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谷口正和 プロフィール

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2010年12月22日

教育と学習。

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時代がハードからソフトへ、経済から文化へとシフトすれば、

重要になってくるのは人材である。

人材とは国の財産、つまりは「人財」である。

 

元東京海上火災保険の社長で、

現在は名誉顧問の河野俊二氏が、

日本を憂う気持ちを込めて書かれた

『私の教育改革論~21世紀を見据えて』

(日経事業出版センター)を上梓された。

「戦後日本の教育制度を原点から問い直し、

改革の道を示す」と帯にある。

氏は小渕、森内閣の「教育改革国民会議」の委員であり、

企業人の立場から長年、日本の教育制度改革に取り組んできた。

そのご意見は傾聴に値する。

河野氏は現在83歳、そのエネルギーにも感服する。

 


一方、教育とは学習である。

教育が教え込むものなら、学習は自ら学ぶものだ。

教育を学習の視点から見ることもまた大事だろう。

 

 


 

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