eof; } ?> eof; } ?> "主食"は170㏄の赤ワイン、お肉は適量で~98歳笹本恒子さんが女性フォーラムで記念講演:CAN Healthy Design Club

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2012年12月 6日 13:29
   

「趣味を生かすことを考えなさい。一度捨てたものでももう一回見直して、

やってやってやり抜けば、必ず実ります。だから何でも勉強しておきなさい。

芸は身を助く。今からでも遅くはないです」。

日本初の女性フォトジャーナリストとして知られる笹本恒子さんは、

会場に向かって力を込めて語りかけました。


1205_5.jpg東京都・渋谷区でこのほど開催された「しぶやフォーラム2012」

(主催:しぶやフォーラム実行委員会、共催:渋谷区)のテーマは、

「発揮しよう!いま求められる女性の力」。

20周年を迎えた渋谷女性センター・アイリスが、

女性のライフステージや生きがい実現などに着目して開いたもので、

これはその記念講演の一節です。


9月で98歳を迎えた笹本さんは、まさに女性の力を発揮し続ける存在。

講演のなかでも、「本当は絵描きになりたかったんです。

でも、写真家の道に入り、その後も必要に迫られて洋裁や工芸、

フラワーデザインなどいろいろなことをやりました」と1204-6.jpg

人生を振り返りながら、ひとつのことに執着するばかりでなく、

押し寄せる現実を柔軟に受け止め、それに合わせて自らを

変化させていくことが人生を切り開く重要なポイントといった

メッセージを送りました。冒頭のコメントは、

だからこその一言なのではないでしょうか。


 

71歳で写真家として復帰を果たし、いまなお現役カメラマンとして、

様々な出版物や講演会などにひっぱりだこ。大忙しの毎日だそうです。

そんな笹本さんの健康の秘訣は、赤ワイン。

「ポリフェノールはとても体によい」と、毎晩170㏄を“主食”として

飲んでいると言います。また「動物性脂肪も過ぎない程度にとるべき、

魚も焼料理よりフライにしたほうがごちそうに見えるでしょう」と、

独自の“食の哲学”も楽しく語りました。


最後に、「今の日本の世の中は、お年寄りに厳しいですね。

私も本が出るようになってから、公共サービスなどにいろいろと変化がありました。

海外では、例えばフランスでは、パリの郊外にお城のような

芸術家専用の老人ホームがあるのですが。。。」と、

日本との認識の違いにチクリと苦言を呈し、会場をわかせていました。

 

 

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