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谷口正和 プロフィール

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2010年10月14日

セルフ・モチベーション。

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心理の時代に突入したいま、

人が持つべき最も重要な資質は「意欲」である。

平たく言えば「やる気」である。

この意欲、やる気が、つまりはモチベーションである。

見えざる心理が、見える社会、物の経済を動かす時代だ。

 

アメリカに「マンデー・モーニング・レモン」という言葉があるが、

これは「自動車工場で月曜日の午前中に

生産される車には不良車が多い」という意味だ。

月曜日はやる気が低いのである。

一方で「サンクス・ゴッド・イッツ・フライデー」というのもある。

「神様ありがとう、今日は金曜日だ」という意味だが、

これはようやく今週の労働から解放されるという意味である。

サンクス・ゴッドとマンデー・モーニングの間に、

アメリカのブルーワーカーの休日がある。

モチベーションの低さがうかがわれる話である。

 


いずれにせよ、モチベーションの問題は、

日本の企業にとっても重大な問題だ。

 

リンクアンドモチベーション代表の小笹芳央氏と

神戸大学大学院経営学研究科長の金井壽宏氏が、

モチベーションとは何か、モチベーションをどう上げるかを縦

横無尽に語り合う本『社長と教授の「やる気」特別講座」(かんき出版)を

小笹氏からお送りいただいた。

おおいに役に立つとともに、自分も元気付けられる。

一読をお薦めしたい。

 

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