2011年7月22日

ハンス・ウェグナーの椅子展

好きな家具デザイナーは?ときかれたら

わたしはこの人の名前を迷わず答えると思う。

目黒にあるインテリアショップkarfにて開催中の

「PP Møblerがつくるハンス・ウェグナーの椅子展」を
ご紹介します。

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PP Møbler 社はデンマーク有数の家具メーカーであり、

卓越したクラフトマンシップと
高度な木材加工技術で知られています。
同社ではハンス・ウェグナーと長年にわたって
共同作業を続けており、
近年のウェグナーの作品は同社の優秀な職人と
共同で開発されています。
今回、特別にPP Møbler社の協力を得て、
カーフshop3Fにてウェグナー代表作、
1960
年のアメリカ大統領選で、ジョン・F・ケネディと、

リチャード・ニクソンのテレビ討論を行った際に、
使われたことで有名な「THE CHAIR」を始め

名作コレクション20点以上が展示されています。


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ハンス・ヨルゲンセン・ウェグナー

Hans Jørgensen Wegner
1914
年4月2日-2007年1月26日

デンマークの家具デザイナー。

生涯で500種類以上の椅子をデザインし、

20世紀の北欧デザイン界に多大な影響を与えた。

その椅子はニューヨーク近代美術館をはじめ

多くでコレクションされている。


なかなか座ることなどない作品に座れます。

いつかは一脚くらい、欲しいなぁ。

今週日曜日24日までです。


karf
〒153-0063 
東京都目黒区目黒3-10-11
OPEN:11:00~19:00
CLOSE:水曜日(祝日の場合は営業)
Tel:03-5721-3931

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(kubo) 

2011年7月21日

道具から芸術へ

伝統工芸を見に行く機会がなかなかないのですが

先日、銀座にあるギャラリー:一穂堂で開催中の

「斎藤正光・竹籠展」に行ってきました。

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本展監修の斎藤正光氏は
世界で有数の竹籠のコレクターで研究者。

斎藤氏は江戸時代から現代までの竹籠を収集、

最近では住居の古民家の紹介と共に

頻繁に女性誌等の誌面を飾る話題の人。

国内外の竹籠の展覧会コーディネートにも携わっています。

今回は斎藤氏のコレクションの中から

日本竹工芸界の第一人者・飯塚琅玕斎(ろうかんさい)や

琅玕斎の孫弟子・松本破風、大木淑恵をはじめとして

新旧約40点の作品が展示されています。

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どれも繊細な作品ばかり。

近づいてみると、その繊細さに驚くばかりです。

 

道具から芸術へ。

ご興味のある方は是非、足を運んでみてください。

23日今週土曜日までです。

 

銀座一穂堂サロン

〒104-0061 東京都中央区銀座1-8-17 伊勢伊ビル3F

Tel. 03-5159-0599

(kubo)

2011年7月20日

静物画のモチーフ

今日は雨です。そして蒸し暑いです。

先日、比留間さんにオーダーしていた

器とりゃまが届きました!

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同じタイミングで実家からサクランボも届いて

早速、盛りつけてみました。

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まるで静物画のモチーフ。

サクランボの赤と比留間さんの作品、似合っています。

 

ではでは、毎日暑い日が続きますが

みなさまお体ご自愛ください。
(kubo) 

2011年7月18日

THE TOKYO ART BOOK FAIR

やっぱり、今日も暑いです。

一昨日の土曜日、3連休の1日目だし、
家にいても暑いだけなので

どこかに出かけてみようと思い

THE TOKYO ART BOOK FAIRに行ってみました。

場所は3331 Arts Chiyoda。

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もとは旧練成中学校だった建物を改修して誕生した場所で、

さまざまなジャンルのアーティストやクリエーターたちが
それぞれの表現を自由に発信する場所として
いつもにぎわっています。

THE TOKYO ART BOOK FAIRは今年で3回目。

毎年開催されているアジア最大のアートブックフェアです。

1Fに設置された会場にはところせましと

いろいろなアーティストやギャラリー、

ショップがブースを出していました。
 

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友人もブースを出していて、
わたしはそこで写真家の友人の写真集を購入しました。
金川 晋吾
「and animals」

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動物園をひたすら撮った写真が収められています。
わたしは写真に詳しくはないので
難しいことはわからないけれど、
彼の作品をみていると、
自分がどれだけいろんなことを見逃しているか
気づく気がします。
笑えるとか、驚くとか、っていうだけではなくて
なんだかどきりとする感じ。
 

学校の空気を残したままの建物があって、

芝生があって、いろんなひとが集まっていて、

空が青くて、とても暑くて、

たくさんのアートやデザインがあって、

なんだかお腹がいっぱいになった土曜日の昼下がりでした。

(kubo)

2011年7月 8日

赤べこ展

毎日暑いですね。ちょっと散歩でも、と思ってもこの暑さ。

出かけるのがちょっと億劫ですが、

週末にちょっとおすすめの展覧会をご紹介します。

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cholon代官山で開催中の

「赤べこ展」です。

 

福島県会津地方の郷土玩具「赤べこ」に、

作家たちが思い思いのペイントを施した

オリジナル赤べこがたくさん展示してあります。

販売もしていて、
売り上げの50%が日本赤十字社を通じ、
東日本大震災義援金として寄付されるとのこと。

来週月曜日11日までの開催です。

お店もオリジナルを中心とした洋服や雑貨など

素敵なものがたくさんあります。

この週末、代官山でお買い物!という方

ぶらっと立ち寄ってみてください。

 

赤べこ(あかべこ)とは福島県会津地方の郷土玩具。

「べこ」は東北地方の方言で「牛」という意味。

もともとは張子人形であり、

体色の赤は魔避けの効果があるといわれている。

伝説によると

大同2年(807年)、柳津町の円蔵寺の虚空蔵堂を建立する際、

上流の村から大量の材木を寄進された。

しかし、水量が豊富な只見川から

材木を運搬することは難しく、

人々が材木を運ぶのに難儀していると

どこからか牛の群れが現れ、材木の運搬を手伝ってくれた。

重労働で多くの牛が倒れる中で

最後まで働いたのが赤色の牛だったといわれている...

なんだか不思議なお話です。

 

cholon代官山

代官山駅から徒歩5分です。

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□ 東京都渋谷区恵比寿西1-31-12 FLEG代官山1F

□ Tel:03-5456-4465 

□ 営業時間:11:00 ~ 19:00

□ 火曜定休
(kubo) 

2011年7月 1日

Conte de fées展スタート

 

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7月になりました。
今月の作家は比留間 郁美さん。

Conte de féesとは

フランス語で「おとぎ話」という意味です。

どこかなつかしくて、こころがあたたかくなる

そんな作品たちです。

「旅の思い出をかたちにする」

インタビューで語ってくださったことが

印象的でした。

ちょうど今、比留間さんはヨーロッパ旅行中。

パリからスタートして

ちょっと前に送られてきたメールによると

今はスコットランドのグラスゴーにいるのだとか。

旅先で見たいろんな風景、

行った場所、手に触れたもの、

そのいろんなものが記憶となって

いつか比留間さんの作品となる。

 

旅の思い出をかたちにして残すことができるなんて

すごいなって思います。 

それがまただれかの手元に行って 

そのひとの大切なものになって。

なんだかいいですよね。

 

それでは、本日スタートの

比留間 郁美「Conte de fées」展

どうぞご覧ください。インタビューもぜひ!

(kubo)



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