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2014年3月20日 15:14

ISLAND GOLF CLUB GALAPAメンバーのみなさま、こんにちは。本日も【麻布十番ストレッチ&ゴルフスタジオ】から、常住充隆プロのインタビューをお届けします。いよいよ完結編でございます。

ちなみにこちらのスタジオですが、麻布十番駅のほとんど真上にあるような最高の立地にもかかわらず、5つある打席の11つが広いっ! となりで誰かが打っていても、思いっきり手脚を伸ばしてストレッチを行うことが可能です。

せっかくなので今日は、常住先生にポイントポイントでストレッチを実演してもらいながら、質問の続きを進めて行きましょう。午後ラウンドからスタートです!

 

 


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常住充隆 Mitsutaka Tsunesumi

1972年10月13日生まれ。千葉県出身。プロゴルファーとして活躍すると同時に、整体師、スポーツトレーナーとしての顔も持つ。【麻布十番ストレッチ&ゴルフスタジオ】で個人レッスンを行うほか、【エーススポーツプラザ市川】【ユーカリゴルフプラザ(千葉県佐倉市)】ではスクールも主宰。DVD『ゴルファーDNA別 本当に飛ばせるクラブ選び』『常住充隆 アーリーリリース撲滅プログラム』発売中。183センチ、80キロ。

 


 

■午後も、先生の体力の秘密は××

――午後ラウンドも体力を保つ方法を教えてください。

アミノバイタルです。べつに回し者じゃないんだけどね、ほんとに違うので。

それはともかくとして(笑)、体力を保つポイントは歩きかたです。大股で、一定のリズムを保つこと。①かかと②土踏まず③つま先という順番で地面に足をつけること。ちょこまかとつま先で走っている人は、走ったり歩いたり止まったりと効率が悪く、疲れやすいものです。

 

――午後も集中力が切れない方法を教えてください。

プレショットルーティンを、すべてのクラブで行います。ドライバー、セカンド、アプローチ、パター。後ろから見て~構えて~素振り。このときも常に一定のリズムで行うことが重要です。

 

 

■プレー終了後は体メンテナンスを

――プレー後、絶対やるべき体へのメンテナンスは?

おふろでのストレッチですね。とくに股関節まわりはやっておくべきです。腰骨から5センチくらいのところにある大腿筋膜張筋をほぐしておくと、かなり早く疲れが取れます。目印は、女の子座りをしたときに凹んでいるところ。

 

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先生の指が示しているのが、大腿筋膜張筋。腰痛の人がここを押すと相当痛いとか。

 


――今日のゴルフを振り返ってやっておくことはありますか?

スコアカードにフェアウェイキープ率とか、パット数とか、なにに失敗したかっていうのを書きましょう。

これはゴルフサイト「Gコンシェル」のイベントで作った特製のチェックリストです。「フェアウェイキープ」の欄は、球がどっちに行ったか、右か左かフェアウェイかを書きます。2打目がダフッたとかトップしたとかグリーンに乗ったとか……そういうことも書いておきましょう(常住プロへ、それはどこにでしょうか??)。

つまりミスのポイントを記載するということで、次につなげることが目的です。ぼくのラウンドレッスンでは必ずスコアカードを内容まで付けてもらって、最後にそれを見ながら話をします。

 

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うわさのチェックリスト付きの小冊子がこちら。

 

 

■ゴルフライフ全般に対するアドバイス

――練習してもスコアアップせず、スコアが頭打ちだと思ったときはどうすればよいですか?

麻布十番か、ユーカリが丘か、市川に来てください(笑)。その人に合った方法でスコアアップさせます。

 

――歳を取り、飛距離やスコアが落ちてきた場合はどうすればよいですか?

体のメンテナンスから見直したほうがいいですね。ぼくがレッスンをしている練習場のなかでは、千葉県佐倉市のユーカリゴルフプラザが最も年齢層が高いのですが、そこではレッスンの最初に打席にピラティスマットをひいてストレッチを行っています。

年配のかたには、スイングをいじられることを嫌うかたが多いです。当然ですよね、長くやってきたわけですから。ぼくはそういうかたのスイングを無理に変えたりしません。可動域を広げ、

体の使い方を変えることでスコアを保てるように持っていきます。

 

――ゴルフで健康になることはできますか?

もちろんです。カートに乗らずに歩きましょう。ぼくの興味も今そこにあり、ダンススタジオの先生と共同で、ゴルフ場での歩き方(姿勢)を変えることで健康やスコアアップにつなげる教材を企画しています。

 

 

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こちらは先生のDVDです。好評発売中!

 


――インストラクター探しのポイントを教えてください。

体の特性を見抜いてくれるインストラクターを探すべきです。たとえば、体が硬い人に「もっと肩を回して!」とか、無理な要求をするのは間違いです。今の時代に、すべての生徒対して昔ながらの「頭残せ」「ボールを見ろ」という指導をしているインストラクターは最悪です……って書いておいてください(笑)

 

――最後に、先生から読者のみなさんへメッセージをお願いします。

ゴルフはジュニアからシニア、シルバーまで息の長いスポーツです。こういうスポーツは健康であるからこそできるんです。しっかり体をメンテナンスしながら続けましょう。腰痛で苦しんでいるゴルファーは多いですが、じつは多くの場合、地道にストレッチをすることで治せます。仰向けになって自転車を漕ぐ――、これは腰痛に効く腸腰筋のストレッチです。ぜひ試してみてください。

 

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●常住先生、最後までサービス精神いっぱいのお答えをありがとうございました

 

 

≪取材協力≫

麻布十番ストレッチ&ゴルフスタジオ

http://www.stretchandgolf.jp/

03-5545-5191

 

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こちらの練習場での常住充隆プロのレッスンは、月曜日と火曜日です。詳細はお問い合わせください。

 

 

お知らせ:GALAPAイベント開催

いつまでも健康でゴルフを楽しみたい人へ――ISLAND GOLF CLUB GALAPAでは4月11日(金)19:30~、ゴルフセミナーを開催します。

講師はクラブフィッターとしても活躍する平野義裕プロ、日本プロゴルフ協会代議員・松井丈プロ。参加者のみなさまのゴルフの悩みに懇切丁寧にお答えします。

会場は渋谷の弊社会議室です。“座学”という、学生時代の部活のような懐かしい場を作り、ゴルフ好きのみなさまと交流したいと思っております。参加費は1,000円! ぜひご参加ください。

 

お問い合わせ&お申し込みは以下まで♪

 galapa@jlds.co.jp

 03-5457-3048 (担当:もり)




2014年3月18日 17:39

みなさまこんにちは。スタートから1年弱、登場する先生たちに毎回おなじ質問をぶつけ続け、「答えづらい」言われることもしばしばの『プロからプロへ、レッスンリレー』のお時間です。

 

ところが!

 

本日の講師である【麻布十番ストレッチ&ゴルフスタジオ】常住充隆ヘッドコーチは、なにを聞いても即答。シンキングタイム、ゼロ!! 今日はそんな常住先生の明るいキャラクターを楽しんでください♪ 深刻になりがちなメンタルに関する質問も軽いノリでご回答いただき、ある意味、めちゃくちゃ頼もしい先生だと思いました(笑)

 

 

 

 

thune2-1.jpgのサムネール画像

 

常住充隆 Mitsutaka Tsunesumi

 

1972 年10月13日生まれ。千葉県出身。プロゴルファーとして活躍すると同時に、整体師、スポーツトレーナーとしての顔も持つ。【麻布十番ストレッチ&ゴルフ スタジオ】で個人レッスンを行うほか、【エーススポーツプラザ市川】【ユーカリゴルフプラザ(千葉県佐倉市)】ではスクールも主宰。DVD『ゴルファー DNA別 本当に飛ばせるクラブ選び』『常住充隆 アーリーリリース撲滅プログラム』発売中。183センチ、80キロ。

 

 

 

 

■いよいよ午前ラウンドがスタート

 

――朝一番のティーショットのとき、緊張しない方法を教えてください。

 

笑いながら打つ!

 

 

 

――えっ? 周囲の人と談笑している、その流れで打つということですか?

 

いや。「わははは!」って大笑いしながら打つんです。ちょっとバカっぽいけど。(というより、ちょっとアブないです先生……)――でも、大笑いしていると緊張のしようがないからいいんだよ。試してみてください。

 

プレショットルーティンをゆっくり行うこともおすすめです。

 


 

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頼んでないのにやってくれました。緊張したときは、この姿を思い出して笑えという先生の優しさかも。

 

 

 

 

 

――バンカーや池が見えると、わざとのように入れてしまいます。なぜですか?

 

バ ンカーを越そうとか、池を越そうとか思うと、どうしてもヘッドアップ(※打ち終わる前に頭を上げてしまうこと)してしまうんですよ。つまりボールを“上げ よう”、クラブを“上げよう”って意識することで、頭が早く上がり、トップ(※ボールの上を叩くこと)してしまう。で、バンカーや池に入る。人間の心理の 常ですね。

 

 

 

――失敗のあとの一打が絶対に成功する方法を教えてください。

 

ティー ショットの打ち直しでいえば、2打目のほうが、力みが抜けていいはずだけどね。ただ絶対に打ちたくない方向を回避するためには、まずアドレスを見直すこ と。それからアイアンだったらクラブの番手を1つ上げ、ドライバーだったらクラブを短く持って、6~7割のイメージで打つこと。スリークォーターって言わ れているスイングですね。プロがよく行う手です。

 

 

 

 

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さすが超かっこいい! 飛距離に優れ、それがプロになるきっかけでもあったそうです。

 

 

 

 

――上手な人、偉い人とまわると打ち急いでしまいます……。

 

ボールのところまでは急いでいきましょう。そしてここで急いだぶん、打つ前に必ず後ろからボールを1回見て、ゆっくり、丁寧にルーティンを行いましょう。これによって改善されます。

 

 

 

――プレッシャーのかかるホールなど、ピンチのときに心がけることを教えてください。

 

フィ ニッシュまでしっかり振り切ることです。プレッシャーのかかるといえば狭いホールなどですが、曲がりたくないと思うと、インパクトで当てにいっちゃうんで すよ。コントロールしようとします。そうじゃなくて、しっかり振り切り、そこで3秒止めることを意識してみましょう。

 

 

 

 

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ここで3秒止める、ですね。

 

 

 

 

――ラウンド中の素振りの効果的な行いかたを教えてください。

 

左で素振りしてください。イチロー選手になった気分で、左で2回振ってから右で1回(笑)。ゴルフは右から左への一方通行なので、左に向かって振る可動域は広くなるのですが、右は狭くなっています。左の素振りを行うと、そのバランスがよくなるのでおすすめします。

 

 

 

――アプローチでいったりきたり……どうすれば適度な距離が打てますか?

 

アプローチの苦手な人は、グリーンの周りでは足を閉じてください。そして右足を少し後ろに引く「クローズスタンス」を取るんです。体重移動をしなくなるので、失敗が少なくなりますよ。

 

 

 

――パットでいったりきたり……以下同文。

 

アプローチと一緒で、パターが苦手な人も総じてスタンスの幅が広い。両足を閉じて、下半身をまったく動かさないように意識して打ってみましょう。

 

 

 

 

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【麻布十番ストレッチ&ゴルフ】の心地よいラウンジ。反対側にはテレビ、コーヒーマシーン、そしてなぜか酒ビン……。

 

 

 

 

 

■前半戦終了。お昼休みになりました

 

――先生がお昼休みに必ずやることはありますか?

 

特にない。

 

 

――ストレッチって言ってください!

 

そのように書いといて(笑)。でも出発前には必ずやるよ、もちろんです。

 

 

 

――午前中のスコアがぼろぼろの場合、どのように気持ちを切り替えたらよいですか?

 

ラ ウンドは、3ホールごとにわけて気持ちを切り替えるといいと思います。野球では3回ごとに区切って序盤・中盤・終盤といいますが、それに習って序盤・中 盤・終盤と。トータルで考えることも必要だけど、アマチュアのみなさんは大叩きしたときに諦めてしまうので……(心から残念そうな先生)。3ホールごとに プレーを最善のプレーを積み重ねていくと、結果スコアはよくなります!

 

 

 

 

◎次はいよいよ後半ラウンドへ。③の公開は320日(木)です。常住先生、ラストまでよろしくお願いします!

 

 

 

 

 

≪取材協力≫

麻布十番ストレッチ&ゴルフスタジオ

http://www.stretchandgolf.jp/

03-5545-5191

 

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こちらの練習場での常住充隆プロのレッスンは、月曜日と火曜日です。詳細はお問い合わせください。

 

 

 

お知らせ:GALAPAイベント開催

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講師はクラブフィッターとしても活躍する平野義裕プロ、日本プロゴルフ協会代議員・松井丈プロ。参加者のみなさまのゴルフの悩みに懇切丁寧にお答えします。

会場は渋谷の弊社会議室です。“座学”という、学生時代の部活のような懐かしい場を作り、ゴルフ好きのみなさまと交流したいと思っております。参加費は1,000円! ぜひご参加ください。

 

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2014年3月15日 18:05

みなさまこんにちは! ひさしぶりの『プロからプロへ、レッスンリレー』となりました。8回目となる今回は【麻布十番ストレッチ&ゴルフスタジオ】のヘッドコーチ、常住充隆プロを講師に迎え、お送りいたします。

先に言ってしまいますと、取材がすごく楽しかったー! 日頃からメディアへの出演が多い常住先生ですが、きっとどちらの編集サンも楽しく仕事がしたいからこのかたにお願いするのだと思いましたヨ。

その楽しさをISLAND GOLF CLUB GALAPAのみなさんにも伝えるべく、ひさしぶり“プロからプロ”ではありますが、テンション高く行ってみましょう!!

 

 

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常住充隆 Mitsutaka Tsunesumi

1972年10月13日生まれ。千葉県出身。プロゴルファーとして活躍すると同時に、整体師、スポーツトレーナーとしての顔も持つ。【麻布十番ストレッチ&ゴルフスタジオ】で個人レッスンを行うほか、【エーススポーツプラザ市川】【ユーカリゴルフプラザ(千葉県佐倉市)】ではスクールも主宰。DVD『ゴルファーDNA別 本当に飛ばせるクラブ選び』『常住充隆 アーリーリリース撲滅プログラム』発売中。183センチ、80キロ。

 

 

■人と競うスポーツじゃないとダメだった

――常住先生のご経歴を教えてください。

ゴルフを始めたのは21歳のときと遅く、高校までは野球一筋でした。千葉県でいちばんの強豪校に入って本格的にやっていたので、大学も野球で進学するか悩みました。だけどそのころはバブルでマリンスポーツが盛んだったんだよ。そこでダイビング、ウィンドサーフィン、ヨットなどのインストラクター資格が取れる専門学校に入学しました。

専門学校では運動生理学からメンタルまであらゆることを教わって、それは今でもぼくのティーチングの基礎になっていますが、肝心のマリンスポーツが性に合わなかった(笑)。ぼくは人と競う競技じゃないとダメだったみたい。お魚を見て「きれいだね」って人と微笑み合うタイプじゃなかったんだよね(笑)。

 

――ゴルフとの出会いは?

専門卒業後、そういう事情があったので、しばらくスポーツクラブのインストラクターをしてました。そのスポーツクラブの屋上にゴルフガーデンがあったんですよ! 試しに打ってみたら、ゴルフ担当のインストラクターから「おまえスジがいいから、練習してここで教えろ」と(笑)。

また初ラウンドは、縁あって当時のゴルフダイジェストのカメラマンと一緒にまわりました。そのかたも「真剣にゴルフをやったほうがいい」と言うんです。彼は当時ジャンボ尾崎さんとかトッププロを追っていたから、たくさん“見ている”はずですよね? そういう人が言ってくれるなら、とその気になった感じです。

 

――松井丈先生(第4回講師)、橋本潜先生(第6回講師)とお友達とうかがいましたが。

プロゴルファーになると決めて、すぐゴルフ場の研修生になりました。その時代の仲間です。今でも競技会があると会いますね。

 

――みなさん、負けず嫌いそうですね!

そうね(笑)。

 

 

■ストレッチに重点をおくレッスン

――「麻布十番ストレッチ&ゴルフスタジオ」のセールスポイントを教えてください。

「ZERO」という本格派のストレッチマシーンが4台あります。主に肩甲骨と股関節の可動域を広げるものです。当スタジオのレッスンは70分ですが、そのうち前後10分はストレッチに費やします。自分の体だけで可動域を広げることは難しいので、機械で負荷をかけます。また機械のよいところは、インナーマッスルに効くところです。

 

――お客さんの反応は?

飛距離が伸びますね。肩こり、腰痛が改善されるケースも多いです。

 

――もしかして先生、ストレッチだけでゴルフの上達する人がわかったりします?

わかります。ストレッチの際に生徒さんの柔軟性を見ておいて、そのかたの目指すべきスイングを考えたりもします。

 

 

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こちらが「ZERO」。スタジオの先生たちが効果的な使い方を指導してくれる。

 

 

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常住先生のDVD発売中なり。 ……それでは、いつもの質問に行ってみましょうか!

 

 

■ラウンド前日についてのアドバイス

――前日の理想的な過ごし方を教えてください。

いつもと変わらぬリズムで過ごしてください。みんなラウンド前になると練習し始めるんだけど(笑)、ゴルフは一夜漬けでどうにかなるような、そんな甘いものじゃない!! 技術的なことより、ストレッチなど体のメンテナンスをやるべきです。

 

――先生が「これだけはゴルフ場に持っていく!」というものがあれば教えてください。

「アミノバイタル」です。1本あたりにアミノ酸がどのくらい入っているかでいくつかランクがあるんだけど、いちばん上のじゃなくて、その次を飲んでいます。朝、昼、午後って3本飲みますが、ほんとうによく効き、疲れにくくなります。

 

――最高ランクの「アミノバイタルGOLD」だと、効きすぎます?

いや、そこは単に予算の問題(笑)。

 

 

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味の素製薬さまの商品です。「特に夏は、アミノバイタルと日傘が必需品(by常住プロ)」

 

 

■ラウンド当日、スタート前にすべきこと

――おすすめの朝ごはんを教えてください。また、先生の勝負メニューは?

納豆に卵です。

 

――朝の練習時、やっておくことを教えてください。

やはりストレッチです。以前、ゴルフサイト「Gコンシェル」の企画で、“ストレッチの講習と組み合わせることで、その日ベストスコアを更新する”というラウンドを開催しました。スタート前にぼくの指導で30分間ストレッチを行い、スタート後も3ホールごとにティーグラウンドでぼくが待っていますから、そのたびに体の偏りを補正するというものです。これが効果を上げ、かなりのかたがベストスコアを更新されました。

球を打つ練習は、まんべんなくするのがよいです。ショートアイアン、ミドルアイアン、フェアウェイウッド&ドライバー、最後にもう一度ショートアイアン。パターは10メートル、5メートル、2メートルを入れてください。2メートルのときに上り下りフック、スライスを打っておくこと。

 

 

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質問に答える常住先生。笑顔がかわいーんです。

 

 

◎本日はここまで。②の公開は、3月18日(火)です。常住先生、引き続きご指導よろしくお願いします♪

 

 

≪取材協力≫

麻布十番ストレッチ&ゴルフスタジオ

http://www.stretchandgolf.jp/

03-5545-5191

 

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こちらの練習場での常住充隆プロのレッスンは、月曜日と火曜日です。詳細はお問い合わせください。

 

 

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講師はクラブフィッターとしても活躍する平野義裕プロ、日本プロゴルフ協会代議員・松井丈プロ。参加者のみなさまのゴルフの悩みに懇切丁寧にお答えします。

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2013年12月13日 13:49

 

ISLAND GOLF CLUB GALAPAメンバーのみなさま、こんにちは。毎日寒いですね。まだメンバーになっていないかたは、ぜひGALAPAメルマガ会員にご登録ください。

メールマガジンの配信は月に2回程度です。最新号(1125日号)では、平野義裕プロによる「冬のゴルフのアドバイス」という新しい試みをお届けしました。

これからどんどん寒くなるわけですから、それに負けないよう「真冬のゴルフのアドバイス」とか「極寒のゴルフのアドバイス」とか、レベルアップしていきたいと思っています。次はどの先生のアドバイスになるでしょうか♪

 

◎メルマガ会員登録はここからどうぞ。

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さあ!

TBS緑山ゴルフスタジオ】からお送りする、村田俊宏プロへのインタビューもいよいよ終盤です。「お昼休みの過ごし方」、「後半ラウンド」、「ラウンド後の行い」について、先生の極意を語っていただきましょう!

 

 

 

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  村田俊宏 Toshihiro Murata

1957年、福井県に生まれる。自衛隊を経て、22歳でゴルフ場に就職。当初はフロントマンとして働いていたが、のちに練習場の配属となり、27歳から本格的に指導者の道を進む。現在、拠点にしている【TBS緑山ゴルフスタジオ】でのレッスンは23年目。

また50歳を迎えた2008年、シニアツアーの最終予選を10位で通過。ほぼすべてのシニアの試合の出場権を得る。それから6年、順位を上げたり下げたりしながら、本年も38位で通過している。

 

 

●お昼休み

――村田先生がお昼休みに必ずやることはありますか?

お酒は飲まない、食べ過ぎない(笑)

 

――午前中のスコアがぼろぼろの場合、どのように気持ちを切り替えたらよいですか?

ぼくの場合だと、80は超えたくないなと思う。やっぱりプロだから。だから、午前中のプレーが終わった時点で40を超えていたときは、“自分自身の最低ライン(80)を超えないようにする”という決意を固めます。そのためにはあと何打でまわればいいのか? ……よし、37打だな、というふうに逆算するわけ。

 

 

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●午後ラウンド

――午後も体力を保つ方法を教えてください。

打ったらすぐ次の準備をして、ポジショニングを早く取ること。たとえ林の中に入ったとしても、使う可能性のあるクラブ3~4種類を持ってさっさとそこへ行きましょう。そうすれば取りに戻ったりしなくてもいいよね。一定のスピードで進行することで、体力の消耗を減らすことができます。

 

――午後も集中が切れない方法を教えてください。

スコアが悪いから、集中が切れるんだよね。そういうときは「このホールはバーディーにする!」とか決めて、自分に“挑戦”することです。それもだめになったときは、また単位を小さくします。1打1打良い動作をして、良い球を打つことに集中しましょう。

 

 

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試合でバンカーショットを打つ村田プロ。(写真提供/村田俊宏)

 


●プレー終了後

――プレー後、絶対やるべき体へのメンテナンスは?

ストレッチです。ぼくはよく股関節を痛めますので、股関節に効くストレッチを勉強して行っています。以前は整骨院に行っていたけど、最近はじぶんで行うストレッチでも効くようになりました。

 

――今日のゴルフを振り返ってやっておくことはありますか? 手帳にメモするとか。

そうね(笑)。良いときに、“なにをしたから良かったのか”ということを忘れないよう書き留めておくことは効果的です。

あとは大きなミスの教訓も書き留めましょう。特に、コースマネンジメント(攻め方)で失敗したことについて書くことは、じぶんの実力を知ることにつながります。

 

 

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 GALAPAのゴルフダイアリーは全国の書店、文具店、またはインターネットにて絶賛発売中。みなさん使ってくださいね。

 

 

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 TBSキャラクターBooBoのクラブヘッドカバーも販売中 @TBS緑山ゴルフスタジオ

 

 

●ゴルフライフ全般に対するアドバイス

――スコアが頭打ちだと思ったときは、どうすればよいですか?

“補強運動”をしましょう。室内練習用の短い棒状のクラブを使って、日頃から左手(利き手でないほうの手)を鍛えることをおすすめします。また体が硬いという自覚があるならストレッチ、足が安定しないのならウォーキングなどの補強運動を行ってください。

あとはセカンドオピニオンじゃないけど、いつもと違う先生に習ってみることです。先生によって考え方はさまざまですから、試してみる価値はあります。

 

――歳を取り、飛距離やスコアが落ちてきた場合は、どうすればよいですか?

お金を使って、飛ぶクラブをそろえましょう(笑)……というのも重要ですが、医学的には90歳でもトレーニングさえすれば筋肉は付きます。反対に、使わなければ10日で退化します。トレーニング次第なんだから、前向きな気持ちで鍛えましょう!

ぼくももっと上を目指したくて、区のスポーツセンターに通って走ったり、筋トレをしたりしています。歳を取ったからといって、先生が生徒さんより飛ばないんじゃ格好つかないでしょ?

 

――ゴルフで健康になることはできますか?

ゴルフは偏った運動だからねえ……。いつまでも健康でゴルフを続けるためにも、ストレッチやウォーキングなど日常的な運動を、ゴルフと並行して取り入れていったほうがいいと思います。プロだってゴルフの練習だけしていたら、足腰が安定しないし、ラウンドの後半でバテることになるからね。

 

――ゴルフが上達するインストラクター探しのポイントを教えてください。

難しいね。お医者さんだっていくらでもいるわけで、ほとんど“めぐり合い”だよね。ゴルフを理論的に教えてくれて、しかも納得させてくれる先生ってなかなかいないかもしれない。

 

――最後に、村田先生から読者のみなさんへひとことお願いします。

読者って誰……?

 

――いま、この記事を読んでくれている方々のことです。そりゃもういっぱいいますよ(笑)

ぜひ、緑山にお越しください(笑)

 

 

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 左から施設を案内してくださった西山課長、村田プロ、小林さん。

 

 

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 別日に撮影。もうひとりの小林さんと、スタッフの北斗さん。みなさん、お世話になりました!

 

 ――質問は以上で終了です。途中で、「まるできみのゴルフ上達のために話しているみたいだなあ」とぼやいた村田先生。それは先生が「きみは体が硬いんじゃないの?」など、目の前のゴルファーのことをなんでも見抜いてしまう素晴らしい指導者だからだと思います。いくらでも話の弾む、楽しいインタビューでした。村田俊宏先生、ご指導ありがとうございました!

 

 

《取材協力》

TBS緑山ゴルフスタジオ

受付電話(045)961-0606


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村田プロのレッスンは水~金、日曜日。詳細は上記の受付電話までお願いします。

 

 

◎スコアアップの計は元旦にあり。2014年度版、ゴルフダイアリーのご購入はここからどうぞ。

http://www.jlds.co.jp/galapa/2013/07/lifedesign-golf-diary-2014.html

 

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2013年12月 9日 10:19

『プロからプロへ、レッスンリレー』とは?

優れたゴルフ指導者のもとを訪れ、教えを乞い、そして次の先生を紹介していただきながら数珠つなぎに続けていく企画。テーマは“メンタル”と“日頃の行い”です。

 

7回は橋本潜プロ推薦の村田俊宏プロをお迎えし、【TBS緑山ゴルフスタジオ】からお送りしています。なーんていうとすごい機材とかを持ち込んでいそうですが、いつものように取材班1名、身1つです(笑)

56歳の村田先生は、幾度となくシニアツアー最終予選を通過。現在までプロプレイヤーとして活躍しつづけるまさに緑山の星。

ラウンド前後の行いを時間軸に沿ってアドバイスいただくことで、特に今回は、シニア世代のゴルフライフや健康の秘けつを探っております。

それでは、午前のラウンドに出発しましょう!

 

 

 

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村田俊宏 Toshihiro Murata

1957年、福井県に生まれる。自衛隊を経て、22歳でゴルフ場に就職。当初はフロントマンとして働いていたが、のちに練習場の配属となり、27歳から本格的に指導者の道を進む。現在、拠点にしている【TBS緑山ゴルフスタジオ】でのレッスンは23年目。

また50歳を迎えた2008年、シニアツアーの最終予選を10位で通過。ほぼすべてのシニアの試合の出場権を得る。それから6年、順位を上げたり下げたりしながら、本年も38位で通過している。

 

 

●午前ラウンド

――朝一番のティショットのとき、緊張しない方法を教えてください。

安全なところに気楽に打つようにしましょう。朝は体も硬いし、そんなに上手くいかない……そう思っているくらいのほうが、良い結果につながる。ちゃんとボールを見て、いつもよりゆっくり打っても構いません。

 

――バンカーや池が見えると、必ず入れてしまいます。なぜですか?

きみがデータを採ったわけじゃないでしょ? “必ず入れてしまう”というイメージを持っているだけだよ。

とりあえず、汚いボールに替えようか。“入ったら嫌だ”と思っていると普段どおりの動きが出来ないことがあるから、“入ってもいいや”と思うようなボールに替えて打ってみて。

 

――具体的なアドバイスありがとうございます。今度、試してみます。

なんだか、きみのゴルフ上達のために答えているみたいだな(笑)。そう。コースに行くときは、もう捨てようかなって思うようなボールを2、3個持っていくの。

 

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――失敗のあとの一打が絶対に成功する方法を教えてください。

悔しいと思うこと。いつもは出来ていたことなら、じぶんの注意事項が守れてなかったってことだよね、それは悔しがらないと! 悔しいという気持ちがあれば、次は注意事項を守ります。「出来たはずなのに出来なかった」と悔しがることをしないまま、「また失敗するんじゃないか……」という気持ちで打つと、また失敗しますよ。

ゴルフって面白いものでね、フェアウェイど真ん中とかに上手く飛んだひとは、次、緊張して変なところに打つ。反対に、曲がっちゃったひととかは悔しいから、次、挽回するの。そういう風に出来ているスポーツなのに、悔しいと思わずにもう一度失敗するなんてもったいないよね。

 

――上手な人や偉い人とまわると、ルーティンを守っている場合じゃなくなり、打ち急いでしまうのですが。

でも失敗すると、もっと迷惑をかけるでしょ? ……ほんとは、上級者は初心者になんの期待もしてないからちっとも“迷惑”ではないんだけど、初心者は申し訳なく思っちゃうんだよね。だったら、失敗しないためにも、日頃の注意事項を守って1打1打を大事に打ちましょう。それでいつか自分が上手くなったとき、初心者のひとに優しくしてあげればいいんです。

上手なひとや偉いひとから良いところを盗もう、と考えるのも手ですよ。ずうずうしいくらいの余裕を持ってください。

 

――プレッシャーのかかるホールで心がけることを教えてください。

プレッシャーのかかるホールってどんなの?

 

――前のホールでスコア並んだとか、最終ホールとか。

あるね(笑)。ぼくは最終ホールでよくバーディーを取るの。自分の“成功するイメージ”を持つことは大切です。たとえば格好良く、最終ホールでバーディーを取るイメージを持っていれば、それを実現することで、競っている相手にも勝てるわけだからさ。

 

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――ラウンド中の素振りの効果的な行いかたを教えてください。

ラウンド中にスイングが悪くなっていくひとがいますが、簡略的な素振りをしていて、利き腕中心のスイングになっている場合が多い。ジャック・ニコラウスの教本にもあるけど、良いスイングというのは繰り返せるわけ。だからぼくは生徒さんに、ラウンド中でも連続素振りをすることを勧めています。

ぼく自身も打つ前は、何回振ってもおなじ位置の芝生がこすれるような、正確な連続素振りを行います。

ゴルフは全盲の人が80台でまわったりするけど、それも、ゴルフが“軸に対して毎回おなじ円を作る”というスポーツだからなんだよね。

 

――アプローチやパットで行ったり来たり……どうすれば適度な距離が打てますか?

行ったり来たりするのは、トップしているからです。まず素振りをして、芝の擦れる場所を確かめましょう。次にそれを、そのままボールへ移動する。このへんにクラブが落ちる、という感覚を。

もう1点注意してほしいのが、打ったあとすぐに顔を上げないことです。ボールがあると、つい飛んでいく球を目で追ってしまいますが、そうなってしまうと、さっきの素振りと違うスイングをしていることになるから、意味がないよね?

 

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◎本日はここまで。次回は、勝敗が決する午後ラウンドへ! 村田プロ編、最終回です。

 

 

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