚きました。


このように様々な取り組みを進めています。
悩みはそうした活動があまり知られていないこと。
これからは、積極的に情報発信を行い、
もっと健康の取り組みをみなさんに知っていただけるよう
努力していきたいと思っています。


 

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<プロフィール>

1982年生まれ。宮城県出身。2005年入社。水戸地区に配属。
店長、スーパーバイザーを勤めた後、本社広告販促企画部に異動。
看板商品「からあげクン」などの販促担当に。
2013年4月から「健康推進プロジェクト」リーダー。


2013年10月24日 18:48

第1回仁生堂ヘルシーサロンが、10月2日(水)に開催されました。

今回のヘルシーインタビューは、講師もつとめられた

仁生堂薬局取締役の永田真路さんにお話を伺いました。


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開催当日は悪天候のもと大勢の方に足を運んで頂きました。

ヘルシーサロン終了後も、ご参加下さったお客様が何人も店頭にいらして

サロンの感想をお聞かせくださいました。

内容については概ね好評でしたので、

ほっと胸をなでおろしています。

私自身も1回目としては、次回に向けての課題は

ありつつも十分に成功だったと思っています。

「2回目の開催を楽しみにしている」というお声をお客様からいただくと、

本当に開催してよかったと改めて感じました。


今回、私自身も講師として皆様の前でお話ししたことで、

以前よりもお客様が私の話に耳を傾けて下さるようになりました。

仁生堂薬局の代表として講師という場に立てたおかげで、

永田という人間の捉え方が少し変わったのかもしれません。

普段店頭で親しくお話している時とは、

少し見る目が変わったように感じています。

また、お客様の知り合いをご紹介いただく機会も増えて、

新たなつながりが生まれたことを嬉しく思っています。


ヘルシーサロン開催の目的は、お客様自身が健康に対する意識を高め、

仁生堂を通じて安心・安全かつ正しい情報を受取って頂く事にあります。

それに伴い仁生堂が相談できる薬屋として情報発信していく事で、

より地域のお客様にとって

快適な生活を送るお手伝いをする事が使命でもあります。

今回このような場を設けたことで、

別のスタッフが担当していたお客様とも店頭で

会話を交すようになり、またさらにお客様との接点に

厚みが増したのではないかと思っています。


次回開会に向けても社長の馬場が闘志を燃やしており、

今回叶わなかった講師としても強く希望されております。

2回目を開催する際には、

ぜひ社長のパワフルな講演が実現すると思います。

ヘルシーサロン開催を通じてとくに感じたことですが、

普段現場では新しいお客様との出会いを1人でも増やそうと考えると、

すぐ外の接点に目を向けがちになります。

しかし、既存のお客様との関係をこれまで以上に大切にすることが、

結果的に新しいお客様との出会いにつながるのだと痛感致しました。

また、一部のお客様からは「開催の頻度が高まるのであれば、

有料で参加してもよい」というご意見もありましたので、

次回開催に向けての企画もさらに拍車がかかる思いであります。


今回は応募人数30名の所、結果40名程の参加希望を頂戴しました。

次回以降、会場の広さや応募人数も考慮しながら

内容をより充実させていくことも考えています。

そして、一人でも多くのお客様をお招きして、

ヘルシーサロンを通じての輪を広がる事が目標であります。

その目標に向けて新しい一歩を踏み出したという意味で、

第1回目の開催はとても意義深いものとなりました。


今回仁生堂ヘルシーサロン開催に至るまでご協力を頂いた、

ヘルシーデザインクラブの武藤様、藤本様を筆頭に

多くの方に感謝しております。

この場をかりてお礼申し上げます。

有限会社 仁生堂取締役 永田 真路

 



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