2011年6月27日

おとぎ話

東京は、暑かったり、寒かったり、

晴れたり、雨降ったり、

なんだか落ち着かない天気が続いています。

気がつけば、もう6月も終わりです。

先日、7月の作家:

比留間 郁美さんの撮影&取材を行いました。

比留間さんは奈良在住の陶芸作家さんです。

「りゃま」の置物をMIGRATORYさんでみかけたのがきっかけで

今回7月の作家としてご参加いただくことになりました。

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ご持参いただいた作品たち

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撮影風景
 

結婚されるお友達のために作られた新作

「キャンディーシリーズ」他、

素敵な作品がいっぱいです。

まるでおとぎ話を読んでいるような

絵本を見ているような、

そんな比留間さんの世界、どうぞご期待ください。

7月1日スタートです。
(kubo) 

2011年6月22日

光の滲み

hpgrp GALLERY東京で今週金曜日24日から開催される

谷口悦子展のご案内です。

taniguchietsuko.jpg
「庭園 8」2011 パネル・綿布・アクリル 455×530mm

会期:6月24日(金)~7月18日(月・祝) 

オープニングレセプション:6月24日(金) 18:00~20:00

会場:hpgrp GALLERY 東京 

 

気が遠くなる程長い間論じられてきた

絵画における「光」という要素。 

谷口はその「光」を独自の方法で描きます。

何層にも塗り重ねられたアクリル絵具の 

表面を削り、下の層の色を出すことで

イメージを浮き上がらせる谷口の作品は、 

普通に描くことでは出せない

「光の滲み」が見事に表現されています。 

一般的には漆で使われる「研ぎ出し」という技法を応用して

作られるこれらの 作品は、工芸品のような完成度を誇ります。 

一層一層重ねられ、そして削り取られていく画面には、

コントラストと緊張感が光の 塊となって浮かび上がります。

暗闇に埋もれる対象物は、

光を得ることでその存在を主張し始めます。

 

ご興味のある方はぜひ、足を運んでみてください。

 

hpgrp_map.jpg


hpgrp GALLERY 東京

150-0001

東京都渋谷区神宮前5-1-15 CHビルB1F

TEL 03-3797-1507

OPEN 火~日曜日(11:00~19:30)

CLOSE 月曜日

http://www.artdiv-hpf.com/tokyo/ 

(kubo)

2011年6月21日

夏なので

夏なので、お香立てを買いました。

富山県にある「能作」のお香立てです。
 

nousaku01.jpg

香の器セット 笹
錫100%でできています。

ちなみに錫は7月1日から値上がりするのだとか。

 

能作は大正5年(1916)富山県高岡市に

400年伝わる鋳造技術を用いて

仏具の製造を始めた会社です。

能作という名前には、

「能」が詰まった味わいのある製品、

「作」への好奇心を形にすべく、

分野を越えたものづくりに挑戦し続ける

という思いがこめられています。

 

伝統的なものづくりと新しい感性。

詳しくはホームページをご覧ください。
http://www.nousaku.co.jp/index.html 
(kubo) 

2011年6月20日

NEW DIRECTION IN JEWELRY

日曜日、久しぶりに銀座に行きました。

松屋銀座で開催中のNEW DIRECTION IN JEWELRY

サマーギフトステーション'11

Creator's showcaseに行ってきました。

ndijDM.jpg
 

新進気鋭の9人の若手ジュエリー作家/デザイナーによる

ジュエリーをセレクトした展覧会です。

企画は何かとお世話になっている

gallery deux poissonsさん。

 

デパートで開かれるジュエリーの展示会というと

ダイヤモンドとかパールとか

「宝石」の印象がありますが

次世代を担う若い作り手が生み出すジュエリーは

とにかく自由な感性にあふれていました。

素材も樹脂や木、ビーズなど多様で、

形も色もとても自由。

グラフィカルで、どこかインテリアに近い感覚があります。

 

そして、出展作家・yielの田坂留美さんによる

ジュエリーワークショップに参加しました!

「オリジナル糸巻きピアスを作ろう!」

ミニチュアの糸巻きモチーフに好きな色の糸を巻き付けて

パールやボタンやチェーンを付けたり
オリジナルのピアスを作れるというもの。

 

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いろんなパーツ。すでにかわいい。

 

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細かい作業にみんな夢中。
 

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そして、完成!!
1時間があっと言う間に過ぎて、本当にたのしかったです。

yielさんのホームページものぞいてみてください。
 

yiel.jpg

http://yiel.jp/home.html 

そして、今回わたしたちがとても興味をもったのが
アルバイサ知子さんのJUTIQU


JUTIQUE01.jpg

JUTIQUE02.jpg
 

アクリル樹脂の中にならぶ小さなパールたち。

まさにコンテンポラリージュエリー!

高度な技術とセンスが光っています。

どの作品も本当にきれい。そして力強さを感じさせる作品です。

詳しくはホームページをみてみてください。
http://www.jutiqu.com/ 

 

展覧会は6月21日(火)明日までです。

ご興味のある方はぜひ、足をはこんでみてください。

(kubo)

2011年6月16日

たからもの

先日、オーダーしていた

モー子さんのビーズブローチが手元にやってきました。
 

joshi.jpg


作品展の中でもご紹介している「女子」です。

ブローチが入っているのは
ブランドロゴが箔押しされた素敵な黒い箱。

こうしてまたひとつ、たからものが増えました。

(kubo)

2011年6月15日

おみやげ

先日、作家の鎌田奈穂さんから

おみやげをいただきました!

ロンドンのチョコレート。

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「Dark Chocolate Floral Bar with Violet」

ROCOCO CHOCOLATESのチョコレートです!!

やっぱり、パッケージからして素敵!

大人の甘さにほんのりお花の香り。

外国の味がします。

行きたいなぁ、ロンドン。

行ったことないなぁ、ロンドン。

 

ロココ・チョコレートは

オーガニック素材を使用して作られた高品質のチョコレート。

日本には輸出はなく、

イギリスの空港でも買えないのだとか。

さすが、鎌田さん!

イギリスでしか手に入らない貴重なお土産、

ありがとうございます!
わたしもいつか行ってみようっと。
(kubo) 

2011年6月12日

儚きもの

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昨日、
LIBRAIRIE6/シス書店さんに行ってきました。

平竜二 「Vicissitudes-儚きもの彼方より」 展が
7月10日(日)まで開催中です。

展示されている作品は、プラチナプリント作品。

どこか絵画のような不思議な印象で、

儚く、美しい世界が静かにそこに在りました。

たとえば、週末にでもふらっと立ち寄って

その静けさに寄り添ってみてください。

 

平竜二(たいら りゅうじ)

1960年熊本県生まれ。

1983年より写真家/高村規氏に師事。
その後、東京にて広告写真家として活動し、
国内外の広告賞を多数受賞。

後にニューヨークにて栗田紘一郎氏に学び、
欧米にてファインアートフォトグラファーとなる。

プラチナプリント作品はニューヨークを中心に
個展やグループ展で発表され、
サンディエゴ写真美術館
 /

サンタバーバラ美術館 / パリ国立図書館などの
美術館に収蔵されている。

 

プラチナプリントは、
1873年にイギリスで発明された
「光の芸術」とも呼ばれるプリント技法。

連続階調と経年変化に耐えうるプリントの安定性から、
その美しさは半永久的に保たれる
「永遠のプリント」と言われている。

また、制作や処理に高度な技術が必要であり、
感度の低い紫外線感光のため、
引き伸しの作業が出来ず、
プリントには原寸のネガが必要になる。

 

今回は、写真家 / 平竜二による一枚一枚、
印画紙から全て手作りのオリジナルプリント作品の展示です。

ご興味のある方はぜひ、足を運んでみてください。

LIBRAIRIE6 /シス書店
〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南1-14-12 ルソレイユ302
OPEN
水曜日-土曜日 12:00〜19:00
日曜日 12:00〜18:00
CLOSE
月曜日・火曜日(祝日の場合も店休) 

(kubo)

2011年6月 8日

野田琺瑯

ひとが、ものを作っている行程を
じーっと見るのは、とてもたのしい。

工房とか、実験室とか、工場とか、工事現場とか

ひとが一生懸命ものを作っている姿は

わけもなく、感動的で、おもしろい。

本当にときどき、人間ってすごいなって思う時があります。

ちょっと、ぼーっと見てみてください。

なんだか、ぼーっといい感じになります。
 

nodahourou.jpg
D&DEPARTMENTのd&TV 野田琺瑯の工場見学の映像

 

野田琺瑯

1934年よりつづく、ホーロー製品のメーカー。
栃木の自社工場にて、ほぼ手作業でつくられています。
主婦である社長の妻が中心となり、
使う人の目線で開発されたアイテムは、シンプルで機能的。
食のプロフェッショナルからも評価が高く、
多くの家庭や厨房で使われています。

D&DEPARTMENT

(kubo)

2011年6月 2日

最近、おもうこと

6月の作家としてご参加いただいている

小林モー子さん、実はお料理もとても上手なんです。

そんなモー子さんの毎日のお料理が

Ku:nelに掲載されています!


kunel01.jpg
 

Ku:nel(クウネル)2011.7.1号

p080-081「小林モー子のただいま食事中。」

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わたしも早速、みました!

いやいや、感心するばかり。

最近おもうこと。

ものづくりをするひとは、お料理もうまい!

そして、よく食べるし、お酒に強い!

生きる力、生命力そのものが強いんです、きっと。

わたしも見習わないと。

(kubo)

2011年6月 1日

小林モー子「ペルル」展スタート!

6月になりました。

毎日変なお天気で、

東京は6月とは思えないほど肌寒いです。

そのせいか何年かぶりに

わたしは風邪をひいてしまいました...

 

今年に入ってからずっとお休みしていた
「今月のアーティスト」復活しました。 

本日より小林モー子「ペルル」展スタートです!

フランスの伝統的なオートクチュール刺繍の

高度な技術を習得した作家が生み出す

かわいくて、おしゃれで、ユーモアにあふれた

作品たちをご紹介しています。

刺繍のこと、フランスのこと、

フランスで出会った偉大な芸術家のこと、

丁寧に語ってくださったインタビューも

ぜひご覧ください。

 

ほんとに見ているだけでしあわせな気分になります。

きっとひとつはほしくなっちゃいますよー。

ではみなさま

小林モー子「ペルル」展、どうぞご覧ください。
(kubo) 



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