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2016年6月10日 11:58

今週のIMAGINASでは以下の事例がWWD.comから報告されました。

 

「有力百貨店の5月度売上高は、三越伊勢丹が前年同月比91.3%、高島屋が同98.1%、そごう・西武が同96.1%、大丸心斎橋店を縮小営業する大丸松坂屋百貨店が92.8%、阪急阪神百貨店が同98.3%だった。引き続き婦人服が低調だったことに加えて、下支えしてきた都心店のインバウンド(訪日外国人観光客)の失速が顕著になった。」

 

谷口は、「インバウンド失速。昨日まで続いていたことが、今日突如としてダメになることもありうる」とコメント。

 

日本がインバウンドに沸いていた2014年、日本円は円安の坂をどんどん下っている頃でした。

2015年の6月などは1ドル=125円を付けていましたが、その辺りを境に円は再び上がり始め、2016年6月10日現在、円は107円まで上がっています。

インバウンドと最も綺麗にリンクする指標としてやはりドル円のレートがあり、それが海外情勢に左右されてしまう以上インバウンドは安定して見込める数字ではないようです。

 

そもそも四方を海に隔てられた日本と、ヨーロッパの真ん中にある観光立国1位のフランスとは事情が全く違い、海外から安定的に顧客を呼び込もうとするのはコンテンツ力と外部要因がよほど上手くかみ合わなければいけないために、突如として失速してしまうのも頷ける話です。