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谷口正和 プロフィール

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2013年1月24日

神は自分。

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今年、62回目の式年遷宮を迎える伊勢神宮のご本体は鏡である。

つまり、お参りすることは、自分を鏡に映し出すことなのだ。

鏡の中に映っている自分を拝んでいることになる。

自分が神様だということである。

神はほかでもない自分の中にいる。

これは個人社会の今日、大変心理学的な話だろう。

個人で自立するということは、

すべては自己責任であることを覚悟することだ。

自分が神であるならば、自分を信ぜよ、である。

他人のせいにするな、である。

神道が今後さらに価値を発揮するとすれば、この一点だろう。

八百万の神のうちに、自分も入っているのである。


 

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