eof; } ?> eof; } ?> プロからプロへ、レッスンリレー 第7回 村田俊宏 ③:GALAPA

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2013年12月13日 13:49

 

ISLAND GOLF CLUB GALAPAメンバーのみなさま、こんにちは。毎日寒いですね。まだメンバーになっていないかたは、ぜひGALAPAメルマガ会員にご登録ください。

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これからどんどん寒くなるわけですから、それに負けないよう「真冬のゴルフのアドバイス」とか「極寒のゴルフのアドバイス」とか、レベルアップしていきたいと思っています。次はどの先生のアドバイスになるでしょうか♪

 

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さあ!

TBS緑山ゴルフスタジオ】からお送りする、村田俊宏プロへのインタビューもいよいよ終盤です。「お昼休みの過ごし方」、「後半ラウンド」、「ラウンド後の行い」について、先生の極意を語っていただきましょう!

 

 

 

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  村田俊宏 Toshihiro Murata

1957年、福井県に生まれる。自衛隊を経て、22歳でゴルフ場に就職。当初はフロントマンとして働いていたが、のちに練習場の配属となり、27歳から本格的に指導者の道を進む。現在、拠点にしている【TBS緑山ゴルフスタジオ】でのレッスンは23年目。

また50歳を迎えた2008年、シニアツアーの最終予選を10位で通過。ほぼすべてのシニアの試合の出場権を得る。それから6年、順位を上げたり下げたりしながら、本年も38位で通過している。

 

 

●お昼休み

――村田先生がお昼休みに必ずやることはありますか?

お酒は飲まない、食べ過ぎない(笑)

 

――午前中のスコアがぼろぼろの場合、どのように気持ちを切り替えたらよいですか?

ぼくの場合だと、80は超えたくないなと思う。やっぱりプロだから。だから、午前中のプレーが終わった時点で40を超えていたときは、“自分自身の最低ライン(80)を超えないようにする”という決意を固めます。そのためにはあと何打でまわればいいのか? ……よし、37打だな、というふうに逆算するわけ。

 

 

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●午後ラウンド

――午後も体力を保つ方法を教えてください。

打ったらすぐ次の準備をして、ポジショニングを早く取ること。たとえ林の中に入ったとしても、使う可能性のあるクラブ3~4種類を持ってさっさとそこへ行きましょう。そうすれば取りに戻ったりしなくてもいいよね。一定のスピードで進行することで、体力の消耗を減らすことができます。

 

――午後も集中が切れない方法を教えてください。

スコアが悪いから、集中が切れるんだよね。そういうときは「このホールはバーディーにする!」とか決めて、自分に“挑戦”することです。それもだめになったときは、また単位を小さくします。1打1打良い動作をして、良い球を打つことに集中しましょう。

 

 

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試合でバンカーショットを打つ村田プロ。(写真提供/村田俊宏)

 


●プレー終了後

――プレー後、絶対やるべき体へのメンテナンスは?

ストレッチです。ぼくはよく股関節を痛めますので、股関節に効くストレッチを勉強して行っています。以前は整骨院に行っていたけど、最近はじぶんで行うストレッチでも効くようになりました。

 

――今日のゴルフを振り返ってやっておくことはありますか? 手帳にメモするとか。

そうね(笑)。良いときに、“なにをしたから良かったのか”ということを忘れないよう書き留めておくことは効果的です。

あとは大きなミスの教訓も書き留めましょう。特に、コースマネンジメント(攻め方)で失敗したことについて書くことは、じぶんの実力を知ることにつながります。

 

 

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 GALAPAのゴルフダイアリーは全国の書店、文具店、またはインターネットにて絶賛発売中。みなさん使ってくださいね。

 

 

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 TBSキャラクターBooBoのクラブヘッドカバーも販売中 @TBS緑山ゴルフスタジオ

 

 

●ゴルフライフ全般に対するアドバイス

――スコアが頭打ちだと思ったときは、どうすればよいですか?

“補強運動”をしましょう。室内練習用の短い棒状のクラブを使って、日頃から左手(利き手でないほうの手)を鍛えることをおすすめします。また体が硬いという自覚があるならストレッチ、足が安定しないのならウォーキングなどの補強運動を行ってください。

あとはセカンドオピニオンじゃないけど、いつもと違う先生に習ってみることです。先生によって考え方はさまざまですから、試してみる価値はあります。

 

――歳を取り、飛距離やスコアが落ちてきた場合は、どうすればよいですか?

お金を使って、飛ぶクラブをそろえましょう(笑)……というのも重要ですが、医学的には90歳でもトレーニングさえすれば筋肉は付きます。反対に、使わなければ10日で退化します。トレーニング次第なんだから、前向きな気持ちで鍛えましょう!

ぼくももっと上を目指したくて、区のスポーツセンターに通って走ったり、筋トレをしたりしています。歳を取ったからといって、先生が生徒さんより飛ばないんじゃ格好つかないでしょ?

 

――ゴルフで健康になることはできますか?

ゴルフは偏った運動だからねえ……。いつまでも健康でゴルフを続けるためにも、ストレッチやウォーキングなど日常的な運動を、ゴルフと並行して取り入れていったほうがいいと思います。プロだってゴルフの練習だけしていたら、足腰が安定しないし、ラウンドの後半でバテることになるからね。

 

――ゴルフが上達するインストラクター探しのポイントを教えてください。

難しいね。お医者さんだっていくらでもいるわけで、ほとんど“めぐり合い”だよね。ゴルフを理論的に教えてくれて、しかも納得させてくれる先生ってなかなかいないかもしれない。

 

――最後に、村田先生から読者のみなさんへひとことお願いします。

読者って誰……?

 

――いま、この記事を読んでくれている方々のことです。そりゃもういっぱいいますよ(笑)

ぜひ、緑山にお越しください(笑)

 

 

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 左から施設を案内してくださった西山課長、村田プロ、小林さん。

 

 

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 別日に撮影。もうひとりの小林さんと、スタッフの北斗さん。みなさん、お世話になりました!

 

 ――質問は以上で終了です。途中で、「まるできみのゴルフ上達のために話しているみたいだなあ」とぼやいた村田先生。それは先生が「きみは体が硬いんじゃないの?」など、目の前のゴルファーのことをなんでも見抜いてしまう素晴らしい指導者だからだと思います。いくらでも話の弾む、楽しいインタビューでした。村田俊宏先生、ご指導ありがとうございました!

 

 

《取材協力》

TBS緑山ゴルフスタジオ

受付電話(045)961-0606


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村田プロのレッスンは水~金、日曜日。詳細は上記の受付電話までお願いします。

 

 

◎スコアアップの計は元旦にあり。2014年度版、ゴルフダイアリーのご購入はここからどうぞ。

http://www.jlds.co.jp/galapa/2013/07/lifedesign-golf-diary-2014.html

 

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