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谷口正和 プロフィール

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2016年11月15日

武士の家訓

この本は創元選書から1944年に刊行された書籍を講談社学術文庫が再発行したものだ。

 

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1944年は私の父は32歳、創元社で創元選書の編集者として働いていた時期だ。

著者である桑田忠親氏は、私の東急時代の上司である桑田瑞松さんの父であり、我々の知らない世界でそのようなつながりがあった奇遇に感謝し、驚きを込めてこの本をいただいたのでここにご紹介する。

セオリーやメソッドと言われるような企業の心得もまた武家の家訓と同じような性格を持っている。特に今は混沌とした戦国の世であり、いかにして生き延びるかという英知の伝承が再び重要性を増している。家訓とは体験が英知にまで至ったソフト財。そういう意味では、体験をセオリーに変え、伝承すべき心得として繋いでいく時期が来ている。正に求められた再出版である。

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