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谷口正和 プロフィール

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2014年7月29日

アジアチャームビレッジ

2014年上半期だけで、海外から日本へ約626万人が訪れています。

 

喫緊の目標である訪日観光客数2000万人も可能となることが見えています。

いまや、大社交時代の到来です。

 

むしろ、私たちは外国人観光客をおもてなしするシナリオ、

「ウェルカムプログラム」が当たり前の課題として求められています。

 

この潮流を見誤ることなく、アジアの一員であるという認識をもち、日本らしさという魅力を世界に発信できるチャンス・自分らしさの到来です。

 

2020プログラムとして一人ひとりが何かにトライアルすること。その総和が次の時代の土壌を作ることへとつながる。

 

世界が舞台。誰に頼まれることなく自ら進んで、チャームポイントを発信していける幸運を大切にしたいものです。

2014年7月25日

産土(うぶすな)がつくりだすデザイン

 

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先日、紀伊半島の南紀白浜から熊野古道を抜けて、洞川温泉を訪ねました。

 

世界遺産に登録されたこともあり、観光客への配慮も整い優れた環境がありました。

 

つい干支が描かれた絵馬をお土産として手に取っていました。

やはりこのデザインは、洗練されたものが感じられます。

 

世界から観光客が訪れるであろう2020年を見据えて、産土文化(生まれた土地の守護神という意味)に対するデザインを積極的に提案する必要があると痛感しました

 

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その中でも、修験道の山伏のように参道を歩く者に向けたユニークなフォルムをしたスーベニールと出会いました。

 

湧水地でもあるため、産土として体現されています。

また飾りにおわらず、使用価値があることは基本です。

 

土着のものから見いだされたデザインには、やはりウェルカムプログラムを垣間見ることができました。

2014年7月22日

変化活用学としての人生論。

楽しみの中で生涯を過ごしていく。

それが変化に対する活力の糧となります。

 

今、仕事も探究心を持って、いかに楽しみを構築するかが求められています。

 

その源泉は、何よりも個人の想像力だといえます。

 

それは知的好奇心から来る学習意欲と重なり、

一人の好事家の関心は、いつの間にか「共感」の力で広がっていきます。

 

楽しさを明確に持ち、新たなる扉を開いていきましょう。

2014年7月17日

さらば!超高齢社会悲観論

 

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三井不動産の椎名一博さんの書籍です。

 

高齢社会に突入する中、足元にある財を生かした未来展望を語った本書は

社会的なパラダイムチェンジのヒントが盛り込まれています。

 

高齢社会の今、何を軸に未来を展望して行くべきなのか。

一つの提言としてしっかりと受け止めて、来るべき将来をにらんでいきたいものです。

 

近く本格的な街開きを迎える千葉県柏の葉のニュータウン構想の中に

エコシティ、シニアシティの要素を見据えていきたいものです。

2014年7月16日

I found it!

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インテリアスタイリストの神林千夏さんの書籍です。

 

日常生活の中でたわいのないものでありがなら、

生活芸術品という側面をもつ商品は数多くあります。

 

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それらが彼女のフィルターを通し、1冊にまとめられた書籍です。

日頃から考えている小さなものの中にある美学は、

宝物として生活を支えてきました。

 

まさしく生活を彩るエンジェルとして

コレクションされたものの数々は文化を帯びていきます。

 

小さくても暮らしと密接につながりながら、好奇心を刺激する。

暮らしの中にある、キラリと光るものをすくい上げていきたいものです。

2014年7月15日

伝説の美女 山本富士子

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先般、旧知の仲である山本富士子さんとお会いして本書をいただきました。

 

 

 

同書は文藝春秋の臨時増刊号として発刊されたもので

昭和を鮮やかに生きた66人の麗しき美女としてご本人も取り上げられています。

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10年間で100本以上の映画にご出演され、まさしく昭和を彩るスターとして駆け抜けられました。

 

当時、映画が代表性メディアを引き受けていた頃、

一つの時代を作り上げ、象徴となったスターたち。

 

文藝春秋の素晴らしい企画に感動です。

ここにご紹介します。

2014年7月14日

村ぐらし研究会

一人ひとりが自分の人生の、自分の生命の主人公は自分である。

そのような思いを込めて「村ぐらし研究会」を発足させました。

 

まず最長寿県であり、学習意欲が高い長野県に注目しました。

自立した自由で創造性溢れる生活、<クリエイターズライフ>に注目してインタビューブックを編集しようというプロジェクトがスタートしました。

 

足元にある価値を見つめ直し、多彩なコンテンツをメニュー化し、活力ある日常を働く場に変えていく。

 

地元の魅力的な生活を求めて長野の長寿村を訪ねます。

2014年7月10日

パパはマイナス50点

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故大島渚監督を夫に持つ小山明子さんから書籍をいただきました。

 

ロンドンで夫が脳出血で倒れられ、そこから約10年にわたる闘病生活が始まります。

その2人3脚で歩まれてきたリハビリ生活をエッセーとしてまとめられました。

 

生死の狭間を2人で生きることの重さを夫婦一体となって、

過ごす日々は、夫婦とは何か、幸せとは何かと問いかけられます。

 

言葉の節々に生きるヒントがにじみ出ています。

この夫婦の暮らしに多くの学ぶべきところが提示されていました。

 

ぜひ、お勧めしたい一冊です。

2014年7月 9日

心の荷物をおろす場所

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先日、日本デザインコンサルタント協会の総会で奈良県吉野にある丹生川上神社下社を訪れました。

 

そこで飛鳥時代から続く由緒ある神社の宮司・皆見元久さんとお会いし著書をいただきました。

 

心の荷物を下ろす場所が神社であると説かれ、感謝する場所とお話されていました。

 

彼は、近代化以降、願掛けに神社を参る自我の強さを嘆かれていました。

確かに本来、神社は八百万の神として感謝の気付きを確認する場であるはずです。

 

著書の中にあった一節に「神様と囲む食卓」とありました。

「いただきます」、「ご馳走様」は神からおこぼれを頂戴している感謝の言葉です。

常に感謝のこころをもって勤しむことが日本古来の価値観。

神道には、聖書や経典などなく個々の気付きだけがあり、変化をありがたさの中で受け止めて生きることを学びます。

 

この気付きが、足元にある大切なものとして世界を連鎖させていきます。

 

今こそ、国益を超えて、相互に感謝し合う気持ちを広げていかなければならないと思います。

 

それはルールやマナーなどの規律も、人が信用できなくなった証拠とも話されていました。二礼二拍手一礼も単なる形式であり、ただ感謝する気持ちがあれば良いのです。

 

宮司の服装は白が基調です。それはすべてが融合した先に見える色彩。

それはメディア社会とリンクします。

 

デザインとマネジメントを牽引してきた協会の総会がその小さな村で行われたことは、感謝の心が再学習できたように思います。

2014年7月 7日

ダイバシティ・マネジメント

「個」のブランディングが総和となって、成長する時代となりました。

 

それは、一人ひとり、一つひとつの違いを発見し、

その気付きが連鎖することで新たな市場を創り出して行くことを表します。

 

まさにダイバシティ・マネジメントの時代です。

 

これまでの合理主義経済では低価格化という着地点がありました。

しかし、これからは、より生活者に寄り添った個有性への貢献が求められる時代です。

 

総合店から専門文化店への流れは着実に進行しています。

その個への深まりがスモールツーリストを呼び起こしていきます。

 

しっかりと魅力を高めていきましょう。

2014年7月 2日

セブンイレブンだけがなぜ勝ち続けるのか?

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「2020 Value Creator」の編集主幹の緒方知行さんと編集長の田口香世さんによってまとめられたセブンイレブンの成功分析。

 

これまでの長年の取材によって鈴木敏文氏の経営哲学を串刺しにし、

つむぎだされたセブンイレブンの肝が一冊にまとめられています。

 

お客様と並走し課題解決を提示しながら、進化し続ける企業スタイルは、もはやコンビニエンスストアではなく、マーケティングカンパニーそのものです。

 

顧客のためではなく、顧客の立場に立つというコンセプトを明確に打ち出し、

今日の生活者における課題の解決を引き受けてきました。

 

セブンイレブンの真骨頂が圧縮してまとめられ、

学習のノートとして、これ以上のものはないのではないかと思います。

2014年7月 1日

さかなかみ

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今秋公開の浜野安宏さんの初めての映画製作で、しかもご本人が主演・監督を務める『さかなかみ』を先行して見せてもらいました。

 

浜野さんに内包するクリエイターとしての思想としての感性が、次世代への伝言としての映画を生み出しました。

まさしく生き方が働き方であり、学びが遊びである表現の領域。

 

映画は全てを流れそのものに集約する。

彼の生き様が象徴的に表われ、私も触発されました。

 

世界を舞台に幻と言われる魚イトウを追いかけ、

浜野さんご自身が自然の中に身を置きながら大切なことは何かを問いかける。

理想と現実の狭間の中にいる葛藤が映し出されています。

 

「私のこれまでの人生は、この次世代映画のための長いロケハンだった」と語らせたこの作品に未来を垣間見た気がした。

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