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谷口正和 プロフィール

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2010年8月25日

知のシューレ。

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二期倶楽部の北山ひとみさんは、常にチャレンジする人だ。

彼女が主宰する二期倶楽部の新しい試みは「チャリティランチテーブル」である。

厳選した栃木の食材を使ったランチを提供し、

その収益を社会に戻す。

すべて特定非営利活動法人アート・ビオトープの

里山チクルス・プロジェクト(里山保全)の活動にあてられるという。

「栃木の食材×愛=口福∞」である。

 

また学びにも熱心で、「那須を新たな文化の聖地、日本のバイロイトにしよう」と、

さまざまなシンポジウムを開催し、

そのレポート誌として『山のシューレ』を発行している。

山のシューレとは、ドイツ語で「山の学校」という意味である。

知をさまざまな形で展開していくところに、

これからの環境問題解決の糸口があるだろう。

まさに未来文化行為である。

どのような活動にもコンセプトが必要で、北山さんはそのことがよく分かっている。

「知のシューレ」を目指す北山さんの今後の活動にさらに期待したい。

 

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