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2013年11月29日 17:32

サイバーエージェントは98年に創業された。創業15年のインターネット総合メディア企業である。インターネット関連の企画営業を主目的として設立し、同年インターネット広告事業に進出。その後、ショッピングサイトやポイントサイトなど複数のメディアを立ち上げ、2004年に「Ameba」サービスを開始。ブログサービスとして立ち上げられたAmebaのサービスは、「アメーバピグ」やスマートフォン向けコミュニティサービス、ゲームなどを展開。13年8月にはID登録数3000万人を突破。

 

本記事では前回の記事(http://www.jlds.co.jp/imaginas/2013/11/ameba4.html#.UphXd9JdXIc)以上により具体的な話が盛りだくさん。是非ご覧ください。


その②技術力の地道な強化
Qサイバーエージェントは広告代理店から始まり、ブログ主体の企業を経てスマートフォン向けのプラットフォームを提供するメディア企業と成りました。全く違うジャンルの市場に即座に反応し、変化に対応し続けられた秘訣は何ですか?
A秘訣というよりも、変化するために行ったことはいくつか挙げられると思います。
まずは技術力を高めるためにエンジニアを増やしたことでしょうか。アメーバの事業を大きく、サービスを成長させるためには作り手となるエンジニアが重要になります。2005年から、技術のサイバーエージェントを作るというスローガンを掲げて技術者の採用に注力しました。結果的に、以前は2割程度しかいなかったエンジニアの割合が今では5割近くになりました。
その③活発なアイデアラッシュ
また、弊社では、新しい事業などのアイデアを生み出すための仕組みや制度づくりを積極的に行っているということも要因として挙げられるかと思っています。
例えば、新しい事業のアイデアを生み出すための制度があります。『ジギョつく』というもので年に2回、社員が新規事業のプランを提案できる機会があります。800案もの案が集まるのですが、書類での事前選考を経て、最終的には20ぐらいの案を役員の前でプレゼンする最終審査が行われ、グランプリが決定されます。その中でも有望なものがあれば立案者を事業責任者にして事業化する場合もあります。
あと『あした会議』という年に2回行われるうちの名物の会議がありますが、これは役員がチームに分かれてドラフトのように5人ぐらいのチーム編成をして合宿形式で行います。毎回テーマに沿った事業のプラン案、人事案、課題解決の案などを(例えばスマートフォンでヒットする事業のアイデア案など)をみんなでプレゼンをして、点数を競い合うような形式で行っています。
 
社内の中でも役員が評価をしているメンバーを選んでいるわけですから、精鋭部隊が集まって真剣にアイデアを出せるようになります。また、くまなく社内から情報を掬い上げてベストな案を出せるようにもなります。
また、メンバーとして選ばれた人はもちろん、選ばれていない人も次はその会議に参加できる人材になれるようにがんばろうとモチベーションに繋がっているようです。
Q例えば実際に立ち上がったプロジェクトはどのようなものがありますか?
A「ルーキー・エンジニア・ハック・コンペティション」というのがあります。エンジニアの新卒採用も積極的に行っているのですが、1年目から3年目のエンジニアが参加して、プログラミングなどの技術レベルを競い合うことで、
実力を測り、刺激し合う場をつくり、成長につなげていくためのプログラムです。
この夏に始まりましたが、とても有意義な取り組みになっています。
その④分社化によってスピードを追求
Qサイバーエージェントは新しい事業を立ち上げるときに社内でやるのではなく分社化する事が多いように見受けられるのですが、そのメリットは何でしょう?
A新しいプランを社内の事業部内で、一つの事業として進める事もできるのですが、やはり組織というのは規模が小さいほうが意思決定のスピードも速いということが一番の理由ですね。特にインターネット業界にはスピードも求められます。また、スピードと同時に質の高さも求められる。弊社内では、「事業やサービスを始めるのであれば、最速か最高のものでなければいけない」とよく言っています。
また、自分で事業にトライしたいという人も多いです。子会社化することでポジションも増えるのでそういう意識を持った優秀な若い人材を積極的に抜擢していく事もできます。若いときに事業を立ち上げたり、役職を経験したりすることは本人にとってもとてもいい経験になると思います。
 
取材にご協力していただいた鳥羽様です。ありがとうございました!

その②技術力の地道な強化

 

Qサイバーエージェントは広告代理店から始まり、ブログ主体の企業を経てスマートフォン向けのプラットフォームを提供するメディア企業と成りました。全く違うジャンルの市場に即座に反応し、変化に対応し続けられた秘訣は何ですか?

 

A秘訣というよりも、変化するために行ったことはいくつか挙げられると思います。

まずは技術力を高めるためにエンジニアを増やしたことでしょうか。アメーバの事業を大きく、サービスを成長させるためには作り手となるエンジニアが重要になります。2005年から、技術のサイバーエージェントを作るというスローガンを掲げて技術者の採用に注力しました。結果的に、以前は2割程度しかいなかったエンジニアの割合が今では5割近くになりました。

 

その③活発なアイデアラッシュ


また、弊社では、新しい事業などのアイデアを生み出すための仕組みや制度づくりを積極的に行っているということも要因として挙げられるかと思っています。

例えば、新しい事業のアイデアを生み出すための制度があります。『ジギョつく』というもので年に2回、社員が新規事業のプランを提案できる機会があります。800案もの案が集まるのですが、書類での事前選考を経て、最終的には20ぐらいの案を役員の前でプレゼンする最終審査が行われ、グランプリが決定されます。その中でも有望なものがあれば立案者を事業責任者にして事業化する場合もあります。

あと『あした会議』という年に2回行われるうちの名物の会議がありますが、これは役員がチームに分かれてドラフトのように5人ぐらいのチーム編成をして合宿形式で行います。毎回テーマに沿った事業のプラン案、人事案、課題解決の案などを(例えばスマートフォンでヒットする事業のアイデア案など)をみんなでプレゼンをして、点数を競い合うような形式で行っています。

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社内の中でも役員が評価をしているメンバーを選んでいるわけですから、精鋭部隊が集まって真剣にアイデアを出せるようになります。また、くまなく社内から情報を掬い上げてベストな案を出せるようにもなります。

 

また、メンバーとして選ばれた人はもちろん、選ばれていない人も次はその会議に参加できる人材になれるようにがんばろうとモチベーションに繋がっているようです。

 

Q例えば実際に立ち上がったプロジェクトはどのようなものがありますか?

A「ルーキー・エンジニア・ハック・コンペティション」というのがあります。エンジニアの新卒採用も積極的に行っているのですが、1年目から3年目のエンジニアが参加して、プログラミングなどの技術レベルを競い合うことで、

実力を測り、刺激し合う場をつくり、成長につなげていくためのプログラムです。

この夏に始まりましたが、とても有意義な取り組みになっています。

 

その④分社化によってスピードを追求


Qサイバーエージェントは新しい事業を立ち上げるときに社内でやるのではなく分社化する事が多いように見受けられるのですが、そのメリットは何でしょう?

A新しいプランを社内の事業部内で、一つの事業として進める事もできるのですが、やはり組織というのは規模が小さいほうが意思決定のスピードも速いということが一番の理由ですね。特にインターネット業界にはスピードも求められます。また、スピードと同時に質の高さも求められる。弊社内では、「事業やサービスを始めるのであれば、最速か最高のものでなければいけない」とよく言っています。

また、自分で事業にトライしたいという人も多いです。子会社化することでポジションも増えるのでそういう意識を持った優秀な若い人材を積極的に抜擢していく事もできます。若いときに事業を立ち上げたり、役職を経験したりすることは本人にとってもとてもいい経験になると思います。

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取材にご協力していただいた鳥羽様です。ありがとうございました!