2012.5.30更新

 

 

絵本のなかのイタリア 横浜展

絵本のチカラの「虎の巻ガイドツアー」

無事終了しました!

 

 

 IMGP0011.JPG

 

5月26日(土)、27日(日)ともお天気に恵まれ
象の鼻テラス中央入口で出迎るブルーの象たちも
輝いていました!

 「絵本のなかのイタリア 横浜展」は今週6月1日(金)まで。
開催時間/10:00~18:00 最終日は15:00まで
会場/横浜市中区海岸通1丁目 象の鼻テラス 
入場/無料

問合せ先/イタリア文化会館 Tel.03-3264-6011(内線23)
http://www.iictokyo.esteri.it/
IIC_Tokyo/webform/SchedaEvento.aspx?id=459

 

 

 

DSCF4555.JPG絵本のチカラのイベント、「虎の巻ガイドツアー」 は
5月26日(土)午後3時30分~4時30分と
5月27日(日)午前11時~12時、そして追加で午後2時~3時
に開催しました。ご参加いただいた皆さま、
ありがとうございました!
上の写真は簡単なレクチャーのあと、
自由に絵本を閲覧している光景です。

 

横浜展初日 026.jpg

5月26日(土)午後3時30分~4時30分の
「虎の巻ガイドツアー」は、
絵本のチカラ”社外研究員”の吉田 功さんが
レクチャーを担当してくださいました。
吉田さんは今回の「虎の巻」に掲載した写真を
すべて撮影してくださったばかりか
企画の段階から打ち合わせに参加、パンフレットの
フレームワークやコピーライティングまで
多大なご協力をいただきました。
この日のガイドツアーでは、
イタリア語がわからなくてもイタリア絵本の楽しみ方を
物語の構想、絵柄、色、印刷、装丁など
ポイント解説してくださり、とても分かりやすかったです。
吉田さん、ありがとうございました。
これからも”社外研究員”としてのご協力、よろしくお願いします!
 

 

5月27日(日)は午前11時からと午2時からの2回
「虎の巻ガイドツアー」を実施しました。
この日は絵本のチカラ研究員のサイトウが
レクチャーを担当、イタリア絵本の楽しみ方を
具体的に該当する絵本をお見せしながら
解説いたしました。
サイトウは美大卒で学芸員の資格も取得しており、
学生時代にはインターンとして板橋美術館で
ボローニャ国際絵本原画展の国内巡回展も経験済み。
絵本の絵の見方、楽しみ方を独特な切り口・着眼点で
ご紹介していました。

 

IMGP0043.JPG

絵本のチカラが制作した「虎の巻」パンフレットには
この展示会で見つけたお気に入りの絵本を
3冊まで記入していただくアンケートが付いています。
お帰りのときに、上の写真の箱に投函。
抽選で15名の方にイタリア文化会館さんから
イタリア絵本のどれかをプレゼント!
このアンケートは最終日までやっていますので
これから行かれる方もぜひご参加くださいね!
アンケート結果は日替わりで速報「人気絵本ランキング」
として貼りだされています。
最終的にどんな絵本が人気ナンバーワンを獲得するのか、
実に興味深いですね!(ミヤタ)
 

2012.5.24更新

「絵本のなかのイタリア 横浜展」

素敵な絵本

(つづき)  

 

 z_3603.jpg

 晴れた日の象の鼻テラス。
ほんとうに気持ちのいいロケーションです♪
(撮影/吉田 功)

 「絵本のなかのイタリア 横浜展」
開催日/2012年5月22日(火)~6月1日(金)
開催時間/10:00~18:00 最終日は15:00まで
会場/横浜市中区海岸通1丁目 象の鼻テラス 
入場/無料

問合せ先/イタリア文化会館 Tel.03-3264-6011(内線23)
http://www.iictokyo.esteri.it/
IIC_Tokyo/webform/SchedaEvento.aspx?id=459

 

虎の巻ネームプレート.jpg

★絵本のチカラのイベント
「絵本のなかのイタリア展 虎の巻」ツアーガイド
 は
5月26日(土)午後3時30分~4時30分と
5月27日(日)午前11時~12時の2回です。
お近くの皆さま、ぜひご参加ください!
また上の写真のSTAFFプレートを
首から下げている人を見かけたら
それは私たち絵本のチカラのスタッフです。
どうぞお気軽に声をかけてくださいね!

 

では、前回のブログに引き続き
「絵本のなかのイタリア 横浜展 」で見つけた
素敵な絵本をご紹介します。

 

6)QUATTRO PASSI NELLA STORIA     歴史散歩 

camiciarossa01★.jpg 「Camicia rossa 赤いシャツ」

 

camiciarossa02★.jpg

  イタリア統一150周年を記念して作られた絵本。
統一を成し遂げたガリバルディの偉業の物語。
「レモンのジェラートのように白く
ミントのグリーンのように緑で
ラズベリーのジャムのように赤い」
イタリア国旗とイタリアの歴史も讃えています。
白、緑、赤の配色がこんなにバリエーション豊かで
センスよくまとめられるのかと驚きます。

 

 

7)TURISMO A MISURA DI BAMBINO   子ども向けガイドブック  

 aspassoperroma01cc.jpg

 「A spasso per Roma ローマをさんぽ」

 

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 子ども向けガイドブック『イタリアの町をさんぽ』シリーズの1冊。
らせん綴じのため開きやすく強度もあります。
文字は少なく、スペースはたっぷり。
イタリアで最も美しい町で、子どもたちは
どんな素敵な発見をするのでしょうか?
子ども子どもしていない配色がさすがです。

 

 

8)LE STRADE DELLA CITTA’   街をあるく 

icolorideimestieri01★.jpg

「I colori dei mestieri いろいろなしごと」

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 町を歩いているといろいろなしごとのプロに出会います。
登場するのは消防士、左官、門番など。
それぞれのプロたちの道具が
実に愛情こめて描かれている点に注目。
どんなしごとも大切であることを伝える絵本です。

 

 

9)SCUOLA, CASA E TEMPO LIBERO    学校、家、自由時間 

 chiusoperferie01★.jpgのサムネール画像

 「Chiuso per ferie 夏休みのあいだに」

 

chiusoperferie02★.jpgのサムネール画像

家の人が出かけているとき、
空っぽの家の中では何が起こっているんだろう?!
ファンタジーにあふれた文字なしの絵本ですが
面白さ楽しさが十分に伝わってきます。

  

 

10)I DIRITTI E IL RISCATTO  生きる権利と社会的救済

  senzanome01c.jpgのサムネール画像

「Senza nome 名まえのない犬」

 

 senzanome02c.jpgのサムネール画像

 名まえのない犬と愛情表現が不器用な飼い主との
心の機微を描いた作品です。
犬も飼い主も最後まで顔の表情が描かれてない分、
読み手ひとりひとりの想像力を刺激します。
5/26(土)にはアート絵本さんがこの「名まえのない犬」と、
フィリップ・ジョルダーノさんの「かぐや姫」の
読み語りイベントを行うそうです!
ちょうど絵本のチカラの「虎の巻」ツアーの前後の時間帯です。

 

11)LA CAMPAGNA, TRA NATURA E CULTURA
    田園、自然と文化の共生  

 sembravauncorvo01★.jpg

「Sembrava un corvo カラスかと思った」

 

sembravauncorvo02★.jpg

本好きの老婦人が子ども時代にトリップし
怖かった出来事を再び体験する物語。
モノトーンの静かな美しい絵ですが
恐怖感までもひたひたと心に忍び込んできます。

 

12)UN PAESE IN RIVA AL MARE   海にかこまれた国 

  giordanodelfaro01c.jpg

「Giordano del faro 灯台のジョルダーノ」

 

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灯台で暮らすジョルダーノにとって、
海は特別な存在。手紙をびんに入れて海に託すと
海の向こうに住む少女が同じようにして返事をくれます。
別々の場所、違う文化のふたりを海が結びつけてくれる
という素敵なファンタジーにふさわしい
淡いトーンのやさしいタッチの絵です。

 

以上、駆け足でしたがいかがでしたか?
ご紹介した絵本以外にも素敵なものがたくさんありますので
会場に行かれる方はそれぞれのお気に入りを見つけてくださいね!(ミヤタ)

 

2012.5.22更新

いよいよ本日からスタート!

「絵本のなかのイタリア 横浜展」

象の鼻テラスに行ってきました! 

 

初日の今日はあいにくの雨模様でしたが
26(土)と27(日)に行う絵本のチカラのイベント、
「絵本のなかのイタリア展 虎の巻」ツアーガイドの最終確認のため
それぞれの日にレクチャーを担当する
吉田功さん(絵本のチカラ社外研究員)と
サイトウ(絵本のチカラスタッフ)と一緒に
象の鼻テラスに行ってきました。

 

z_0173.jpg

象の鼻テラスの外観です。
(撮影/吉田 功)

「絵本のなかのイタリア~
第3回 イタリアの絵本と子どもの本」 横浜展
開催日/2012年5月22日(火)~6月1日(金)
開催時間/10:00~18:00 最終日は15:00まで
会場/〒231-0002 横浜市中区海岸通1丁目
象の鼻テラス
最寄り駅/みなとみらい線「日本大通り」徒歩3分
入場/無料

問合せ先/イタリア文化会館 Tel.03-3264-6011(内線23)

 

   z_0152.jpg 巨大な象がお出迎え♪
(撮影/吉田 功)
 

 

i_0145.jpg

左手が入口。入ってすぐのところは象の鼻カフェです。
「絵本のなかのイタリア展」はその隣、
自由に出入りできるオープンな空間です。
壁には同時開催の企画、
『Dear Japan~世界の絵本画家からの
希望のメッセージ~』のイラストが展示されています。
(撮影/吉田 功)
  

 

  i_0168.jpg

象の鼻カフェとの境、絵本展のスタート地点には
おなじみのポスターと
絵本のチカラが作った「虎の巻」パンフレット、
そしてアンケートの回収BOXが設置してあります。 
ぜひアンケートをご記入いただき
抽選でイタリア絵本をGET!してくださいね。
(撮影/吉田 功)
 

  

横浜展初日 003.jpg テラスの窓からは大桟橋がすぐ目の前に望めます。

  

  

 

横浜展初日 002.jpg

反対側の窓からは赤レンガ倉庫という最高の立地です。

  

  

横浜展初日 014.jpg

象の鼻カフェ。飲み物やスイーツ、サンドウィッチのほか
バンダナや「ぞうのはなみず」という絶妙なネーミングの
ミネラルウォーターなど「オリジナルグッズ」も販売していました。

 

「虎の巻」では12セクションそれぞれのおすすめ絵本を
ご紹介しています。
あくまでもイタリア語がわからないことを前提に
どうイタリア絵本を楽しむか、の視点で選んだ絵本です。
すなわち、「絵が素敵」ということ。
「絵だけで面白さがわかる」ということでもあります。

「虎の巻」掲載分
以外にも秀逸なものが数多くありますので
2回に分けてご紹介します。
本日はセクション1)~5)までの中から
素敵だと思った絵本を1冊ずつ、
合計5冊をご紹介!

 

1)A TAVOLA 多彩な食卓 

lapasticceriazitti01★.jpg

「La pasticceria Zitti ツィッティ洋菓子店」 

lapasticceriazitti02★.jpg

 洋菓子店の店主、ツイッティ氏が主人公の絵本。
人間の多様性や、人との関わりについて
深く考えさせられる内容です。
ダークな濃い色調と太い線で
ぐいぐい迫ってくる絵が特徴的。

  

 

2)IN FAMIGLIA    さまざまな家族のかたち  

lariparazione01★.jpg

 「La riparazione del nonno  おじいちゃんの修理」

lariparazione02★.jpg

いつも面白いお話をしてくれるおじいちゃん。
でもおじいちゃんは機械だった。
あるとき壊れて修理してもらったら、
お話がとまらなくなってしまった。さあ大変!
紙の質感といい抑えた色調といい
ノスタルジックな趣が素敵な絵本。



3)LE FIABE, I CANTASTORIE E IL CARNEVALE
   昔話、かたりべ、カーニバル  

 

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「La figlia di Biancofiore 白い花の娘」

 

lafigliadi02★.jpg

泉のほとりで、おばあさんに水をめぐんで欲しいと
頼まれたふたりの娘。
金持の娘は無視するが、貧しい娘は水を汲んであげる。
感謝したおばあさんはその娘にある特別な贈りものを与える
というストーリー。
色彩がとにかく素敵で、ヨーロッパの絵本だなあと
感じさせてくれます。

 


4)I TESORI DELL’ARTE   美術作品にかこまれて  

imirabolanti01★.jpg「I mirabolanti viaggi di Nicky Stoppino
ニッキー・ストッピーノの驚くべき旅」

 

imirabolanti02★.jpg

失踪した謎の作家の跡を追って
主人公のニッキーがイタリア44カ所の世界遺産を
巡るというユニークな構想。
親しみのもてるイラストと世界遺産の建造物が楽しめます。

 


5)IL PAESE DEL BEL CANTO  オペラの国  

 turandot01★.jpg

 「Turandot トゥーランドット」

turandot02★.jpg

残酷な王女、三つのなぞなぞ、名前を隠した謎めいた王子。
東洋の神秘的なストーリーをイタリアの子どもたちに
伝えるリアルなタッチの絵。
表情がやや中近東風味なところが気になりますが
装丁が布製で豪華な感じ!

 

★次回、残りのセクションの素敵な絵本をご紹介します。
お楽しみに! (ミヤタ)

 

カバせんせいのうんこのおはなし

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