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2013年9月26日 10:47

9月14日に天沼小学校で行われた

「子育て講演会 子どもの健康は正しい薬の知識から」にて

天沼小・学校薬剤師の内山みつ美氏からお話を伺いました。

 

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薬とは、内服薬・外用剤・注射剤の3つに分類され、

その効き目は『体の中の薬の量』で決まります。

血液に溶けている薬の濃度のことを血中濃度といい、

これによって薬の効果の現れ方が決まります。

そのため、「効かないからもう1錠」「痛みが軽いから半分だけ」

という飲み方はやめましょう。


薬は一人ひとりの症状に合わせて使う必要があります。

特に処方薬を他人からもらったり、また渡してはいけません。

似たような症状だとしても、原因や体質が異なる場合があるためです。


 

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薬の飲み方ですが、水か白湯で飲むのが最も良いです。

貧血時に飲む鉄剤で実験したところ

水の中に鉄剤を溶かしたときにはきれいに溶けましたが、

お茶の中に鉄剤を溶かすと、不純物が出てきてしまいました。

このように、飲み物によって薬の効き目の現れ方が

異なってしまうので注意してください。

最近はゼリータイプのオブラートも市販されているので、

これを使用しても問題ありません。

 

 

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薬を自己判断で飲むよりも先に、お薬手帳を持って、

かかりつけの薬局を訪ねる事が大切です。

お薬手帳は災害時にも役立ちます。

今までどのような薬を飲んでいたのかを薬剤師が見れば、

その人の体質を知ることが出来ます。

新たに薬を処方するときにも副作用や相互作用のある薬を避けて、

適した薬をお出しする事が出来ます。


また、購入する薬局を決めておくと、

購入する薬が自分の体質に合っているのかという

アドバイスをもらえたり

健康食品やサプリメントの相談にも応じてもらえます。


正しい知識を身につけ、これらのことに気をつけながら

薬とうまく付き合っていきましょう。

 

 


2013年8月30日 15:00

今回のヘルシーインタビューは、「年を重ねることを不安に感じない社会」の

実現を目指して、2008年から「オヤノコト.エキスポ」をプロデュースしている

大澤尚宏氏(株式会社オヤノコトネット社長)にお話をうかがいました

 

 

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 「オヤノコト.エキスポ2013」のご来場者から、

「多くの来場者は、このイベントに出ている商品やサービスは、

オヤノコト社が推薦している商品だと捉えていると思いますよ」と

 意外なご指摘をいただきました。

その上で、「オヤノコト社のお勧めの企業の商品やサービスがそこに

出展していると来場者が考えるのであれば、

今後はさらに出展社や出展する商品には注意を払うべきでしょう」と

アドバイスを下さったのです。 

 

この言葉を受けて感じたのは、「オヤノコト.エキスポ」は

単なる展示会イベントではなく、

「オヤノコト」に対して強い興味と共感を持ってくださっているユーザーと、

参加しているサプライヤーの大規模な交流会(オフ会)のような場に

なりつつあるのではないかという点でした。

つまり、これまでは「オヤノコト」を単にキーワードとして捉えていた人達が、

「オヤノコト社が展開している事業内容」に着目し始めた

兆候なのだと思います。

まさに、当社理念への共感と事業への信頼も増してきたのかもしれません。

これは昨年の「オヤノコト.エキスポ2012」が終わった頃から感じていたことでもあり、

1つの転換期に差し掛かっているのでしょう。

 

 

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さらに、出展社側からも、

「もうそろそろ、来場者数や会場でのパンフレットの配布数などを

目標にする出展社を集めるのではなく、

良い意味でのクローズドイベントとして、理念に共感する個人とサプライヤーの

出会いの場として展開していくべきではないか」という意見もありました。

来場者の中には毎年楽しみにされているリピーターもたくさんおられますし、

出展社サイドもいわゆる一般的な展示会(シニア向け博覧会)とは

一味違うものだと捉え始めています。今後はさらに交流会のような

スタイルになっていくのだと思います。

 

 

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ところで、毎年欠かさず来場して下さる女性からは、

「オヤノコトが大好き。1年前の親の状態と今の親の状態は変わってくるので、

毎年毎年必要とする情報も変化しますね」というコメントをいただきました。

また、去年まではアメリカに住みながら

「オヤノコト.マガジン」を取り寄せて読んで下さった方からは、

「今年は帰国したので、念願かなってこの会場に

来られました!」という嬉しいお声も寄せられました。

またセミナーでご講演いただいた先生方が、

ご自分のこととして「オヤノコト」を語りながら、

会場を大いに盛り上げて下さったのがとても印象に残っています。

 


これからも「オヤノコト」は、その理念と志に共感してくれる企業と共に

展開していくつもりです。単に人口動態の変化に応じて、高齢化が

進んでいるから高齢者向け商品やサービスを開発したいだけで、

そこに理念も志も感じられない企業とは付き合っていくつもりはありませんし、

そんなビジネスの座組みを作ったところで成功するとは思えません。

「オヤノコトの理念やマーケティング手法に共感する企業が徐々に

増えてきていますので、そうした皆様と組みながらゆるぎない

プラットフォームを作り上げていくつもりです。今は東京だけで

開催している「オヤノコト.エキスポ」ですが、今後は国内の各地で、

さらには海外での開催も出来ればと夢を描いています。

そして、どこで開催するにしても「オヤノコト」の理念やルールを守り、

消費者を守る姿勢が揺るぎないものであるか、

そこを厳しくチェックするのが私たちの役割だと思っています。

 


新たなマーケットをつくるということと社会を良い方向に変革していくことは

基本的に同じことではないでしょうか。

これまで、特に我が国では、企業はお金儲けをするところであって、

社会を良くする、あるいは変えていくのは政治やNPOの仕事だという

考え方が普通でした。私は、これからの時代は、この2つは車の両輪とも

言うべきものだと確信いたします。まさに、今やそういう時代に入った

にもかかわらず、そこに気が付いていない企業が多いと感じることが

多々あります。その発想の転換をすることが、

今後の少子高齢化・人口減少社会の中でも成長していくヒントでしょうね。


 ※「オヤノコト」「そろそろ親のこと」は、株式会社オヤノコトネットの登録商標です。

 

 


プロフィール

大澤尚宏(おおさわ・たかひろ)株式会社オヤノコトネット代表取締役

1995年身障者を対象にした我が国初の本格的生活情報誌「WE’LL」を創刊、

同時に「WE’LL net」を立ち上げる。2002年、車いすユーザーのための

フリーペーパー「アイムファイン」創刊。

2008年「そろそろ親のこと・・・オヤノコト.エキスポ2008」を

プロデュース。2009年株式会社オヤノコトネットを設立。

オヤノコト.net http://www.oyanokoto.net/

 


2013年5月30日 14:03

~公益財団法人 日本健康アカデミー 古瀬智之理事長~

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少子高齢化の急速な進展の中、生涯現役でいるためには

心身ともに元気な体づくりを行うことが大切です。

その一端を担うべく、様々な健康活動を行う

日本健康アカデミーの古瀬理事長に

健康維持の必要性や財団としての使命、

今後の展開などについてお話しを伺いました。

 

私たちが運営する「公益財団法人 日本健康アカデミー」は、

少子高齢化社会が進む中で、一人ひとりが健康な生活を送るための

ヒントとなるようなセミナーや講演を行っています。

 

平均寿命が80歳を超えている現在の状況は、

人類がいまだかつて経験をしていないことです。

そこに対応できる健康的な精神と肉体を保つ努力が必要とされ、

今が未曽有の社会変換期であることは間違いありません。

 

人間の体は、十万年、百万年単位で進化しているのに対し、

環境は、10年、20年、早ければ2~3年のサイクルで急激に変化しています。

本来、東アジアの人間の体は、欧米の人間に比べて小さく、

エネルギー消費を低く抑えられるといった“省エネ型”にできています。

しかし今は、獲物を摂るといった文化はなくなり、

身の回りに食べ物が十分に溢れている。

昔は意識をしていなくても、農作物を耕したり、

交通機関が整備されていなかった理由などから、知らないうちに

体を動かしていましたが、今は、体を動かす必要性が薄くなってしまった。

こうしたことから、人間の体質が環境に追いついていかず、

ミスマッチが生まれ、生活習慣病などになりやすくなってしまったのです。

 

現在の社会状況に打ち勝つためにも、本能を抑えて、

意志の力を活用して、健康的な生活を維持していく必要があります。


そのお手伝いをするのが、日本健康アカデミーの使命であると考えています。

 

新しいテーマをつくり出す工夫を常に意識

毎月行うセミナーの内容は、役員とセミナー会議を定期的に行い、

世の中のニーズに合わせたテーマを取り上げるように心がけています。

1つは、体を動かすこと。ダンスや気功など、

楽しみながら行える内容を選定しています。

2つ目は、精神的な病気について取り上げること。

私は、日本健康アカデミーの理事長以外に、

工業用計測機器製造販売などを行うコスモ計器という会社の

運営を行っているのですが、メンタルヘルスへの取り組みは、

企業の大きな課題となっています。

こうした理由から、私自身も、以前から関心をもっているテーマです。

3つ目は、生活習慣病に関して、治療のことだけでなく、

食生活や運動習慣を含めた予防方法、

早い段階で体の異常を察知できるような内容もお届けしています。

 

健康に関心を持ってもらうためには、

偏った内容や重複したテーマでは飽きられてしまう。

セミナー会議では活発に意見交換を行い、

新しいテーマをつくり出す工夫もしています。

そうした中で大変好評をいただいたのが、「大人の脳トレ」セミナー。

物忘れや覚えが悪くなるといった中高年の課題を、

楽しみながら解決に導くセミナーが出来ないかと試行錯誤して生まれました。

また、セミナーには、テーマに沿った健康課題を抱えている方も

多数ご参加いただいています。糖尿病セミナーの際に

「普段の診療の中で、お医者さんからあまり詳しく

聞けなかった病気の詳細について聞けて良かった」といった声もあり、

毎回たくさんの気づきをいただいています。

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健康づくりには“意志の力”と“自分への課題”が必要

日本健康アカデミーは今年の7月で設立から2年目を迎えますが、

私自身は10年前から、地元の小中学校で薬物乱用防止の講師を務めています。

当時からコスモ計器の中で指導的立場だったので、

別の場所でメンバーとして、社会奉仕活動を

行ってみたいと思ったことがきっかけです。

社会貢献という視点から様々な教育方法を学ぶことができ、

現在のセミナー活動に生かすことができました。

また、私事ではありますが、薬物乱用防止の講師を始めてから、

禁煙をしています。タバコをやめる難しさを身をもって体験し、

健康を維持するための運動方法も考えるようになりました。

スポーツが苦手だったため、すぐに実践できる方法として、

大きな犬を飼い始め、毎日の散歩を日課にしています。

健康をつくる上で必要なことは、意志の力以外に、

自分の外側にやらなければいけない理由をつくることも大切です。

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現在は、健康セミナーを東京中心に行っていますが、

今後は全国的な活動も視野に入れていかなければと考え、

夏ごろには神奈川県で開催する予定です。

また、今年度の4月から、健康についての教育や研究をしている人への

助成金事業を進めています。

新たな健康知識や健康づくりの成果を出してもらい、

それらの研究結果を日本健康アカデミーが社会に発信していく。

こうした流れをつくりながら、微力ではありますが、

健康的な生活を送ってもらえるお手伝いをしていきたいと考えています。

 

 

Profile

ふるせ・ともゆき 公益財団法人日本健康アカデミー理事長
特定非営利活動法人薬物乱用防止教育協会副理事長。
株式会社コスモ計器代表取締役を務めながら、
社団法人八王子青年会議所、
東京八王子陵東ライオンズクラブを経て、現職。
薬物乱用防止の講習会に講師として参加し、啓蒙活動も行う。


【公益財団法人日本健康アカデミー】

http://www.jp-kenko.org/index.html

【特定非営利活動法人薬物乱用防止教育協会】

http://homepage2.nifty.com/e-dap/

【株式会社コスモ計器】

http://www.cosmo-k.co.jp/

 

 


2013年5月 1日 13:57

~登山家 田部井 淳子~

 

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登山家の田部井淳子さんのインタビュー

“私が山に登り続ける理由”後編をお届けします。

★前編はこちら

 

 

考え方は様々だと思います
が、私は、山頂に立つことだけ
が登山ではないと思っていま
す。その土地の食や温泉、
人々の生活を知ること。そし
て、空港に降りてから目的地
にたどり着くまでのプロセス
も楽しむ。それも、登山の延
長ではないでしょうか。例え
ばエチオピアに行き、登山の
途中に山すそで満天の星を
眺めながら野宿する。シャ
ワーを浴びられなくても、見
たこともない物を見られると
いうのは、自分にとってこの上
ないぜいたくです。
自然の中に入ることそのも
のを楽しんでゆとりのある計
画を立てると、楽しみ方も変
わると思います。自分も60歳
を越えた頃から若い頃と比
べて体力や回復力の変化を
自覚するようになり、登山計
画そのものも余裕のあるもの
になりました。
現在は、東北で被災した人
たちと毎月ハイキングに出か
けたり、「健康山歩き講座」を
開講したりと、毎週のように山
に出かけています。その合間
を縫って、自分の好きな山に
も出かけるといった日々です。
先々の予定があり、それに向
けて説明会の日程や装備の
準備、資金集めなどの段取り
を考える。これも、脳の刺激に
なっているのかもしれません。
これまでを振り返れば、山頂
を目指して一生懸命になってい
た時期もあります。しかし今は
どんなに小さな国のどんなに
低い山でも、その国の最高峰
に登ろうと思っているのです。
世界地図を広げて眺める
と、足を踏み入れたことのない
場所が次から次へと見つか
り、行きたい所ばかりで困って
しまいます。国連に加盟してい
る193カ国中、まだ61カ国の山
頂にしか立っていません。まだ
まだ長生きして、見たこともな
い景色を見たいです。考え方は様々だと思いますが、私は、
山頂に立つことだけが登山ではないと思っています。
その土地の食や温泉、人々の生活を知ること。
そして、空港に降りてから目的地にたどり着くまでの
プロセスも楽しむ。それも、登山の延長ではないでしょうか。
例えばエチオピアに行き、登山の途中に山すそで満天の星を
眺めながら野宿する。シャワーを浴びられなくても、
たこともない物を見られるというのは、
自分にとってこの上ないぜいたくです。
自然の中に入ることそのものを楽しんで
ゆとりのある計画を立てると、楽しみ方も変わると思います。
自分も60歳を越えた頃から若い頃と比べて体力や
回復力の変化を自覚するようになり、
登山計画そのものも余裕のあるものになりました。
現在は、東北で被災した人たちと毎月ハイキングに
出かけたり、「健康山歩き講座」を開講したりと、
毎週のように山に出かけています。
その合間を縫って、自分の好きな山にも出かけるといった日々です。
先々の予定があり、それに向けて説明会の日程や装備の準備、
資金集めなどの段取りを考える。
これも、脳の刺激になっているのかもしれません。
これまでを振り返れば、山頂を目指して一生懸命になってい
時期もあります。しかし今はどんなに小さな国のどんなに
低い山でも、その国の最高峰に登ろうと思っているのです。
世界地図を広げて眺めると、足を踏み入れたことのない場所が
次から次へと見つかり、行きたい所ばかりで困ってしまいます。
国連に加盟している193カ国中、まだ61カ国の山頂にしか
立っていません。まだまだ長生きして、
見たこともない景色を見てみたいです。

現在発売中の『ヘルシーデザインノート』内に

掲載されている「Healthy Interview」には、

田部井さんをはじめ、服部幸應先生

 ハワイシニア協会会長 坂井諒三さん

 日本ウオーキング協会会長 宮下充正さん

東京大学高齢社会総合研究機構特任教授 秋山弘子さんなどの

 “健康の達人”にご登場いただいています。

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『ヘルシーデザインノート』の詳細はこちら

 

 

Profile

たべい・じゅんこ

1939年生まれ。昭和女子大学英米文学科卒業後、

社会人の山岳会に入会。69年女子登攀クラブを

設立。75年世界最高峰エベレストに女性世界初の

登頂に成功。92年女性で世界初の7大陸最高峰登

頂者となる。00年九州大学大学院比較社会文化

研究科修士課程修了。現在までに60カ国以上の

最高峰・最高地点を登頂。20~40代女性のため

の山の会MJリンク呼びかけ人。山岳環境保護団体・

日本ヒマラヤン・アドベンチャー・トラスト所属。

著書に『山の単語帳』(世界文化社)など多数。

 

 

 


2013年4月30日 11:32

2013年版『江戸帖』、ご注文受付開始!2013年版『江戸帖』、ご注文受付開始!2013年版『江戸帖』、ご注文受付開始!


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