eof; } ?> eof; } ?> 【長寿の森トピックス】入居者とスタッフが家族のように暮らす、グループホーム「西山の郷」:CAN Healthy Design Club

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2012年2月27日 16:24

 

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先日、長岡京市にあるグループホーム「西山の郷」をお訪ねする機会があり、

施設長の澤田泰子さんに様々なお話をうかがいながら、施設内をご案内いただきました。

「西山の郷」は、三菱電機ライフサービス株式会社の介護サービス事業の

一つとして2002年10月に開設され、今年でちょうど10年目を迎えます。

グループホームとは、認知症対応型共同生活介護を意味し、

認知症の人が専属のスタッフと共に食事のしたくや掃除、

洗濯をしながら共同生活を行うものです。

現在入所しておられるのは24名(平均年齢88歳)で、

ケアマネージャーやヘルパーを含め総勢40名程のスタッフがサポートしています。


3階建ての建物の中には個室(9㎡)が17室と二間の部屋(18㎡)が7室あり、

各階にリビング、ダイニング、キッチン、浴室、トイレが設置されています。

ちょうどお昼の時間にお訪ねしたこともあって、どの階でもみなさんが揃って食事を

とられており、おいしそうな匂いが全館に漂っていました。

1年を通してお誕生会、クリスマス、お正月の餅つき大会、

お花見など様々なイベントが企画されているだけでなく、

地域との交流や大学との共同研究など実に多岐に渡ったプログラムを実践されています。


澤田さんは、保育士としてのお仕事を経て、

その後は京都市社会福祉協議会で福祉関係のお仕事に携わっておられました。

「西山の郷」が開設されることを機にスタッフの一員として加わり、

現在は施設長という立場で対外的な交渉、様々な研究会への参加、

講演活動などで大変多忙な毎日をお過ごしです。さらに現在は、

立命館大学大学院の経営管理研究科へも通われ、論文執筆の準備中でもあります。


澤田さんは、「ここは様々なイベントもあって、

みなさんとても生き生きとした時間を過ごされています。

ただ、大切なのはイベントが終わった後に気持ちがクールダウンしている時のケアです。

部屋へ戻って一人で静かに過ごされている時にこそ、

きちんとスタッフが見守っていることをお伝えするように心がけています」と話されます。

さらには「入所されている皆様から、

『年を重ねるほどに、努力を重ねていくことが大切である』ことを

日々教えていただいています。また、生きる上での活力の一つに、

新しい発見がいかに重要であるかということも皆様の毎日を見ていてわかりました。

『こんなこと初めて知ったわ!』という瞬間はいくつになっても訪れます。

その時のフレッシュな感性を大事にしていきたいですね」。


論文のテーマをお尋ねすると、「まだまだまとまらないのですが」と

少々口ごもりながらも「介護の現場にはマンパワーの足りない部分が

まだまだたくさんあります。でも一方で、地域の中で何かの役に立ちたいと

思っておられる元気な高齢者が大勢いらっしゃいます。

この両者をうまく繋ぎ合わせる仕組み、これをどうにか作り上げられないだろうかと、

様々な試行錯誤を繰り返しています」とご自身の構想をお聞かせくださいました。

立命館大学大学院で教鞭をとる長寿の森研究会の主宰・谷口正和とは、

授業を通しての出会いがあり、研究会設立当初からメンバーに加わって下さっています。

論文が完成する頃に、ぜひまたお話をうかがいたいと思います。


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