2010年6月15日

in KONDO HOUSE

昨日、東京も梅雨入りしたというのに

今日は快晴で日差しも強く夏らしいお天気。

そんな今日、7月の作家としてご参加いただく
小西 菜津子さんの作品撮影に行ってきました。

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撮影場所は、わたしの会社の同僚の近藤さん宅。

とても素敵なお家なんです。

広い玄関、中庭があったり、お家の中から空が見えたり、

床だったり、そこが机になったり、

ほんとうに自由自在な住空間。

部屋を仕切る壁や柱がないことが

こんなにも開放感をもたらすことに

あらためて驚きました。

思わず童心にかえって、のぼったり降りたり、

遠慮を忘れてはしゃいでしまいました...

 

前にも書きましたが

作品をどこに置こうかなぁと考えるのが一番たのしいとき。

小西さんの作品は油絵なのに、とても繊細で

画面の大半を占める空間が「間」を感じさせ

わたしはとても日本の美を感じます。

そんな小西さんの作品3点は

白い壁と木目と光と風のある空間に

とても似合っていました。

 

近藤宅へ到着。外観も素敵です。

 

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まずは梱包をといて並べてみます。

 

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2Fから中庭を見下ろしたり

 

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お家の構造のお話をきいたり

(左からカメラマンの樋渡さん、近藤さん、作家の小西さん)

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空が見えるんです。

まるで海底から水面を見上げている感覚に...

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撮影風景。
 

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お茶とケーキをごちそうになりました。

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近藤さん、そしてご家族のみなさん、
本当にありがとうございました!
 

小西さんの作品展は来月7月スタートです。

どうぞご期待ください。

(kubo)

2010年6月14日

4展のご案内

ARTIST OF THE MONTH 7月の作家としてご参加いただく

小西 菜津子さんのグループ展のご案内です。

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参加メンバー:

阿部 有加さん、三好 愛さん、大坂 秩加さん、小西 菜津子さん

期間:2010年6月22日(火)~7月1 日(木)

時間:12:00~17:00

休廊:土、日

会場:東京芸術大学音楽学部大学会館2階展示室

   東京都台東区上野公園12-8


学部内での展示のため、平日しかやっていませんが

なかなか入る機会のない音楽学部での展示です。

ご興味のある方は、是非上野まで足を運んでみてください。

(kubo) 

2010年6月10日

土田 恵理子展スタートしました

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ARTIST OF THE MONTH

6月の作家さんは土田恵理子さんです。

土田さんは今年の春、
多摩美を卒業されたばかりの版画家さんです。

SAMのリーダーが多摩美の卒業制作展で
声をかけさせていただき

今回の作品展が実現しました。

 

表現することは
「毎日おやつは食べる、みたいなこと」と語る

土田さんの独特の作品世界をお楽しみください。

「たのしいから作る」ものづくりに対する素直な気持ちが

見ている側にも伝わってきます。

 

それでは、本日スタートの土田恵理子展

ご覧ください。

(kubo)

2010年6月 8日

引き継いでいくもの

ご無沙汰してます。

サーバーの調子が悪く、久しぶりの更新となってしまいました。

そうこうしているうちに、6月に入って、あじさいも咲いて、

だんだん夏らしくなってきました。

そろそろ梅雨入りですかね??

おとといの日曜日、SAMメンバーに教えてもらった

アートイベントに足を運んできました。

 

“D♥Y AT CLASKA”

その場で作る、オーダーする、作って食べる、みんなで歌う。

相互が作用しながらその場でしかできないモノやコトを生み出す、

体験、共感型の新しいイベントです。(紹介文より)

 

「D♥Y」という名前にはDIYという意味の他に、

DOとYOUを♥でつなぐという意味もあるそう。

 

会場は目黒にあるリノベーションホテルCLASKA。

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エレベーターの扉が開いた先は、まるでお祭りのようなにぎやかさ。

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場内では、独自通貨♥で商品の購入や
イベントに参加することができる仕組み。

1♥=100円です。

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活版印刷で名刺をオーダーできるコーナーや

写真をカメラマンが撮影してくれて、

すぐにデザイナーがデザイン&編集して

雑誌にしてくれるコーナーや、マジックショー、

アーティストと一緒に作品をつくることができるコーナーなど、
さまざま。

たくさんこどもたちも参加していて、
ワイワイガヤガヤにぎやかでした。
 

SAMがご紹介したいのは「amabro」さんが

昨年秋に発表した有田焼きの蕎麦猪口=CHOKU。

今回のD♥Yでは、ほんの少しの傷や汚れのために、

世に出る事を許されなかったCHOKUたちが満を持して登場!

ということで、代表の方にいろいろとお話をうかがいました。

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amabroさんのCHOKUシリーズは、

17世紀に有田で生まれたそば猪口の文様と型を
職人によって復刻し、

さらにその上から上絵を施すというもの。

伝統的で、高価な有田の文様の上に、

さらに上絵を施すというのは
従来ではタブーとされていたのですが、

伝統的なものに現代の美意識やこだわりを重ねることで

現代の人にも受け入れられるものづくり、

引き継がれて行く価値観を生み出せるはずだと

現地の職人さんと何度も話し合い、
その交流の中で生まれたもの。

CHOKUはamabroさんのプロダクトコンセプト

ART DE VIVRE-生活の中にアートを取り入れる...

そんな想いが込められています。

 

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わたしも思わず、急須と蕎麦猪口5つ買っちゃいました。

大切に使います!

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いろいろお話をしてくださった専務取締役の村上敦志さん。 
ありがとうございました! 

 

今後は豆皿を制作する予定だそう。

かつて日本人は膳の上で食事を摂っていて、

小さな膳の上にこそ

日本人独特の美意識があるのではないかと

豆皿という小さなお皿にはその美意識が詰まっている...

日本の美意識や、昔から続いて来た伝統の世界、

日本が守って行くべきもの、

これからの日本のものづくりの在り方、

こんなにすばらしいものがこの国にはまだまだある!

それを生かしながら現代のエッセンスを加えて、

現代人の生活の中に取り入れられるアートを生み出すこと。

あらためていろいろ考えさせられました。

 

ご興味のある方は是非、ホームページをご覧ください。 

普段は美術館やインテリアショップで販売されています。

SAMもがんばります!
(kubo) 



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