2010年1月20日 12:51

オーガニックフードの啓もうを行う、
John Mooreさんのセミナーに参加しました。
タイトルは、『家の中はサラダ畑! 部屋の中で野菜を育てる方法
〜100%オーガニックフードを育てる〜』
(1月10日INAX世田谷ショールームにて)。

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自宅のベランダなど小さなスペースを活用して、
オーガニックな野菜を育てる方法がテーマでした。
元パタゴニア日本支社長で、
現在はJohn Moore associates代表を務める
John Mooreさんによると、
オーガニックは「哲学」とのこと。
野菜作りに限らず、環境に負荷をかけずに暮すという
基本的精神を持つ事が大切なのだそうです。
そのため、単に無農薬で育てる、という事だけでなく、
育てる器や肥料もリサイクル・リユースの視点を持って
工夫しましょうといった内容でした。
例えば、タネを発芽させるポットは卵のケース、
ダイコンなどの長めの根菜は、ペットボトルを鉢にしていました。
また、肥料には野菜のとぎ汁や落ち葉を利用。
コンパニオンプランツの大切さも教えてらっしゃいました。
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セミナーには、子供連れの姿も。
子供達には、タネの種類を当てさせたり、
家の中で鉢に使えるものを考えさせたりして、
親子で楽しく学べる工夫をされていました!
オーガニックは、子供達にこそ教えたい哲学
というMooreさんの姿勢が現れているように思いました。
皆さんも野菜作りを通じて、家族のコミュニケーションも
深めてみてはいかがでしょうか。

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2010年1月18日 12:00

2010年、年が明けてから一段と寒さが増してきましたね。

明後日、1月20日は二十四節気の大寒です。

1年の中で寒さが最も厳しくなる頃で、「寒」のど真ん中。この頃の水は「寒の水」といわれ、雑菌が非常に少なく体にもよいとされているそうです。昔からこの時期に酒造が盛んに行われてきたのも、「寒の水」の味わいが格別!だから、だとか。 

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個人的に「大寒」といえば、寒稽古。(武道ではこの時期に行う慣わしがあるのです。)学生の頃、さむーーーーーい道場で早朝、裸足で素振りをしていたのも、今となってはいい思い出です……。

嘆きたくなる寒さですが、逆に言えば、ここを乗り越えればこの先は温かくなる一方ですからWink、寒ぶり、寒ぼら、寒かれい、寒ぶな・・・など寒の時期のおいしいものもいただきながら、元気に乗り越えていきましょう。

そうそう、「大寒の日の朝の水は1年間腐らない」そうですよ。20日の朝は早起きをして、「寒」の恵みを汲んでみてはいかがですか?

2010年1月 5日 09:00

あけましておめでとうございます!

2010年がはじまりましたね。

さて、本日1月5日は二十四節気の「小寒」です。

今日から「寒の入り」となり、大寒(1月20日)を経て、節分(2月3日)までが寒中。

いよいよ本格的な冬の到来です。

 

 

寒中見舞いを出すのも今日から。寒中見舞いは、厳寒期に相手の健康を気遣う便りを出し、お互いの近況を報告しあう、季節のごあいさつ。

「本格的な寒さを迎える折、皆様にはお障りございませんか。」

「寒さ厳しき折柄、くれぐれもお体を大切にお過ごしください。 」

 あなたの周りの大切な方や、年始に年賀状をお送りできなかった方への年頭のごあいさつとして、寒中見舞いを出してみてはいかがですか。

ちなみに、「節分」以降は暦の上で春(=立春2月6日)。でも、春といえどもまだ寒い……ということで、「余寒見舞い」を出す慣わしがあります。

 

 それでは皆さま、寒さはこれからが本番です。風邪などお召しになりませんようくれぐれもご自愛くださいませ。

 

 

 

<参考/1月の時候>

新春の候

極寒の候

寒気ことのほか厳しく

霜柱を踏んで

 

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