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 | 2011年2月28日 京から次のエルメスを。
 
 
 
 世界目線で構想する時代である。 京都という1200年の歴史と財をもつ都市からは、 世界に発信するブランドメイクが可能なはずである。 それを「京から次のエルメスを」と言ってみた。 
 京都に寛文元年(1661年)創業の 京漆器の名門「象彦」がある。 先日京都を訪れた折、 「象彦 西村家の雛人形と雛道具展」を見てきた。 象彦当主西村家に受け継がれてきた 雛人形、雛道具が一堂に展覧されていた。 ミュージアムはすばらしい展覧文化の一つで、 都市とデザイン、都市とアートを考えた時 、ミュージアム、シアター、ギャラリーは、 これからの世界都市に欠くことが出来ないコンセプトである。 
 京文化が育んだものに、「前の戦争は応仁の乱」という通り、 戦火にあわなかったゆえの文化の遺産化ということが言えるだろう。 それほど平和とは尊いものだということが言える。 
 「京から次のエルメスを」。本気で取り組んでみる時である。 
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