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 | 2012年8月29日 KATAGAMI
 
 江戸時代は生活文化が多様に花開いた時代だった。 まさに百花繚乱、その担い手が町民という市民文化であったところが特徴である。 
 
  
 
 
 生活の中にあるものは、すべて知らず知らずのうちにアートの領域に達した。型紙もそのひとつである。 職人たちが生活の技として磨き上げた文様は、アートと呼ぶほかはない。 その高い抽象性はモダンアートと言ってもいい。京都国立近代美術館で開かれていた「KATAGAMI 世界が恋した日本のデザイン もうひとつのジャポニズム」展を見た。 生活アートとはこういうことなのか、それはどのように形成されるのか。大きな示唆を受けた。 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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