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谷口正和 プロフィール

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2011年3月 7日

ステーションシティ。

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JR HAKATA CITYが3月3日にオープンした。

そのアンカーテナントが「博多阪急」である。

私もお招きいただいて、見させていただいたが、

気づかされる事が多かった。

 

当社発行のネクシンク3月7日号でも、

「舞台都市」というキーワードで事例として取り上げた。

見立ては「ステーションシティ」である。

従来の百貨店にない3つの新戦略が注目の的だ。

1.高級婦人服なし、

2.外商なし、

3.売り場を削ってイベント広場にする戦略である。

店内20ヶ所に設けたイベントスペース「コトコトステージ」は、

全店舗面積4万2000平方メートルの実に15%を占める。

若い女性層をターゲットにした「ハカタシスターズ」で

目を引くのは価格帯の低さ。

パルコやルミネに並ぶ価格水準である。

1万円以上の商品は少ない。

 

駅ビルというよりも、「ステーションシティ」

とでも言いたいコンセプトだった。

これからは街を作る時代である。

生活をトータルでアシストするタウン発想が重要なのだ。

商業施設と言えども、コンパクトシティなのである。

 

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