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2013年10月25日 14:21

 

『プロからプロへ、レッスンリレー』とは?

優れたコーチのもとを訪れ、教えを乞い、そして次のコーチを紹介していただきながら数珠繋ぎに続けていく企画。テーマは“メンタル”と“日頃の行い”です。

 

ISLAND GOLF CULB GALAPAのみなさま、こんにちは! 

松井丈先生からバトンタッチを受けた橋本潜先生のインタビュー、楽しんでいただけていますか? 

 

我がGALAPAと、SEN HASHIMOTO Golf Academyの根拠地【三鷹ゴルフプラザ】のコンセプトがとても近いということがわかり、一気に橋本先生との距離が縮まった【前編】。

そのコンセプトとは、「いつまでも健康でゴルフを楽しみたい」というすべてのゴルファーの願いでした。

 

【後編】もラウンドの流れに沿って、生涯スポーツであるゴルフの楽しさを語ってもらいます。 

 

 



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橋本潜 Sen Hashimoto

 

1972年6月7日/神奈川県生まれ。

1994年に渡米、カリフォルニア州サンディエゴ近郊の RED HAWK G.Cを拠点にUSPGAツアーマンデートーナメントやゴールデンステートツアーに参戦。その他オーストラリアンツアー Qスクールなども経験する。

帰国後は日本ゴルフツアー機構ツアープレーヤー資格を取得し、ゴルフ場に勤務しながらワンデートーナメント(2002年ノースウエストスタンバイツアー優勝・ 2003年 GGSツアー優勝 )、地方オープン競技、日本ゴルフツアー機構チャレンジトーナメントなどにも参戦する。

2005年より自身の経験や知識またゴルフの楽しさ、深さを伝えるため、レッスン活動を開始。社団法人日本プロゴルフ協会 A級ティーチングプロ。



――【後編】も雑談から入ってよろしいですか? ゴルフをはじめたきっかけを教えてください。 

家の近くに河川敷があったのですが、そこに近所のオジサンたちが自分たちで2~3ホールのショートホールを作って、ゴルフをやりはじめたんです。子供ながらに「おもしろそうだな」と思って、一緒に遊びはじめたのがきっかけです。


――そういえば、松井先生とはどのようなつながりですか? 

ぼくは留学(米サンディエゴ)から帰ってきたあと、森永高滝カントリー倶楽部というゴルフ場に修行で入りました。松井は半年後くらいに入ってきて、それ以来の親友です。当時はふたりであちこちのミニツアー(※1日だけの試合)に参加して、“賞金稼ぎ”のようなことをしていましたよ。


――稼げました? 

そこそこ(笑)。



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それではお昼休みを挟んで、ラウンド後編に行ってみましょう!



●お昼やすみ

――橋本先生がお昼休みに必ずやることはありますか? 

休みをとるとどうしても体が硬くなるので、朝よりも軽いストレッチをしてから出て行きます。


――午前中のスコアがぼろぼろの場合、どのように気持ちを切り替えたらよいですか? 

人生最後のラウンドだと思ってまわるのはどうでしょうか。みなさん、このゴルフが永遠にできると思っていますけど、結局は1打1打の積み重ねです。次の1打があるとは限らないですよね?

だからぼくはハーフで考えたり、1ホールで考えたりすることはあまり良くないと思っています。ハーフベストを出そうとかじゃなくて、1打1打を良くしようと考えるべきです。



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【前編】にもチラリと登場した、【三鷹ゴルフプラザ】のゴルフバーで食べられるパーティーメニュー。



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同施設内にある系列イタリアン【トラットリア バール ラ・メーラ】から運ばれてきます。

お料理の詳しい情報はこちらから→ http://tb-lamela.com/



●午後ラウンド

――午後も体力を保つ方法を教えてください。 

ゴルフは運動量的にはたいしたことのないスポーツなので、継続してラウンドに行けば、疲れない体になると思いますよ。あと女性や初心者の場合、足手まといになってはいけないと気を遣うので、気疲れしているという可能性もありますね。どちらにしても中級以上になれば、疲れは気にならなくなります。


――午後も集中力が切れない方法を教えてください。 

1打1打大切に打てているか、ルーティンを守れているか。こういったことをセルフチェックすると、くずれにくいですね。「今の、ちゃんと目標設定した?」とか、自分で自分のプレーをチェックするといいですよ。ゴルフは個人競技ですから、監督も自分、選手も自分です。

あとはチョコとか、甘いものを食べましょう。



●プレー終了後

――プレー後、絶対やるべき体へのメンテナンスは? 

お風呂に入って、湯船でストレッチです。疲労感も取れ、温かいお湯の中で体も伸びます。


――今日のゴルフを振り返ってやっておくことはありますか? 

「ティショットで何回フェアウェイに行ったか」「セカンドショットで何回グリーンを捉えられたか」「アプローチで寄せて、ワンパットで何回行ったか」「パット数はいくつか」……この4つのデータを付けるだけでも自分の実力がわかるので、ぜひ行ってください。

そして、前回のラウンドと比べましょう。課題が明確に見えるようになり、練習のモチベーションも上がります。



●ゴルフライフ全般に対するアドバイス

――練習してもスコアアップせず、スコアが頭打ちだと思ったときは、どうすればよいですか? 

レッスンを受けてみてください。定期的なチェックと正しい方法による練習を行っていれば、スコアはよくなるはずです。


――歳を取り、飛距離やスコアが落ちてきた場合は、どうすればよいですか? 

ゴルフは“耳と耳のあいだのスポーツ”と言われるほど、頭を使うスポーツです。たとえ歳を取り、飛距離が落ちつつあっても“ゴルフ脳”は鍛えられていくものです。

飛距離が10ヤード落ちてもスコアには影響しませんが、攻め方やメンタル的なところのもっていきかたなど、インサイドワークの部分が向上すればスコアアップにもつながります。

また、スコアの7割以上はピンから100ヤード以内のショットで作られています。そういったショートゲームに強くなればいいのではないでしょうか。


――ゴルフで健康になることはできますか? 

自然の中でプレーするため、精神の健康には良いスポーツだと思います。気持ちの面での作用は大きいですよね。仕事で落ち込んだことも忘れられるとか。


――わかります。コースに行くといつも「幸せだなあ」と思います。ところで私、第5回の吉村史恵プロの取材で整骨院に行った際、“ソリ腰”だと通告されました。ゴルフに影響はありますか?

そのときの記事→ http://www.jlds.co.jp/galapa/2013/09/post-8.html

ゴルフは早いスピードでスイングしないといけないのに、バランスが取れないということですからねえ……絶対に上手にならないです(笑)。


――絶対に治します(泣)。 

女性の生徒さんに多い症状ですが、腰痛になりやすく、中には長時間練習できないかたもいます。

筋力が弱くて背中が丸まってしまうのを直そうとして無理に伸ばすから、腰がそってしまう――それがソリ腰です。根本的な原因は筋力の弱さにあるので、腹筋運動をするなど、お腹まわりの筋肉を鍛えるトレーニングが必要です。当施設の「ホグレル」もインナーマッスルに働きかけるので効果があると思いますよ。



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うわさの「ホグレル」を使用する橋本先生。



――インストラクター探しのポイントを教えてください。 

基本をじっくりとチェックしてくれるプロ、質問に対して納得のいくように説明してくれるプロがいいのではないでしょうか。ショットだけではなく、メンタルやコースマネージメントなど、トータルで教えてくれるかたを探してみてください。


――最後に、橋本先生から読者のみなさんへひとことお願いします。 

生涯スポーツとしてゴルフを楽しく続けていくためには日頃からの体のメンテナンスやトレーニング、定期的なスイングチェックが必要です。
ゴルフは正しい形で繰り返し練習すれば年齢性別に関係なく誰でも上達します。「歳だから」というのは禁句です。信念を持って続けていきましょう。
私もティーチングプロとして少しでも皆様のゴルフライフのお役に立てるよう日々新しいことを取り入れ、研究し発信できるよう努力していきたいと思います。


――以上で質問は終了です。橋本先生は記者にもいろんなことを訊いてくれました。「うちのスクールの改善すべき点ってある?」「どんなホームページだったら興味が湧く?」 

先生、私の言った“晩ごはん付きレッスン”が実施された際は一番乗りで食べに……じゃなくて、習いに行きますからね! ありがとうございました。



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【取材協力】

 

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三鷹ゴルフプラザ

http://www.mgolfplaza.com/

JR中央線「三鷹」駅南口徒歩3分

(東京都三鷹市下連雀3-33-2 レクセル三鷹1F)

TEL:0422-26-6585


トラットリア バール ラ・メーラ

http://tb-lamela.com/


SEN HASHIMOTO Golf Academy

http://www.sh-golf.com/about/index.html




hashimoto-11.jpgのサムネール画像


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2013年10月18日 14:04

『プロからプロへ、レッスンリレー』とは?

優れたコーチのもとを訪れ、教えを乞い、そして次のコーチを紹介していただきながら数珠繋ぎに続けていく企画。テーマは“メンタル”と“日頃の行い”です。

 

ISLAND GOLF CULB GALAPAのみなさま、こんにちは。

GALAPA取材班がゴルフ好きの楽園を見つけました! その名も【三鷹ゴルフプラザ】。1階はゴルフバー、2階はインドアレッスン場というきれいでおしゃれな施設で、うっかり住みたくなってしまうこと請け合いです!! (注:住めません)

 

そして今回の講師は、松井丈先生のご友人であるSEN HASHIMOTO Golf Academy主宰の橋本潜先生。 

本企画はじまって以来の経営者直々の登場です。 

 

最新のゴルフ理論から健康に関することまで、勉強家の橋本先生に“生涯スポーツ”としてのゴルフの魅力を教わります。 

 



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橋本潜 Sen Hashimoto


1972年6月7日/神奈川県生まれ。

1994年に渡米、カリフォルニア州サンディエゴ近郊の RED HAWK G.Cを拠点にUSPGAツアーマンデートーナメントやゴールデンステートツアーに参戦。その他オーストラリアンツアー Qスクールなども経験する。

帰国後は日本ゴルフツアー機構ツアープレーヤー資格を取得し、ゴルフ場に勤務しながらワンデートーナメント(2002年ノースウエストスタンバイツアー優勝・ 2003年 GGSツアー優勝 )、地方オープン競技、日本ゴルフツアー機構チャレンジトーナメントなどにも参戦する。

2005年より自身の経験や知識またゴルフの楽しさ、深さを伝えるため、レッスン活動を開始。社団法人日本プロゴルフ協会 A級ティーチングプロ。



――ゴルフバーということで、やる気満々で来ました(笑)。【三鷹ゴルフプラザ】の特長を教えてください。 

1階はゴルフバー、2階はインドアレッスン場となっていますが、どちらにもシミュレーションゴルフの設備が複数台あり、都心の施設と比べても遜色がないので、「三鷹にこんなところがあるなんて!」と驚かれるお客様は多いです。

じつは【三鷹ゴルフプラザ】はISLAND GOLF CULB GALAPAと似たコンセプトを持っていて、“健康でゴルフ楽しく続ける”ことを目的として作られた施設なんですよ。

たとえば、2階の練習場には「ホグレル」というストレッチマシーンを導入し、「体」と「ゴルフ」の両方を向上させるレッスンを行っています。男性には筋力があるのに柔軟性がとぼしいかたが多く、バックスイングが回りづらかったり、腰痛になったりしがちですが、しっかりほぐすことによって問題を解決し、ゴルフのパフォーマンスも上げていくことができます。


――御社「SEN HASHIMOTO Golf Academy」についても教えてください。 

既存の理論に囚われず、新しい考えや理論を取り入れて、それをレッスンやメディアなどの手段でみなさんに伝えていくということを基本理念にしています。


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充実した設備。三鷹は良い街ですが、「三鷹にこんなところがあるなんて!」と驚くかたの気持ちもわかります。



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こちらは、うわさの「ホグレル」。野球のイチロー選手が使っているマシーンをコンパクトにしたものだそう。



――2階はぱっと見、スポーツクラブのようでもありますね。時間配分など、どのような感じでレッスンするのですか? 

レッスンは50分で1コマです。初回のレッスンの際、マシーンの使い方などをレクチャーしますので、2回目からはレッスン前に、各自使っていただくことができます。


――先生、ランニングマシーンまでありますよ! どういうタイミングで走るのでしょうか。 

レッスンの後、走ってから帰るかたが多いですね。ランニングマシーンは汗をかきますから、レッスン前よりレッスン後ということで。ちなみにシャワー室もあります。



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スポーツクラブかと思いきや、10メートルのロングパットも練習可能なインドアゴルフスクール。



――SEN HASHIMOTO Golf Academyは三鷹での室内レッスンのほかに、千葉県で屋外のレッスンを行っていますね。 

千葉の練習場では今、最も高性能な弾道測定器のひとつといわれる「フライトスコープ」を導入し影像解析と合わせてレッスンを行っています。
練習場の成果をコースで確認するためにラウンドレッスンも行なっており、技術的な部分はもちろん、コースマネージメントやコースメンタルなどスコアアップにつながるようトータルでレッスンしています。


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ちなみにバンカーもあります。さて、いつもの質問にいきましょう!



●ラウンド前日 

――前日の理想的な過ごし方を教えてください。 

ゴルフは事前の準備が重要です。コースの情報をチェックしたり、手持ちのクラブを見直したり、あとはもちろん練習に行きましょう。


――やっぱり、橋本先生も“前日の練習推奨派”なんですね……。松井先生が「前日に練習すると疲れる!? 甘えるんじゃない!」くらいのかただったので、きっとそうだと思いました。 

ゴルフは毎日やっても大丈夫なスポーツですから(笑)。ただし、やみくもに練習するのではなく、コースにいるつもりでシミュレーションするのがおすすめ。不安を取り除く効果があります。

練習だけでなく、コースの情報をインターネットでチェックするときも、頭の中でコースをまわってみましょう。最後のパットを入れるところまで思い描いてください。


――橋本先生が「これだけはゴルフ場に持っていく!」というものがあれば、教えてください。 

距離のレーザー測定器ですね。ピンに当てると、残りの距離がわかります。ゴルフ量販店で売っていますよ。



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レッスンでは橋本先生が契約している「テーラメード」社のクラブが使用できます。ドライバーに力を入れているメーカーで、プロの使用率は8割。



●ラウンド当日のスタート前 

――おすすめの朝ごはんを教えてください。 

和食です。脳みその栄養素は糖分なので、お米を食べると頭が冴えて、イメージ力がアップするように思います。食後のコーヒーも普段はブラックですが、ラウンドの前はしっかり砂糖を入れるようにしています。


――朝の練習時、やっておくことを教えてください。 

しっかりストレッチをして体の動く状態を作っておいてから、球を打ちましょう。その際、本番のティショットだと思って、メンタル的に自分を追い込むことです。

あとはその日の傾向を把握することも重要です。今日はスライスするとわかっていたら、それを前提にコースを攻めていけますから。



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朝ごはんではありませんが、【三鷹ゴルフプラザ】のゴルフバーでお食事する橋本先生。



●午前ラウンド 

――朝一番のティショットのとき、緊張しない方法を教えてください。 

基本的にはありません。どんなプレイヤーでも緊張するものなので、 あとは“持っていきかた”です。緊張している=ダメだ、と思わないこと。ある程度、緊張がないと良いショットは打てないと思っていましょう

ぼくはツアーキャディーの経験もあるのですが、何十年とプレーしているシニアツアーのプロだって、スタートが近づくとブルブル震えていました。しかしそこから「身震いするような緊張があったときこそ、最高のパフォーマンスができるんだ!」というふうに、気持ちを持っていくわけです。


――バンカーや池が見えると、わざとのように入れてしまいます。なぜですか? 

自分の打ちたい場所よりも、バンカーや池を過剰に反応しているからです。頭の中では、ほんとうに打ちたい場所とバンカーの区別は付きませんからね。


――視界に入っちゃうのはしょうがないとして、どうしたら意識しないで済みますか? 

プロゴルファーは構える前、ボールの後ろに立って目標をじっと見ていますよね? 池やバンカーより強いイメージを作るには、その時間が7秒以上必要です。


――7秒! どこから導きだした数字ですか。 

タイガーウッズら一流プレイヤーのアドレスを研究した結果、そのように言われています。アマチュアは、構えてから打つまでの時間が長いですが、プロは構えるまでの時間を長く取るんですよ。みなさんも構えたあとで、「あそこに池がある」、「バンカーがある」と考えることはよしましょう。



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プロはこの状態になる前に、目標を脳に焼き付けている。



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だからナイスショットしかありえないのだ!



――失敗のあとの一打が、絶対に成功する方法を教えてください。 

人間は自分を疑う動物なので、「また同じ失敗をするんじゃないか」と思ってしまいます。疑念を押さえ込むためにも、目標を7秒以上見つめましょう。


――すいません。やっぱり7秒って長くないですか?(汗) 緊張が高まって、自爆しそうです。 

あそこに落ちて、あそこまで転がって……と、シミュレーション込みで見つめていれば、7秒くらいすぐ過ぎますよ。


――上手な人、偉い人とまわると打ち急いでしまいます……。 

ルーティンが確立できてないんでしょうかね。どんな人と一緒だろうと、ルーティンを守ってショットに集中しましょう。ゴルフは個人競技ですから、自分が思っているよりも他のひとはあなたを見ていません。


――プレッシャーのかかるホールなど、ピンチのときに心がけることを教えてください。 

①目標設定、②弾道イメージ、③ショット。この3つを常に心がけ、同じリズムで行えば大丈夫ですよ。他のホールと同じで、やれることをやるだけです。


――ラウンド中の素振りの効果的な行いかたを教えてください。 

本気の素振りをしてください。本気とは思いっきり振るという意味ではなく、“リハーサル”として頭を使って素振りをするという意味です。ラフがどのように絡むかなど、見るべきところをきちんと見て、本番に生かしましょう。


――アプローチでいったりきたり……どうすれば適度な距離が打てますか? 

いったりきたりということは、トップして(※ボールの上を叩いて)いませんか? クラブの歯(リーディングエッジ)ではなく面に当てるために、アドレスでセットした手首の角度を固定したまま、変えないように打ちましょう。また、足の幅を広げず、やや左加重に構えてください。


――パットでいったりきたり……以下同文。 

朝の練習が上手くいっていませんね。距離感をつかむまで、30分くらいはパットの練習をするようにしてください。

カップに入れなくてもいいんです。練習グリーンをいっぱいに使って、ロングパットの練習を繰り返します。パットの感覚は自身の内面にあるので、人から教わることができませんからね。


――練習グリーンでは、「よし。どっから打っても2回で入る」と思うのですが……以下同文。 

本コースのほうが難しいですよね(笑)。それは確かです。


――ありがとうございました。スクリーンから「ぴよぴよ」と鳥の声が聞こえる中、球も打たずにゴルフの話をするのもおつですね。橋本先生、【後編】もよろしくお願いします! 



●後編は1025日(金)配信予定です。 



【取材協力】

 

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三鷹ゴルフプラザ

http://www.mgolfplaza.com/

JR中央線「三鷹」駅南口徒歩3分

(東京都三鷹市下連雀3-33-2 レクセル三鷹1F)

TEL:0422-26-6585


トラットリア バール ラ・メーラ

http://tb-lamela.com/


SEN HASHIMOTO Golf Academy

http://www.sh-golf.com/about/index.html



 

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ゴルフを毎日楽しめる、2014年版ゴルフダイアリーが好評発売中です。ここで見てね!

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2013年9月20日 19:32

 

 

『プロからプロへ、レッスンリレー』とは?

優れたコーチのもとを訪れ、教えを乞い、そして次のコーチを紹介していただきながら数珠繋ぎに続けていく企画。テーマは“メンタル”と“日頃の行い”です。

 

本日は、講師の吉村史恵先生のかかりつけである【ごうとくじ駅前通り整骨院】におじゃましています。

吉村先生はラウンドのあと、必ずこちらの医院の施術を受けるそう。“いつまでも健康でゴルフを楽しむ”ことをテーマとするISLAND GOLF CLUB GALAPAの記者としては、どんな効果があるのか興味津々です!

 

「フラットなライでのアドレスで大切なのは、目標に対して、身体のラインを平行に、軸を真っ直ぐにして立つ事です。でも身体の歪みが強いと、どちらかの肩が前に出て平行に立てなかったり、どちらかの足に体重が多くかかり軸が傾いたり、身体を水平に回しにくくなり、ミスショットにつながります」(吉村先生)

 

「まっすぐ立つということは、じつは難しいことです。今はまっすぐ寝ることができない人も多いですから……。現代人は椅子に座っている時間が長い。本来、足で支えていた体をおしりで支えているような生活を送っているから、骨盤にかなりの負担がかかっています。ゆがんだ骨盤を調整してあげると、バランス良く立てるようになりますよ」(森松祐介院長【ごうとくじ駅前通り整骨院】)

 

では。

まずはお昼休みを挟んで、それから午後のラウンドにでましょう!

 

 

 

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吉村史恵 Fumie Yoshimura

 

1974年1月18/京都府生まれ。

日本大学ゴルフ部出身。日本女子プロゴルフ協会A級ティーチングプロとして、これまでに2,000人以上のゴルファーを指導する。

『女性のための基本のゴルフレッスン』『超簡単ゴルフスイング基本の「き」forレディース』『女性のための練習場で上手くなる基本のゴルフ』など、著書多数。

ゴルフ振興事業を手がける「ゴルフの窓口 タカゴルフプラン」所属。同社の【狛江ゴルフスクール】を担当する。

 

 

●お昼休み

――理想的なお昼休みの過ごし方を教えてください。

お昼ごはんを食べると思いますが、ここでも食べ過ぎないことが大事です。お酒は飲んではだめ。これからあとのプレーが疲れやすくなりますよ。私もお酒は大好きですが、ゴルフ場ではひとくちも飲みません。飲酒はラウンドの前夜までに済ましておきましょう(笑)。

あと、女性の場合は顔のファンデーションを塗り直しましょう。塗り直すというか、朝のお化粧の上から粉をはたくだけですが、それだけでもかなり紫外線をガードできます。体の日焼け止めも同様です。

 

――第1回講師の先生が、「男子のプロはスルーでラウンドするから、お昼休みという概念があんまりない」といっていました。女子のプロはどうですか?

私もいつも行っているコースはスループレーです。

 

――午前中のスコアがぼろぼろの場合、どのように気持ちを切り替えたらよいですか?

ハーフベストを狙いましょう。「ハーフベストをだしてやるっ」と思うと、まだまだやる気がでますよ。

 

 

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【ごうとくじ駅前通り整骨院】。夜遅くまで明かりが消えない。

 

 

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ゴッドハンド・森松院長。院内の張り紙を見ただけで、地域の健康を守る使命に燃えているのがわかります!

 

 

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まずは問診から。

 

●午後ラウンド

――午後も体力を保つ方法を教えてください。

ラウンドで疲れるってこと? 私はあんまり疲れないから気持ちはわかってあげられないかもしれないけど、具体的にどんな症状がでる?

 

――目の前がボーっとかすんできます。それと足が痛くて。

目の前がかすむのは疲れじゃなくて、日光にやられているのかもね。サングラスをして、ときどき目薬を点してみてください。じつはサングラスと目薬は、私もなるべく使うようにしています。

足はハイソックスを履いてみてはどうですか? 【前編】で紹介した「ZEROFET」からも着圧の強いものがでています。宮里藍ちゃんがハイソックスを履いているのは、ふくらはぎの疲労を軽減するためだと思いますよ。

 

――午後も集中力が切れない方法を教えてください。

ここでもハーフベストを意識することです。

 

●プレー終了後

――プレー後、絶対やるべき体へのメンテナンスは?

ストレッチ! 私の場合は自分でも行ったあと、ここの整骨院で人の手のお世話になります。ほぐしてもらって、骨盤調整なんかもやってもらいます。ラウンドしたその日中に来るか、遅くとも翌日には必ず来ています。

 

 

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ご自身が野球をされていたということで、スポーツにも詳しい院長。「ゴルフではよく“腰をまわす”という表現を使いますが、腰の骨(腰椎)は構造上、回旋には向いていません。ひとつの腰椎が回旋できるのは1度~2度で、股関節と背骨(胸椎)の動きが非常に重要になります。“腰をまわす”というイメージだけでスイングすると怪我をしますよ」

 

 

――今日のゴルフを振り返ってやっておくことはありますか?

スコアと反省点を書き留めることです。ISLAND GOLF CLUB GALAPAの2014年版ゴルフダイアリーは私の所属する「ゴルフの窓口 タカゴルフプラン」が監修しています。ぜひ来年は使ってみてくださいね。

 

 

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こちらがゴルフダイアリー。2014年度版のデザインは、女性からも好評。

 

 

●ゴルフライフ全般に対するアドバイス

――練習してもスコアアップせず、スコアが頭打ちだと思ったときは、どうすればよいですか?

頭打ちだと思った瞬間、ほんとうにそこが頭打ちになります。たしかに飛距離には限りがあって、練習すれば300ヤード飛ぶようになるかというと、それはならないけど……。スコアはまた別です。

頭打ちにしないためのコツは、自分で決めないこと。たとえば「いついつまでに100切る」とか。目標を立てるのは悪いことじゃないけど、ゴルフってかなりキャリアがものをいうスポーツだから……。どんなに上手くなってももっと上手くなりたいって思えるスポーツなのよ。だから、「いついつまでにこうなってなきゃダメ」って決めつけなければ、いつまでも頭打ちにはなりません。

 

――歳をとり、飛距離やスコアが落ちてきた場合は、どうすればよいですか?

飛距離に関しては、クラブを見直してください。歳をとるとクラブのヘッドスピードが落ちてきます。今のヘッドスピードに合ったクラブを使っていない可能性があります。

私は月2回、土曜日に新宿伊勢丹の試打場、月に1回日本橋三越でクラブコンサルティングをしています。そのかたのスイングを見て、データもでますからそれと併せ、「もっとシャフトを柔らかくしたほうがいいいですよ」などとクラブ選びのアドバイスをしています。

 

――今度、土曜日に伊勢丹へ行ったらのぞいてみます!!

ぜひ。でもね、クラブコンサルティングは女性より男性のほうが、受ける意義が大きいかも。理由は2つあります。1つには、男性のほうが商品の種類がたくさんあります。2つ目は、男性は柔らかいシャフトを使うのを嫌がる傾向にあることです。周りの人から非力に見られたくないみたい。多くの男性が自身の適合するものより、硬くて重いシャフトを使って、損をしています。

 

 

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施術はいよいよクライマックスへ。「痛い!」とさけぶ吉村先生。

 

――ゴルフで痩せることはできますか?

体をひねる動作があるので、ウエスト周りはシェイプされると思います。できるだけカートに乗らず、お昼もビールを飲まずまわれば、健康的に痩せるんじゃないかな。私も35歳くらいを境に体質が変わったのを感じるので、少し絞ろうと思っているところです。一緒にがんばりましょう。

 

――極力日焼けせず、ゴルフライフを送る方法を教えてください。

とくにどこが気になる?

 

――クビのうしろですね。ゴルフをやってない女性とは、色がまったく違います。

そこ、人と較べる!?(笑) ……そうね、【前編】で紹介したネッククーラーをしておくと違うと思います。やっぱり日焼けは冷やすのがいちばんらしいので、私はラウンドのあと必ずシートパックをしますが、それも冷蔵庫で冷やしてから使いますよ。夏はビタミンC、冬はコラーゲンかな。余った美容液は必ずクビにすりこみます。日焼けするとクビがシワになります。女性はクビにシワを作ると一気に歳をとって見えるので、気をつけましょう。

 

――“この先生に教わると上手になる!”インストラクター探しのポイントは?

なんでも相談できる人を見つけましょう。頭打ちだと思ってしまったとき、「もうダメだとおもうんだけど……」って相談しに行ける先生がいることはゴルフ人生にとって大きい。

ゴルフを離れた話をしてもいいと思いますよ。そうしたいと思うのであれば。私自身は生徒さんといろんな話をする中でその人の性格がわかったりすると、それを踏まえたレッスンをしたりしています。

 

――最後に、吉村先生からひとことお願いします。

みなさまのゴルフライフがより楽しく充実したものになるように、お手伝いしたいです。私の好きな言葉は“継続は力なり”……じつは来月、15年ぶりに試合に出場します。ティーチングプロとして競技へ復帰することで、また新たな発見があると思うので、それを提供していきたいということです。

一生ゴルフに関わっていたかったので、今の仕事を選びました。私にとってゴルフは、今回の質問にもあった“ダイエット”とおなじです。つまり一生続くものです。その中で、気持ちが高まったり少し低調になったりする。一生それを繰り返していくんだけど、それが私のゴルフ人生です。ダイエットを決意して、痩せ始めたころっていちばん楽しいですよね? 私も今、試合のためのトレーニングを再開したばかりで、イメージ通りの球が打てるようになっていくのが楽しいです。

 

 

――以上で質問終了です。インタビュー後、どうしても聞いて欲しくなって記者自身の諦めかけた夢を先生に話しました。「よしそれ、明日からやろう。ダイエットとおなじなんだから」と、吉村先生。

“なんでも相談できる先生”は、まさに吉村先生のことでした!

 

ISLAND GOLF CLUB GALAPAでは、吉村史恵プロの今後も追っていきたいと思います。

 

 

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●次回は、SEN HASHIMOTO Golf Academy主宰・橋本潜プロの登場です。

 

 

取材協力

ゴルフの窓口 タカゴルフプラン http://www.takagolfplan.co.jp/

※ 吉村史恵先生は「ゴルフの窓口 タカゴルフプラン」の運営する【狛江ゴルフスクール】にて火、水、金曜日を担当。上記HPからお問い合わせください。

 

ごうとくじ駅前通り整骨院

http://www.goutokuji-in.com/

 

 

 

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2013年9月13日 17:58

『プロからプロへ、レッスンリレー』とは?

優れたコーチのもとを訪れ、教えを乞い、そして次のコーチを紹介していただきながら数珠繋ぎに続けていく企画。テーマは“メンタル”と“日頃の行い”です。

 

ISLAND GOLF CULB GALAPAのみなさま、こんにちは。

本日は連載初、女性の先生が登場。著書やゴルフ専門誌の指南記事で知られる吉村史恵先生です。

 

女性のゴルフインストラクターは男性にくらべて圧倒的に少ないですが、さらに最高峰の資格である日本女子プロゴルフ協会のA級ティーチングプロとして認定を受けている先生となれば、全国に137名しかいません。

 

つまり吉村先生は当連載にとって、とても貴重なご縁なのです。

 

このチャンスを逃すまいと、いつもの質問に加え、女性のアマチュアゴルファーが訊きたいあれこれをぶつけてみます!

 

 

 

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吉村史恵 Fumie Yoshimura

 

1974年1月18/京都府生まれ。

日本大学ゴルフ部出身。日本女子プロゴルフ協会A級ティーチングプロとして、これまでに2,000以上のゴルファーを指導する。

『女性のための基本のゴルフレッスン』『超簡単ゴルフスイング基本の「き」forレディース』『女性のための練習場で上手くなる基本のゴルフ』など、著書多数。

ゴルフ振興事業を手がける「ゴルフの窓口 タカゴルフプラン」所属。同社の【狛江ゴルフスクール】を担当する。

 


――お会いできて光栄です。まずは、吉村先生がゴルフを始めたときのことを教えてください。

小学校4年生のとき、親に連れられて行った練習場で初めてクラブを握りました。それからは家族旅行のときとか、年1回くらいのペースでラウンドしたかな。小さいころからなにかとスポーツをやっていたから、最初から当たるし、飛ぶし、自己流ながらそれなりに、90台くらいではプレーできていました。

転機はバスケ部の引退です。中学、高校とバスケに熱中していたんだけど、引退する時期がきたので、ゴルフのレッスンを受けてみました。そうしたら、プロから言われていることがまったくできなかった。できたと思っても、また翌日にはできなくなっている。私にとってこんなことは初めての経験で……。ゴルフはどんなスポーツよりも難しかった。それでハマってしまいました。

 

――難しいからハマったのですか!?

そう。ゴルフは打てるだけじゃだめ、と気づいておもしろくなったの。正しいグリップの握り方とかスイングを教わって、その日はいったん当たらなくなったりもするけど、そこを乗り越えたらもっと飛ぶようになる。ほかのスポーツにはない感覚でした。

周囲は受験モードになっていきましたが、私はゴルフをやると決めました。このときがほんとうの意味で“ゴルフを始めたとき”だと思います。365日クラブに触れるようになったのは、18のときから。

 

――強豪大学のゴルフ部に入り、たいへんなことはありませんでしたか? 日焼けとか。

日焼けか……。大学の4年間は一度も日焼け止めを塗ることなく過ごしました。いま考えると恐ろしいですね。でも当時はそういう時代で、女子プロもみんな真っ黒でショートカットでお化粧もしていませんでした。

 

 

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4年間日焼け止めなしでこの美肌!

 

 

――担当する生徒さんは男性と女性、どちらが多いですか?

スクールは女性が多く、個人レッスンは男性が多いですね。スクールはおしゃべりをしたり、お茶を飲んだりといった横のつながりがあるので、女性の生徒さんの中にはそれを楽しみにいらっしゃる方も。合計すると、男女の割合は半々かな。男女いずれも年齢層は高めで、もう30~40年ゴルフをされているかたが中心。だからみなさん、お上手ですよ。

 

――女性インストラクターに教わるとココがいいよ、という利点を教えてください。

女子のプロと男子のアマチュアゴルファーは、ちょうど飛距離がおなじです。コースに行ったとしたら、狙う場所が一緒。そのとき選ぶ番手も一緒。共感できていいと思いますよ。

 

――でも最終的なスコアでは先生が勝ちますよね?

うん(笑)。でもね、私の生徒さんはほんとうにお上手なかたが多い。パープレーでまわるような、いわゆる“シングルさん”ってよばれる男性になると、「いい勝負をしたい」と思ってらっしゃいます。彼らは私に勝ちたいんです(笑)。

 

 

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腕に覚えのある男性のみなさん、ぜひ吉村先生に挑戦を!

 

 

――【狛江ゴルフスクール】の特長を教えてください。

私の所属している「ゴルフの窓口 タカゴルフプラン」の社長、松尾貴將のこだわりがそのまま特長になっていると思います。

まず、ボールとマットがいいです(笑)。練習場のマットって大事よ。デコボコの硬いマットだと体を痛めることもある。当スクールではタカのこだわったきれいで新しいマットで練習できます。ボールも1年1回替えています。それからバンカーの練習ができます。“土”じゃなくて、ちゃんと“砂”の入ったバンカーですよ。

 

 

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吉村先生のクラブセット。

 

 

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パターは、PGA理事の井上建夫プロが考案したオーダーメイドのもの。ショートパットが入りやすいよう、ブレードで打つのではなく、トンカチで打つ感覚を目指した。新宿伊勢丹の試打場で購入可能です。

 

 

●ラウンド前日

――それでは、本題です。前日の理想的な過ごし方を教えてください。

今日は“女性ゴルファーの場合”という設定でお話ししますね。女性の場合、「前日に練習場に行くと疲れるから行かない」というかたが多いですが、私は行ったほうがいいと思います。50球でいいから球を打っておくと安心感が違います。

あと着るものでテンションが上がったりもするので、明日の天候にあわせたウエアをきちんと準備してから寝ましょう。

 

――先生が「これだけはゴルフ場に持っていく!」というものを教えてください。

まず氷嚢。そしてネッククーラー、水に浸けると膨らんで冷たくなります(バッグからいろんなものがでてくる吉村先生)。それからルールブック。生徒さんに訊かれたときのために一応持っています。あとはサングラス、虫除けスプレー、日焼け止め、腕の日焼けを防止するための「ZEROFIT」。

以上が“夏バージョン”になります。

 

――“冬バーション”もあります?

冬は、スキーのときにするような大きな手袋を持って行きます。指先がわかれてないアレね。その中にカイロを入れて、打つときまで手を温めます。指先がかじかんでいるといいショットが打てないので、打ったあともまたすぐ温めるようにしています。

体に貼るカイロや耳を覆う帽子も必需品です。

 

 

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夏バーション公開!

 

 

●ラウンド当日・スタート前

――おすすめの朝ごはんを教えてください。

とにかく食べ過ぎないことが大事です。私もおにぎり1個か、サンドイッチ1個ですね。

 

――朝の練習時にやっておくことを教えてください。

まずストレッチ。ストレッチは球を打つより大切です。

球はワンコイン(250 ~350円)でOK。大体25球から35球入っていると思うので、アプローチ→8番アイアン→フェアウェイウッド→ドライバーの順に打っていきましょう。大きなクラブは5球ずつくらいかな。朝の練習はウォーミングアップなので、ボールの行方は気にしないことです。気にしても、今からはそうそう直せません。普段、自分が気をつけていることを思い出しながら、スイングしてくださいね。

最後はパターでしめます。コツは、最後にちゃんとカップインさせて「カランコロン」という音を聞いておくこと。“入る”イメージを持ってスタートできますよ。

 

 

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吉村先生のアドレス。

 

 

●午前ラウンド

――朝一番のティショットのとき、緊張しない方法を教えてください。

緊張はするものです。緊張しなかったらかえってよくないというか、ある程度の緊張は必要だと思います。

ほどよい緊張のためには、ルーティンを守ること。必ず素振りを2回するとか、打つ前の自分のリズムを守りましょう。

 

――個人的な質問で恐縮ですが、私にはルーティンがないように思うのですが……

でもティーは挿すでしょ? どっちの手で、どっちの足を前に出して挿す?

 

――ああ!!

ね? なにかあるでしょう。そういう小さなことでいいから自分のルーティンを決めて、守るようにしてみたらどうかな。

とはいえ、私も(プロにしては)ルーティンが少ないほうです。こないだ仲のいいプロとラウンドしたとき、彼女が一連のルーティンの後、いつもと違う足から入ったの。そしたら、ティーを挿すところからやり直していました。すごいと思いました。

 

――バンカーや池が見えると、わざとのように入れてしまいます。なぜですか?

「入れたくない」と思うからでしょうね。「入れてもいい」と思えば、入らないかもしれませんよ。

 

――失敗のあとの一打が絶対に成功する方法を教えてください。

番手によって違うし、どんな失敗かによっても違いますね。

 

――ドライバーのティショットで林に入れてしまい、打ち直すことになったという設定でお願いします。

どっちに曲がったの?(笑)

 

――右です(笑)

次は、右足を上げずに打ってください。これを“ベタ足”というのですが、右に行くということは「振り遅れて、体が開いている」ということ。下半身を動かさないくらいのつもりでいれば、まっすぐ打てます。

このように、あらゆる失敗の原因と対処法を知っておくことが役に立ちます。

 

 

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ナイスショット! 複数枚撮らせてもらいましたが、寸分狂わずおなじフィニッシュ。さすがです。

 


――上手な人、偉い人とまわると打ち急いでしまうのですが、どうしたらいいでしょうか?

気が楽になる方法はあります。たとえば、もしグリーン周りで相手を待たせてしまったとしたら、「先にパターをやっていてください」と一声かけることなどでしょうか。

 

――プレッシャーのかかるホールなど、ピンチのときに心がけることを教えてください。

許容範囲のミスを作ることです。たとえば、右がワンペナで左がOBだとします。狭くてプレッシャーがかかるところですが、「右ワンペナならまあいいか」と思うとかね。そう思った結果、フェアウェイに行けばいいよね。

 

――ラウンド中の効果的な素振りを教えてください。

さっき言った“失敗の原因とその対処法”を知っておけば、素振りに組み込むこともできますよ。右に曲がるならベタ足の素振りがいいし、左に曲がるなら身体の回転不足だから、フィニッシュからはじめる素振りがいい。リズムが悪いなら一本足の素振りを試してみましょう。

 

――アプローチでいったりきたり……どうすれば適度な距離が打てますか?

振り幅とスピードです。私の著書では「7時~5時」のスイングを、「右太もも内側から左太ももまで」というように、体の部位になぞらえて教えています。打つ前に「このくらいの距離だったら、7時~5時」ということがわかるようになりたいですね。

そのためには、普段の練習場で逆のことを行う必要があります。「7時~5時だったら、このくらいの距離になるんだ」というふうに、自分が出す距離を目で覚えていきましょう。転がった距離じゃなくて、“落とし場所”でOKです。

 

――パットでいったりきたり……以下同文。

やはり振り幅とスピードです。確かにグリーンには上がったり下がったりの差があるけれど、カップまで打つわけじゃないからね。ここまで打つという場所を決めて、その場所に打つんだから。“振り幅”がわかれば、きっともっと上手くなれます!

 

――ありがとうございました。後編は吉村先生のかかりつけの整骨院に舞台を移し、後半ラウンドに関することはもちろん、ゴルファーの体メンテナンスについても訊いていきたいと思います。先生、後半もよろしくお願いします!

 

 

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先生の最新著書です。振り幅についてもっと知りたいかたは、ぜひご一読を。

 

 

【後編】の更新は来週。お楽しみに♪

 

 

取材協力

ゴルフの窓口 タカゴルフプラン http://www.takagolfplan.co.jp/

※吉村史恵先生は「ゴルフの窓口 タカゴルフプラン」の運営する【狛江ゴルフスクール】にて火、水、金曜日を担当。上記HPからお問い合わせください。

 

 

 

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2013年9月 2日 15:57

ISLAND GOLF CULB GALAPAのみなさま、こんにちは。

第3回の講師・平野義裕先生からバトンタッチを受けた、松井丈先生の『プロからプロへ、レッスンリレー』。いよいよ【後編】です。

 

本日はゴルフ練習場を離れ、松井先生の身体トレーニングの場からお送りします。なんと、朝6時の豊洲埠頭です!

 

じつは、先生の趣味はトライアスロン。今からこのエリアで仲間との練習会が行われるそうです。参加者はトライアスロン業界のパイオニア的存在であるスポーツナビゲーターから、普段は実業団で走っているマラソン選手までさまざま。

「ゴルフとトライアスロンを両方やる人は多いですね。クラブと自転車を持ってハワイへ行くことが、普通のことになりつつあります」(白戸太朗氏/スポーツナビゲーター)

 

【後編】は松井先生と並走しているような気分を味わいながら、ラウンド後半の体力維持や、ゴルフにまつわるライフスタイル全般について学びます。

 

 


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松井丈 Joe Matsui


1974年2月9日/東京都生まれ。

叔父であるプロゴルファー松井功から贈られたジュニア用のクラブがきっかけとなり、9歳からゴルフを始める。

成城高校ゴルフ部出身。栃木県烏山城カントリークラブでの4年間の修行と各地ミニツアーを経て、【ツーサムゴルフスタジオ/代々木スタジオ】のヘッドコーチに就任。日本プロゴルフ協会 A級ティーチングプロ。

趣味はトライアスロン。



――トライアスロンが松井先生のゴルフに与えた影響を教えてください。

ラウンドしても疲れなくなりました(笑)。さすがに体力がつきましたね。それから、ぼくはトライアスロンのおかげで初めて、正しい栄養補給のタイミングがわかりました。レースでハンガーノック(※肉体がエネルギーを失った状態)を経験したことで、【前編】でお話しした糖分摂取の重要性などをあらためて学んだと思います。

飛距離はトライアスロンでは変わらないようです。特に水泳(※トライアスロンは水泳、自転車、マラソンで構成)は関係ないですね。水の中で行うスポーツの動きはなんだかんだいっても“遅い”ので、ゴルフのような“速い”競技とは親和性が少ないのでしょう。


――ゴルフにない楽しさはありますか?

ぼくはゴルフをやる以上、1番になるつもりでプレーします。だけどトライアスロンの場合は、「あのオッサン、なんであんなに速いんだ~」とある意味、呆れ返りながら頑張れるところがいいですね。わかってもらえないでしょうが、過酷なだけでなく非常に楽しい競技なのです。


――あんまりわかりません(笑)。それでは本題に入りましょう。 



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続々と集まりはじめるトレーニング仲間たち。緑のウエアが松井先生。これから1周1キロのコースを10周走る。



●美しいラウンド当日・午後

――午前中のスコアがぼろぼろの場合、どのように気持ちを切り替えたらよいですか?

午後一のスタートですが、前半がどうであれ、つねに一打一打に集中することが最終的なスコアを良くするポイントです。午後だからというのではなく、今打とうとしている目の前の一打に集中することです。難しいですけどね……。


――午後も体力を保つ方法を教えてください。

補給してからエネルギーに変わるまでのタイムラグを考えると、昼食も吸収されやすい糖質系にし、脂っぽいものは控えます。「VAAM」(明治乳業)のような体脂肪をエネルギーに変えるアミノ酸系サプリも摂取すると良いと思います。

 

――VAAM! 前回の講師、平野先生からも出た名前の出た商品です。

ぼくもラウンド前には必ず飲みます。トライアスロンの距離をずっと長くした「アイアンマン」という競技があるのですが、その競技中、ぼくは3,000キロカロリーを摂取し、VAAMを3本飲みました。


――最終ホールで気をつけることを教えてください。

最終ホールはスコアが気になるところです。初めての100切りとか、70台を出せるかもとか、記録がかかっていればなおさらです。それでもやはり、目の前の一打に集中すべきでしょう。

また、そこまでにいろいろとミスをしていれば、「最終ホールだけは……!」などと意気込むものですが、できないことはやらないことです。起死回生の一打はゴルフにはないのです。



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街中じゃ絶対見ない、速いペースのジョギング! 先頭集団に松井先生。



●美しいラウンド・終了後

――プレー後、絶対やるべき体へのメンテナンスは?

疲れた筋肉を癒すために、お風呂は入っておきたいですね。水の中では体に圧がかかります。その圧が筋肉の回復を助けます。だから、「SKINS」などの圧をかけるウエアは運動するときに履いてもいいのですが、基本的には運動後に履くものです。寝るときに履いても良いくらい。

それからストレッチ。そして、疲労回復に効くクエン酸や糖分を摂取しましょう。オレンジジュースは、ビタミンもクエン酸も糖分も摂れるのでおすすめですね。


――今日のゴルフを振り返ってやっておくことはありますか?

ほんとうはゴルフ場で練習して帰ってほしい……。ラウンドすると、どうしてもスイングは崩れます。それを元に戻すための練習をしてほしいけど……しないよね(笑)。

頭で振り返るのならば、自分のウィークポイントをスコアカードから発見することです。OBが何発あったか、グリーンに何回乗せられたか、バンカーから寄せワンは取れたか、アプローチで何回寄せワンが取れたか、パター数はどれくらいだったか。これらの反省が次回の練習につながれば良いと思います。

 


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職業病か、後から戻る仲間たちにそれぞれタイムを読み上げてあげる松井先生。インターバルを計るのもいつも松井先生でした。



●ゴルフライフ全般に対するアドバイス

――練習してもスコアアップせず、頭打ちだと思ったときはどうすればよいですか?

練習しているのにスコアアップしない場合は、練習方法が間違っていることが考えられます。練習するべきクラブ、距離を間違えているとかね。

また、練習でスライスばっかりする人がいるとしたら、それはスライスの練習をしているようなものです。“下手を固める”だけ。何が間違っているか、映像でスイング解析してくれるところに行ってチェックしてもらいましょう。


――歳を取り、飛距離・スコアが落ちてきた場合はどうしましょう。

年齢を重ねて飛距離が落ちてきたら、その距離を自分のものとして受け入れましょう。スコアを崩さないポイントです。

遠くに飛ばすことや、ボールをカップに入れることがゴルフのゲームではありません。ボールを何打でカップに入れるか――それがゴルフです。ぼくの母は、飛ばないし、スイングもへんてこだけど、打数を減らすためにはどうすればいいのかを考えられる人です。そういう人を“ゴルフが上手”というのではないでしょうか。


――ちなみにゴルフって何歳までできるのでしょうか?

90歳以上の現役ゴルファーはかなりいると思うので、それくらいまでは無理をしなければ充分できると思います。


――怪我をしないために、気を付けることを教えてください。

どこか痛くなったりしたら、間違ったことをしていると思って、すぐにスイングを変える必要があります。痛いときはスイングに無理があるのです。

 

――ゴルフのスイングについては、「日常生活にない不自然な動きをしているんだから、ちょっと苦しく感じるくらいが正しいフォームになっている」といわれていませんか?

個人的な見解ですが、それは間違いだと思います。もしゴルフのスイングが痛いものだったら、プロが何百球も打てませんよ。ぼくの考えるゴルフの辞書に「痛い」「苦しい」という言葉はありません。

あと、日本の練習場は生の芝ではないので下が固い……。それも痛くなりやすい原因ですね。ぼく自身、日本で肘を痛くしたあと、冬のあいだパームスプリングスで練習したら治った、という経験をしています。


――メタボの人が格好良い体型になるにはどうすればいいですか?

ランニングがいちばん痩せます。ただし、普段走らない人が走ると最初はひざが痛くなり、長くは走れません。先にひざの筋肉をつける必要があります。だから今すぐに痩せたい場合は、ひざを痛めないエアロバイクがいいでしょう。エアロバイクを40分やれば、驚くほど汗がでますよ。

 





matsui2-5.jpgmatsui2-6.jpg えぇ~、そこはゴルフで痩せようっていってくださいよ。と突っ込みつつ、レースでバイクに乗る松井先生。左の写真はアイアンマン完走記念!(提供/松井丈)




――解説書によって書いてあることが異なる場合、なにを信じればいいですか?

ゴルフのレッスン書は危険です。筆者は読み手がどのような状態なのか、考慮してレッスン書を書いていません。そして読み手は自身の状態によって、いろんな解釈をするわけです。小説ならいいけど、スポーツで誤読があるとたいへん危険です。

 

――松井先生が推奨する本もないと?

ない(笑)。ゴルフのレッスンには、解説書を読んで誤解された方がたくさん来ます。その誤解を解くことから始めるくらいだもん。


――上手くしてくれる、美しくしてくれるインストラクター探しのポイントは?

きれいなスイングをしている先生は、きれいなスイングを作ってくれます。

 

――一般的には、インストラクターの先生のスイングを見る機会はありません……。

打ってみてください、といえばいいですよ。美的センスのない先生に教わらないほうがいい。インストラクターは、自分とおなじスイングを作ろうとするものです。

そう考えると、スイングのきれいな生徒を教えている先生は、自身もスイングがきれいなはずですね。


――女子プロで可愛いと思うのは誰ですか?

女子プロで可愛いと思うのは……しいて挙げなければいけないなら、小池リサプロかな……。


――最後に、松井先生からひとことお願いします。

みなさまにゴルフというゲームの楽しさを伝えたい――それが、ぼくのモチベーションです。多くの人が未だ、ゴルフを“ボールを打つゲーム”だと思っています。そうではなくて、ゴルフは“打数を減らすゲーム”です。ゴルフの醍醐味はそこにあります。そうとがわかれば、格段に楽しくなりますよ。

また、ゴルフはいつ始めても遅くはないけど、なるべく早く始めたほうが良いです。ぼくもみなさまのゴルフライフが少しでも良くなるように、これからもPGAの会員として務めていきます。

 



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第4回はこれにて終了です。

なにゆえパームスプリングスにお父様の別荘があるのか、そしてそれは普通のことなのか――訊きたくても、グッとこらえる取材となりました(訊いてよかったの??)。

強い体に美しい容姿を持ち、それでいてすごくオープンハートな先生でした。ゴルフ哲学も人間の持つ能力を信じるもので、インタビューしていて気持ちよかった! 松井先生、ありがとうございました!!

 

●次回は連載初の女性インストラクター、吉村史恵先生が登場します。

 

 

取材協力

ツーサムゴルフスタジオ 代々木スタジオ

http://www.236golf.com/

TEL 03-5302-0236

※ 松井丈先生のレッスンは、月~土曜日です。上記までお問い合わせください。

 

 

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