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2012年10月17日 09:00

 


杉原輝雄記念館から1冊の本が出版されました。
タイトルは「命ある限り悔いなく生きる」
この本では杉原輝雄プロの様々なエピソードが紹介されていますので
印象に残った部分を取り出してみました。

●企業契約プロ第1号
杉原さんは日本の企業契約トーナメントプロ第1号の人です。
以前ゴルフボールの3大メーカーは、ダンロップとブリヂストンと
ファーイーストで、このファーイースト社と契約して
トーナメント活動をし始めたと言うことです。
契約金に加え、遠征費用も出してくれるので、生活の安定と、
遠征の安定が得られるわけですから、企業契約がプロにとっては
とてもありがたい事になる訳ですからそれは嬉しかったことでしょう。

●杉原さんが自分のゴルフ人生を振り返る中でのコメント
「ゴルフに限らず、勝負事は結果を求めると難しくなる。
勝ちたいと思うから、結果が気になり慎重になってしまうからだ。
だから、そうゆう時に思い切って当たって砕けることが出来るかどうかが、
勝負の結果に大きく影響してくる。
たとえ失敗しても、思い切りプレーできた人間は、必ず芽が出てくるし、
結果を残すようになる。
要するに、マイペースでプレー出来るものが強いのです。
そして思い切りのいい奴が一番強い。
その意味で、青木は最もやりにくい相手であった」

 
●連覇、連続出場という「続ける」ことへの思い
杉原さんの考えとしては「2年連続して同じ試合で勝つということは、
それだけよい状態を、同じコースに対して丸2年間保っていることだから、
そこに偉大さが生まれる」と言うのです。
青木功プロはこの言葉を聞き、常に良い状態を維持しようという
意識を強く持つようになり、
その後多くの試合で連覇を果たしたのは周知の事実です。

●「僕らプロゴルファーは、ゴルフをする人がいて、スポンサーや、
試合をみにきてくれるひとがいて、テレビで観てくれる人がいて、
そしてゴルフををさせてくれる環境があるから、プロとしてやっていけるんや。
だから、ティグランドにゴミがあれば拾うのは当然や。
サインをしないのはプロじゃない。
テレビのインタビューはスコアが良い時でも悪い時で儲けないとアカン。
そんなもん、映してもらえるだけでありがたいって思え」。
これは中島常幸プロに言った言葉だそうです。