2012年2月22日 18:55

9月26日の「自転車はじめました。」宣言から、はや5ヶ月。

私たちの目指す理想のSURSUSコンセプトをご理解していただき、その象徴的なアイテムである自転車の制作プロジェクトにご協力していただける自転車ビルダーさんがついに見つかりました。

その方は、茅ヶ崎でオーダーメイドの自転車を制作されている「サイクルボーイ」の谷さんです。

谷さんが経営する「サイクルボーイ」のお店は、なんと古い牛舎を改築して使っているという、何とも個性的な方です。初めてお伺いした時は、さすがに驚きました。。。

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以前は大手家電メーカーでデザイナーとして勤められていた経歴がある谷さんは、依頼者一人一人の希望を汲み取り、日常を楽しく豊かにしてくれる自転車を作り上げるという、とても熱い方です。

実はさまざまなメディアでも取り上げられている知る人ぞ知る超有名人でありながら、自転車に関してほとんど素人である私たちメンバーの言うことにも、真剣に耳を傾けて相談にのってくれる谷さん。

そんなとても心強い方を、プロジェクトのメンバーに迎えいれ、早速「SURSUSの自転車とは?」という一筋縄ではいかないテーマにこれから取り組んでいき、まずは最初のプロトタイプとなる試作機をつくるために動き出しました!

 

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CYCLE BOY
〒253-0004 神奈川県茅ヶ崎市甘沼1185-1
TEL/FAX 0467-67-6494

http://www.k4.dion.ne.jp/~cycleboy/index.html

 

2011年12月27日 17:22

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『自立へのシナリオ~自己解決の項目を産業化せよ』谷口 正和(著)
(ライフデザインブックス)

 私たち、SURSUSの原点、そして未来を描いた書籍がライブデザインブックスより出版されました。

サバイバル&サステナビリティ。生存と継続 。

未来をにらんで立ち上がる力、自分の足で立ち上がる力。

私たちが今、求められていることとはいったいどんなことなのでしょうか。

ブログでは、今後この本で描かれる「自立へのシナリオ」を、1つずつ紐解いていきたいと思います。

2011年11月10日 09:30

SURSUS自転車制作に向けて、現状の自転車市場を調査するために
11月4日幕張で開催された「サイクルモード インターナショナル 2011」に行ってきました。

サイクルモードは日本最大の自転車展示会で、販売店や業界の方だけでなく
一般の方も直接自転車の試乗ができたり、スクールやイベントに参加することができる
エンターテインメント型の展示会でした。
詳しくはこちら→http://www.cyclemode.net/

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基本的にはスポーツバイクを中心としたメーカーや関連グッズが中心のため残念ながら我々が目指す、『生活の道具としての自転車』はほとんど見つけることができませんでした。そんな中でも、いくつかヒントになるような自転車を紹介します。

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小径のホイールや折りたたみ式の自転車は多数ありました。
気軽に乗ることができ、デザインも多種多様なものが出展されていました。

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降りたたんだ後にリュックのように持って運ぶことができる自転車。

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電動式の三輪ママチャリ自転車や、車いすが前についている自転車など個性的な自転車。

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最近街中でもみることができるロングテール式に子どもの荷台を追加した自転車。

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スタイリッシュなデザインの牽引式車。

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自転車に取り付けることを考えて、バッグメーカー。かなり詰め込めそうです。

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電動アシストも家電メーカーを中心に多く出展されていた。

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多くの来場者の関心はスポーツタイプの自転車にあった。

今回初めて行ってきたサイクルモードで、われわれが目指す方向性とは若干違和感がありましたが自転車に対するマーケットの関心はますます大きくなてきていると感じました。

2011年10月 5日 10:23

今年は震災・集中豪雨・台風と自然災害が私達の生活を大きく変えました。

少なくとも私の中に防災の意識が芽生えました。

SURSUSという取り組みもその1つだと考えています。

 

9月23日、職場の同僚が企画を行っている防災講座に家族4人で参加しました。

茅ヶ崎駅のショッピングセンター「茅ヶ崎ラスカ」で行われた


大人も、子供も楽しく学べる 防災“なるほど!”講座 です。

主催が茅ヶ崎ラスカ、講師をNPO法人 プラス・アーツ 理事長 永田宏和氏がつとめ、

小さい子供から大人まで「楽しんで学べる」がコンセプトです。

 

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講義の内容は、

[地震発生のメカニズム]過去の地震メカニズムと教訓。これから起こると言われている東海地震・東南海地震・南海地震のメカニズムと備えについて。

[家具の転倒防止]家具の転倒防止や、ガラス飛散の防止方法など、普段生活している家庭内の危険を軽減させる方法。

[身近な物で応急手当]コンビニ袋やタオル・新聞紙・ネクタイなどを使い、止血や骨折の添え木の方法など。

[新聞紙で作る紙食器]折り紙の要領で食器を作ることで、災害時の避難生活に役立ちます。

[持ち出し品暗記ゲーム]家族4人が避難生活するうえで、あると便利なアイテムをゲーム形式で学びます。

[間違い探し紙芝居(クイズ)]小さな子供でも楽しみながら災害の知識と避難方法が学べます。

以上の内容で、とても密度の濃い2時間でした。

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受講前、私が一番気にしていた事は、小さな子供(7歳・5歳)に「災害の恐怖心を植え付けてしまわないか」が心配でしたが、参加した全ての子供達が終止笑顔で、楽しみながら防災に関心をもってもらえた事がとても有意義でした。


私達SURSUSのコンセプトは、年齢、性別など隔てなく、小さな単位(個人や家族)で自己解決する事です。

これからもさまざまな方法でSURSUSコンセプトにもとづくコトやモノを勉強し、発信していきたいと思います。

2011年9月26日 15:24

私たちSURSUSでは、これまで

生き延びること。
継続すること。
自己で解決すること。
をテーマに研究してきました。
移動方法、物資の運搬方法、サバイバルグッズ、発電システム…など、調査、取材を重ねれば重ねるほど、生き延びていくためには様々な知識が必要だということを痛感しました。
また、先日参加した被災地でのボランティア活動では、被災地の惨状を目の当たりにしました。
生き延びること、命を継続すること。言葉にすると簡単ですが、実際には解決しなくてはならない
いくつもの困難な課題を目にしました。
いったいSURSUSとして、何ができるだろう?何をしていけばいいだろう?
そんな問いに何日も議論を重ね、結論とは言えないですが一つのイメージを共有し始めました。
『非日常は日常の延長線上にある。』
ニュースでも広く取り上げられた、岩手県釜石市の『釜石の奇跡』をはじめ、
今回の震災では『日頃からの避難訓練が命を救った』というケースが数多くあったようです。
様々な防災グッズも、いざという時使い方がわからなかったり、電池が切れていたりしては何の意味もない。
では日常から使えて、非日常の状況下でも有用なアイテムを造ろう。
そんな経緯から、今回『SURSUS自転車』の製作に取り掛かりました。
コンセプトや製作風景は、今後このブログで紹介していきます!

 

生き延びること。

継続すること。

自己で解決すること。

 

をテーマに研究してきました。

移動方法、物資の運搬方法、サバイバルグッズ、発電システム…など、調査、取材を重ねれば重ねるほど、生き延びていくためには様々な知識が必要だということを痛感しました。

また、先日参加した被災地でのボランティア活動では、被災地の惨状を目の当たりにしました。

生き延びること、命を継続すること。言葉にすると簡単ですが、実際には解決しなくてはならない

いくつもの困難な課題を目にしました。

 

いったいSURSUSとして、何ができるだろう?何をしていけばいいだろう?

 

そんな問いに何日も議論を重ね、結論とは言えないですが一つのイメージを共有し始めました。

『非日常は日常の延長線上にある。』

 

ニュースでも広く取り上げられた、岩手県釜石市の『釜石の奇跡』をはじめ、

今回の震災では『日頃からの避難訓練が命を救った』というケースが数多くあったようです。

様々な防災グッズも、いざという時使い方がわからなかったり、電池が切れていたりしては何の意味もない。

 

では日常から使えて、非日常の状況下でも有用なアイテムを造ろう。

そんな経緯から、今回『SURSUS自転車』の製作に取り掛かりました。

 

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コンセプトや製作風景は、今後このブログで紹介していきます!

 

 

2011年8月25日 17:17

<ハイブリッド風力発電装置>

「限りあるクリーンエネルギーを利用することで、私たちの未来を豊かにする」。こうしたスローガンをかかえ開発された、スマートで実用的な「風車」があると聞きつけ、私たちSURSUSスタッフは早速調べてみることにしました。

 

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 その風車とは、風力発電に太陽光発電を備えたハイブリッド型発電機「F.W.P.S(Futaki Wind Power Station)」。360度すべての風をとらえる設計は設置場所を選ばず、コンパクトなつくりで、公園や学校、街路での夜間照明や非常用電源としての活躍が期待されています。

 今回、「F.W.P.S」の開発製造元である、石川県白山市にある㈱フタキ鉄工 二木喜則社長にお話をうかがうことができました。

 

SURSUSスタッフ―――
F.W.P.S開発のきっかけをお聞かせください。

  ㈱フタキ鉄工 二木喜則社長(以下、フタキ鉄工)―――
これからの社会は、環境の時代といっても過言ではありません。その中でもとりわけ化石燃料や原子力などに頼らないクリーンエネルギーの開発は、資源の乏しい我が国にとって大きな課題といえるでしょう。私どもは、このクリーンなエネルギーを身近で気軽につくることができる風力発電に着目し、開発に着手しました。

 SURSUSスタッフ――――
「身近で気軽な風力発電」を実現化させるにはどのような課題がありましたか。

 フタキ鉄工―――
風力発電装置を開発する上で問題となったのは、国内の風力状況や設置環境にあった装置の構造でした。国内の平均風速は、2m/s弱。こうした現状からも、微風に近い風速でも高出力が得られることが必要不可欠でした。さらに、季節や時間帯、設置する環境で目まぐるしく変化する風向きに対しても安定した出力が得られること、狭い敷地で効率よく発電できる省スペース型であることを開発の大きな目標に設定しました。

SURSUSスタッフ――――
これらをクリアするために考案されたことを教えてください。

フタキ鉄工―――
風の力を最大限受け止める4枚の大きなブレード(400×1550)が常に風の流れに効率よく作用する独自の垂直効力方機構を開発しました。この方式の利点は、このクラスで多く採用されている垂直軸型ジャイロ方式に比べて回転速度が低く抑えられるため、回転バランス調整や強度、軽量化などの遠心力対策が容易となり、安全性も確保しやすくなりました。本製品は、こうした新開発の風力発電装置と無風時の発電を補助するソーラパネルを組み合わせたハイブリッド発電方式を採用しました。

SURSUSスタッフ――――
現時点で想定されているF.W.P.Sの用途について教えてください。

フタキ鉄工―――
本製品の用途としては、商業電源を使用しない街路灯モニュメントや夜間照明が可能な広告塔、災害時の非常用電源など都市づくり、街づくりのアイテムの1つとして利用していただければと考えています。そのため、建物が密集した都市などの狭小空間でもわずかなスペースがあれば設置できるよう、本体設置サイズを1.2m×1.2mに設定しました。一方で、大規模工場や大型施設などでは、広範囲の照明やEVモビリティの電源サービスなど今後のニーズに応えられるよう機能の検討や本モジュールを複数台組み合わせ、発電能力のハイパワー化などの開発を計画しています。併せて、本製品を活かした用途開発にも力を注ぐ準備をすすめています。

SURSUSスタッフ――――
ありがとうございました。


「身近で気軽」なクリーンエネルギーが公園や街路に設置されるようになれば、今までみえていなかった「エネルギーを生み出すもの」が、見えるようになります。このことは、エネルギーと私たちの関係に大きな変化をもたらすことになるかもしれません。例えば、風が吹く、陽が差すといったこと、これらが電力となって私たちの生活を豊かにしてくれるということを日常的に体感できるようになれば、私たちは自然と共存していくことの大切さをもっと感じるようになるのではないでしょうか。
今回、取材をしたハイブリッド風力発電装置「F.W.P.S」には、エネルギーを作り出すだけでなく、豊かな未来を育むためのこうした想いが内包されていることを強く感じました。
 

ハイブリッド風力発電装置「F.W.P.S」
■仕様
風力発電:起動風速 1.0m/sec
定格出力風速 7.0/sec
耐瞬間風速(設計値) 60m/sec
発電機:発電方式 永久磁石式交流発電機
        
定格出力 200w(現時点)
制御方式:自動回生ブレーキ+機械式ブレーキ
翼板サイズ:400×1550 4枚(回転直径 1090)
太陽光発電:シリコン単結晶 43ワット×2基
蓄電池:シールドバッテリー 40Ah×2基
サイズ:W1200×D1200×H4800(太陽光発電部含む6000)※基礎含まず
※仕様は、予告なく変更されることがあります。

 <製造/販売>
株式会社フタキ鉄工

石川県白山市湊町己8番4
電話:076-278-4719(代)
http://www.futakitekkou.com/index2f.html

2011年8月23日 14:48

 

SURSUSの一員として被災地を体感し、みなさんに何かを伝えたいと思ったからです。
自宅を出発して550km。[気仙沼市災害ボランティアセンター ]に到着しました。
SURSUSの一員として被災地を体感し、みなさんに何かを伝えたいと思ったからです。
自宅を出発して550km。[気仙沼市災害ボランティアセンター]に到着しました。
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8:30〜 ボランティアセンターにて受付をして、9:00〜 ブリーフィングを行い依頼内容と派遣メンバーの選定を行ったら、それぞれボランティアセンターの車で出発します。
私達は男性5名のチームで、作業内容は被災家屋から資財道具と美術品の搬出・清掃を行いました。
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メンバーは、左から
Mさん/震災前は東京で会社員をされており、震災後、実家の岩手県にもどりボランティア活動をされています。
Sさん/私の友人で、39歳独身。会社の役職は経理部 係長。神奈川県在住
Hさん/アメリカ人で、英語の先生(日本語ペラペラ)日本人の奥様と熊本より参加です。
/2児の父(7歳・5歳)デザイナー。神奈川県在住
Yさん/震災直後からボランティアセンターを1つずつ訪ね、ボランティア活動をされています。茨城から北上し、気仙沼で3日目。愛知県在住(チームリーダー)
派遣先へ移動中は、全てを破壊された被災地の光景に言葉も出ず、ただ唖然とするばかり。車中重い雰囲気になりながら15分程で派遣先の個人宅に到着し、家主さんには極力明るくご挨拶します。家主さんの親戚もあつまり合わせて10名ほどで早速作業開始です。

お宅は、気仙沼港から2キロほど内陸にありますが、1階の天井まで津波で浸水し、泥とがれきで無惨な状態。その中から、まだ使えそうな家財道具や、美術品(木彫りの置物や、神棚など)を屋外に運び出し、1つ1つ丁寧に泥を落として行きます。お隣のお宅は家ごとスッポリ津波で流され、家の前の電柱は根こそぎ抜かれていました。
泥とほこり、がれき、魚の腐敗臭、大量のハエに悩まされながら炎天下の作業がつづきます。いたるところにガラスの破片、釘などが散乱し、マスク、ゴーグルはもちろん厚手のゴム手袋や鉄板の中敷きを入れた長靴、など装備も必要です(足りない装備はボランティアセンターで借りられます)。ライフラインは、水道は復旧していますが、電気、ガスはまだ引き込まれていませんでした。高圧洗浄機を使おうと思い、ボランティアセンターに資材の追加を依頼しましたが、電気がありませんでした・・・。
午前中の作業がおわり、お昼ご飯に。すると、家主さんが、おにぎり、パン、飲み物、栄養ドリンクを差し入れしてくれました。食べきれない程で、逆に恐縮してしまいました(食べきれなかった栄誉ドリンクやパンは、ボランティアセンターでボランティアの方々に提供させていただきました)。午後は水没したタンスに入っていた衣類の洗濯をして、本日の作業終了となりました。
震災から数月が経過し、テレビなどの報道をみると、「被災地も少し落ち着いたかな」、と言う印象をもっていましたが、現地に行ってみて分かった事は、報道で見ていたものはほんの一部だと言う事です。3.11以来、未だ一度も人が手をつけていない場所が多く残り、あらゆる所で魚が腐敗し、悪臭を放ち、伝染病を媒介するハエの温床になっています。その数メートル隣で、復興に希望を持ち、今までと同じ生活を取り戻そうと懸命に活動している人々がいると言う事を身をもって感じました。被災者の方々はあらゆる面で支援をまっています。これから行動を起こしても決して遅くありません。SUSTAINABILITY、つまり、継続的な活動こそが復興への力となるのです。これからも私達SURSUS 研究員も少しでも力になれるよう活動していきたいと思います。



最後に、とても印象的で忘れられない風景を・・・・・・。
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2011年8月11日 10:12

<風力発電をつくる>
風の力で風車を回し、そのエネルギーを発電モーターで電気に変える「風力発電」。つまり、このエネルギーの“燃料”は風。普段、なにげなく感じている自然のものが私たちの生活を豊かにする力を生み出してくれるのです。

自分の作った風車で自然のエネルギーを利用して暮らす生活……。そんなライフスタイルの実現には、技術の発達だけではなく、私たちの生き方そのものの意識転換が不可欠です。


生活者の目線でこうした課題をとらえ、自然と寄り添う暮らしを描くために、まずは風力発電の仕組みを理解することからはじめることにしました。


小さな小さな風力発電機。生み出される力はほんのわずかですが、その中に大きな“気づき”が含まれているであろうことは間違いありません。

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2011年7月27日 10:00

 <SURSUS 的移動手段を考える>

前回のトーホー工業さんが取り組む「サイクルトレーラー」の取材からヒントを得て、今後のSURSUS的 移動手段を考えてみたいと思います。

 

トー ホー工業さんは震災直後から、輸送力を失った被災地にトレーラーを送るプロジェクトをスタートさせていました。燃料がいらず、小回りがきくトレーラーは、 現在被災者の皆さんの生活のさまざまな場面で役に立っています。トーホー工業さんは、これまでにトレーラーを大小あわせて30台以上被災地に届けたそうです。


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トレーラーが活用されたシーンは、具体的には、

●瓦礫の撤去

●車で配送できる状況にない被災地で、物資受け入れ窓口に届いた荷物を個別に配送する

 ●1世帯毎の距離が遠い自宅避難者への個別配送 

●軽トラックで行ける所まで行き、そこから人力で運んでいた木材や鉄骨、飲料水などの重い物資の移動

などだそうです。トレーラーの簡単装着、頑丈、メンテ不用という利点がまさに被災地で有効に機能しているといえます。今後もトレーラーの存在は、被災地の復興を助け、また、既存エネルギーに頼らないという意味でも、復興後もさまざまな場面で活躍していくことでしょう。

 

私たちがこれまで考えてきた「SURSUS」とは、

生き延びること(サバイバル)、そして継続すること(サスティナビリティ)「SURVIVAL & SUSTAINABILITY」。2つの頭文字から「SURSUS(サーサス)」という名前が生まれました。

「生き延びる」ということは「誰かが助けてくれるであろう」というような他者願望ではなく、「生き延びるための主人公は自分である」という認識をもつことが大変重要になってきます。そして、その行為の軸足にあるのが、「自己解決・自立」であり、そのシナリオをそれぞれが持つ、ということになります。

 

今回、取材させていただいたトーホー工業さんのサイクルトレーラーは、私たちの「SURSUS」コンセプトにマッチした「SURSUS Item」といえるでしょう。 

  

近年、様々な生活のシーンで、「エコロジー」であることが重要視されていることは言うまでもありません。特に震災直後に起きたエネルギー不足は、改めてこのことを再認識させるものとなりました。電気、ガス、水道、ガソリン。どれをとっても近代社会において必要不可欠なライフラインになっていますが、その当たり前であったものが被災地では全てが失われたのです。首都東京も例外ではありませんでした。勤務先から帰宅方法、ガソリン不足による物資輸送の停滞。電力不足による断水、停電。すぐ近くまで飲料水を運ぶのに苦労した方もいるかと思います。

 

このことからも、今回の震災を機に、サイクルトレーラーが、そういった災害時の緊急的ツールとしてではなく、日常的に使用されるような「自己解決・自立」した生活の重要性がますます再認識されるでしょう。


ものづくりカンパニー 株式会社 トーホー工業

神奈川県横浜市金沢区幸浦1−15−19

http://www.tohokogyo.org/

mail toho@mxy.mesh.ne.jp

TEL 045-771-7321

 

2011年7月20日 10:30

今回の<SURSUS 的移動手段を考える>では、

エコで、輸送効率の良い「サイクルトレーラー」をご紹介します。

7月8日、「サイクルトレーラー」の製造・販売をしている「ものづくりカンパニー(株)トーホー工業」さんにおじゃましました。そこでは、実際に「見て」「触れて」「試乗」もさせていただきながら、担当の荒井 昭一さんにお話をうかがいました。

まず初めに、なぜトレーラーに着目したかということについては、「輸送手段としてエコロジーであること、さらに過密交通の時代にスイスイとどこへでも行ける自転車を使用することが最大の魅力だった」とのこと。確かにリヤカーの持つ積載能力と自転車の持つ機動力にエコが融合した新しい着眼です。そしてもう1つの特徴は、「意外に目立つ外観と、車に比べ移動スピードがゆっくりなので移動販売に向いている」こと。

荷物を運べて、低コスト、そしてよく目立つ「サイクルトレーラー」は新しいビジネスツールになる可能性を充分感じました。


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どんな自転車にも取り付け可能なヒッチメンバーとトレーラー(中)

トレーラーには大・中・小の3種類あり、さらに用途に応じて特別仕様も製作できます。釣りなどレジャー、フラワーショップの移動販売、屋台として活用されているほか、選挙活動に使用して見事当選した方までいるそうです。

 

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特別仕様のトレーラー。
タイヤはチューブレスでパンクの心配なし。

 


実際試乗してみました。今回の牽引自転車は電動自転車でしたが、トレーラー自体が軽量なのと自転車との連結部分でブレることもなく、普通の自転車でも軽々走行できます。


 

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ポリタンクに水を満載にして走ってみました。70kgまで大丈夫でした。

 

自転車との連結部分がしっかり設計されているから、重たい荷物でも安定した走行が可能です。ほとんどの自転車に連結が可能で、もし自転車が倒れてもトレーラーは自立していますから転倒の心配はありません。


 

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お話をうかがった荒井 昭一さん(写真右)。


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連結部分は中央のねじで簡単に取り外しができます。


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自転車が転倒してもトレーラーは大丈夫。

取材をしてみると、エコ、独自設計、確かな技術、製品への情熱が感じられるとても独創的な製品だと感じました。


 

ものづくりカンパニー 株式会社 トーホー工業

神奈川県横浜市金沢区幸浦1−15−19

http://www.tohokogyo.org/

mail toho@mxy.mesh.ne.jp

TEL 045-771-7321



次回は、トーホー工業さんの被災地支援活動と、SURSUS研究員が考えるサイクルトレーラーの今後の可能性についてレポートいたします。