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谷口正和 プロフィール

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2011年3月22日

自問自答の心。

 

まさに「未(いまだ)曾(かつて)有(あらず)」の大災害が到来した。

ここで重要なことは、私たち1人1人が、

何が出来るかを自問自答するということだろう。

ややもすると興奮した頭を鎮め、

冷静になり、私に何が出来るかを自問自答するということだ。

全員が戻りたい場は日常そのものだろう。

いくつものイベントが中止や延期に追い込まれている。

当社でも先週、文化経済研究会をどうするかを検討したが、

結論「開催する」ということに決定した。

この大惨事の真っ只中、中止も延期もありえたが、

「日常のことを淡々と」という視点に基づき、開催させていただいた。


チャリティ・プログラムも急増している。

1人1人が、自分が何を出来るかを自問自答した結果だろう。

大切なことは、1人1人が社会に対して

何を引き受けているかという思想である。

そのことは肝に銘じたい。

この大災害の結果、日本が変わっていくことは間違いない。

礼節を重んじる日本人の行動は、

海外から高い評価を受けている。

日本人本来の良さを見つめなおしつつ、再起したい。

がんばれ東日本! 

このありふれた言葉しかいえないが、本当にがんばって欲しい。

日本中が支援の手を惜しまないだろう。

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