2011年4月24日

ART in ミッドタウン

去年SAMにご参加いただいた二人の作家さんが、

それぞれ別のアートプロジェクトに

参加しているということで

昨日、ミッドタウンに行ってきました。
 

ひとつめ。

熊谷直人さんの作品展へ。

kumagai042302.jpg

kumagai042301.jpg
 

TIME & STYLEで開催中の

6名の作家の作品を紹介する「SCENE 1」

家具のシーンと共に配置された

それぞれの展示シーンはどれも魅力的でした。

熊谷さんの作品は

相変わらず優しくて、ゆらゆら

見ていると森の中にいるような気分にさせてくれます。

今月27日(水)までです。

 

ふたつめ。

広川智基さんの企画展へ。

DM1.jpg

hirokawa042401.jpg

hirokawa042402.jpg
 

DESIGN HUBで開催されている

企画展「日本のデザイン2011」

様々な分野で活躍している

3人のデザイナーによる旅の模様を

今をときめく若手写真家たちが撮影。

旅人はデザイナーの梅原真さん、

アーティストでアートディレクターの森本千絵さん、

プロダクトデザイナーの山中俊治さん。

デザイナーならではの視点で、

その土地に潜むかたちのないデザインを探りだすというもの。

 

広川さんは梅原真さんと秋田へノープランの旅に。

写真からたのしそうな感じがありありと感じられて

うらやましくなりました。

旅に出てみて

「日本もまだまだ捨てたもんじゃない!」

と思ったそうです。

6月5日(日)までです。

 

みっつめ。

「とらや」の展示。

toraya01.jpg

toraya02.jpg


「紙のかたち展-切って魅せる-」展

「もんきり」の展覧会で桜の花をテーマにした展示。
和菓子と切り紙のコラボレーションが美しい展示空間は

「春」そのものでした。

ご興味のある方は、ぜひ足を運んでみてください。

(kubo)

2011年4月20日

DB in STATION

DB in STATIONをご紹介します。

db_station.jpg

DB01.jpg 
 

2月25日にエキュート品川2階にオープンした

D-BROS初のショップです。

新プロジェクト「STAMP it」シリーズが展開されています。

無地のノートやカードを購入すれば

自由に好きなだけスタンプを押して

自分だけのオリジナル商品をつくれる

ユーザー参加型のプロジェクトです。

その他にも店内にはD-BROSの

おなじみの商品がたくさん。

 

DB02.jpg


みんな真剣です。

童心にかえって、ぺたぺたぺたぺた

ほんとうにたのしかったです。

あるようでなかった、このプロジェクト。

 

たくさんあるスタンプはどれもかわいく

D-BROSのセンスが光ってます。

大きなスタンプは店員さんが押してくれます。

わたしたちもノートを購入し

思う存分スタンプを押して

オリジナルのノートを作ってきました。

DB03.jpg

DB04.jpg
 

けっこう気に入ってます。

ぜひみなさんも行ってみてください。

 

D-BROS/ディーブロス

グラフィックデザイン、広告の制作を主とした

株式会社ドラフトを母体にして

1995年に同社内に発足した

プロダクトデザイン・プロジェクト。

カレンダー、グリーティングカードなどの

ステーショナリー、

また時計などのインテリアツール、

グラスなどのキッチンツールなど、

幅広いアイテムを発表、製品化し、

日本を中心にニューヨーク、パリ、

ミラノなどにおいて販売されています。
(kubo) 

2011年4月19日

ワンダーワールド

桜もあっと言う間に散って、

春もそろそろ終わりそうです。

昨日、仕事を大急ぎで片付けて

SAMに新しく加わったメンバーの森と

MIGRATORYへ。

中目黒にある雑貨&ギャラリーです。

昨日が最終日だった

tupera tuperaの"WONDER WORLD"展に行ってきました。

wonderworldDM.jpg

WW01.jpg 

WW02.jpg 

 

MIGRATORYさんがもともと

tupera tuperaさんのファンだったことがきっかけで
実現した展覧会。

お店自体が木工の抜型工場(こうば)の一部を

リノベーションした空間だそうで

隣で稼働している工場の端材で何かできたら...と

構想していたそうです。

すてられるはずだった端材たちが

tupera tuperaさんの手にかかると、

おかしくてへんてこりんで

みているとなんだかうれしくなってくる

そんな魅力たっぷりの作品に。

 

お店の外には、看板として

実際にレザーカットでモチーフを抜いた

合板が置いてありました。

kanban2_3.jpg 


これ自体もとても素敵!(写真ヘタですみません。。。)

今回のDMはなんと、

これを縮小したものをそのままデザインしたもの。

おしゃれですねぇ。 

 

店内のギャラリースペースには

ところせましと、にぎやかな作品たちが。

ワイワイガヤガヤ

なんだかしゃべり声や音がきこえてきそうです。

WW03.jpg 

WW04.jpg 

 

ひげ、よーくみるとじつは

WW06.jpg 

 

わたしが一番すきだった白くまくん

パンツの中に、だれかがこっそり

WW07.jpg 

 

かげがきれいな雲

WW09.jpg
 

森はずっと、気になっているみたい 

 

絵本などの平面的な作品とはまた違って

立体になった「ツペラツペラワールド」は

もっとコミカルで、もっと愛らしい。

みているだけで、

なんだかこころがあたたかくなるような

しあわせな気分になりました。

 

tupera tuperaの亀山さんともお話できて

うれしかったです。

ありがとうございました。
夏には福岡で大きな展覧会も控えてるとのこと。

tupera tupera/ツペラ ツペラ

 

亀山達矢と中川敦子によるユニット。

2002年より活動を開始する。

絵本やイラストレーションをはじめ、

工作、ワークショップ、立体作品、アニメーション、雑貨、

テレビ番組での工作指導など、

様々な分野で幅広く活動している。著書多数。
 

MIGRATORY/ミグラトリー

open:12:00~20:00/closed:tuesday

MIGRATORY_MAP.jpg

153-0061

東京都目黒区中目黒4-1-4-1F

tel.03-6303-3272


中目黒駅から山手通り沿いを徒歩10分。

東急バスだと目黒警察署前下車徒歩1分。

ほんとにすてきなお店です。

行けば、必ず何か買っちゃいます。

 

テンションがあがって、おもわずお互いに記念写真をパシャリ。

WW11.jpgWW12.jpg 

(kubo)

2011年4月14日

アートをとおしてできること

震災から1ヶ月が経ちました。

いろんなところで、

東北地方太平洋沖地震の被災地復興のための

チャリティーイベントが行われています。

昨日行ってきたふたつのイベントをご紹介します。


title-j2.jpg


ジュウ・ドゥ・ポゥムでは

ギャラリー・ドゥー・ディマンシュ青山店にて、

「チャリティ・アート展Pray for Japan」を開催中です。


041401.jpg 

041402.jpg 

041403.jpg

example-j1.jpg

 

お店の中いっぱいに

フランスのナタリー・レテをはじめ

世界各地のアーティストが祈りをこめて制作した作品が
展示されていました。

売上は日本赤十字社を通じて

経費を除く全額を寄付するとのこと。

17日(日)までです。


スパイラルではスパイラルガーデン/1Fにて

アーティストからのメッセージ
「アートのちから」
作品・商品販売/応援メッセージの展示を開催中です。


spiral.jpg 

東北地方太平洋沖地震からの復興を応援するため、

国内外で活躍しているアーティストが協力し

メッセージの展示/作品販売をしています。

フリーマーケットやダンスパフォーマンス/ライブなども
行っているとのこと。

20日(水)までです。


その他にもたくさん開催されています。

アートコンプレックスセンター

「東日本大震災チャリティー展」17日(日)まで。
 

ブックギャラリー ポポタム

「50人のチャリティー展」23日(土)まで。
50人.jpg 

(kubo)

2011年4月12日

Femmes Surrealistes

今日は青空がきれいです。

さくら、満開をすぎて

花びらが風にふかれてはらはらと舞っています。

先日、恵比寿にあるLIBRAIRIE6/シス書店に行ってきました。

隔月で企画展をやられていて、

「女性シュルレアリスト - Femmes Surrealistes」展を

5/1(日)まで開催中です。

国立新美術館で「シュルレアリスム展―

パリ、ポンピドゥセンター所蔵作品による―」の

開催に合わせて企画されたとのこと。

LIBRAIRIE6_1.jpg 

店内は不思議なものたちでいっぱい。

LIBRAIRIE6_2.jpg

LIBRAIRIE6_3.jpg

LIBRAIRIE6_4.jpg 

LIBRAIRIE6_5.jpg 
 

引き出しをあけるといろんな作品が。

「覗く」という行為自体もなんだか好奇心を高めます。

 

シュルレアリスム=超現実主義

今から約90年前のパリで、

アンドレ・ブルドンという若い詩人をリーダーとして生まれた、

新しい美と真実を求めて

夢や無意識の世界を探求する、詩と芸術の運動。

ひとの生き方やものの考え方そのものの革命をめざした

20世紀最大の芸術運動。

 

現代のわたしたちの生活にも、

大きな影響を与えているシュルレアリスム。

男性の作家が主流のようですが

LIBRAIRIE6/シス書店では女性のみを集めた展示になっています。

ご興味のある方はぜひ、足を運んでみてください。

 

LIBRAIRIE6/シス書店

〒150-0022

東京都渋谷区恵比寿南1-14-12

ルソレイユ302
(kubo) 

2011年4月11日

NIPPON VISION 4 accessoriesに行ってきました!

先週の金曜日、D&DEPARTMENT主催の

NIPPON VISION 4 accessoriesに行ってきました。

D&D01.jpg 

会場はまるで、パーティ会場の様。

レースのカーテンをくぐると

整然と並ぶクロスがかけられた47つのテーブルが。

D&D02.jpg 

D&D03.jpg

D&D04.jpg

D&D05.jpg 

それぞれの県を象徴する

衣食住にまつわるプロダクトが展示され、

その中央に配されたのがアクセサリー作品。

「日本を俯瞰してみる」そのテーマどおりの空間でした。

D&D07.jpg 

ちょうど、作家さんとナガオカケンメイさんの

トークショーを見る事もできました。

トークショーを後ろの方でききながら

ふと目をやるとブースの端っこで、

何やらせっせと作っているひとが。

D&DEPARTMENTのレジ横でも見かける

ノート屋さん(?)でした!

「今ならイニシャルを箔押しできまーす」という

魅力的な文句につられわたしたちはついつい、

ノートをオーダーしちゃいました。

D&D08.jpg 
D&D10.jpg 

「こうやって、こうやって...」と丁寧に説明しながら

ノートを作ってくださった黒澤さん。

エプロンがとても似合ってます!

とても素敵な箱に入ったノートは

イニシャルも入って、特別なもの。

大切に使いますね。

リペアをお願いすることもできるみたいです。

D&D09.jpg 

スケジュールページとノートページ、

表紙とリング、中ページの紙質などカスタマイズできて

たのしいですよー。それになんせ手作りですから。

人の手が作ったものって、やっぱりあたたかいです。

みなさんも、新生活に新しいノートいかがですか?

 

FOLK DESIGN LABORATORY

http://www.folk-notebooks.com/

(kubo)
2011年4月 5日

OUT展のご紹介です

今日もあたたかいです。
桜、東京では今週中頃が満開だそうです。
昨年、4月の作家としてご紹介した
田村久美子さんのグループ展のご案内です。

タイトルは「OUT」

out.jpg

「お前、アウトだな。」
ある学生が仲間からそんな風に作品を批判されたそうだ。
彼らにとって何がセーフで、何がアウトなのだろうか。
確かに私たちは何者かが定めたルールや、
決まった枠組みの中にいる。
学校や会社などの身の回りのことから、
いま生きているという事でさえ
摂理の内側の出来事だったりする。
一体何が私たちの今を支え、位置付けているのか。
今回、たわいも無い学生のやり取りから、
あえて「アウト」というタイトルで、
それぞれの今を表現する12名の作家と
学生が集いその意味を改めて考えてみたい。

<参加作家>

岩熊力也

勝又邦彦

門田光雅

川尾朋子

佐野千明

嶋村有里子

しんぞう

田近麻子

田村久美子

比留間惇

藤原裕策

安田豊


4/1(金)~25日(月)

ギャラリーHALCA

(中央美術学園 分校アートセンター吉祥寺)

9時−17時 土日祝日休

〒180-0002

東京都武蔵野市吉祥寺東町1-17-18三角ビル1F

アートセンター吉祥寺内

tel. 03-3929-1230

協賛:中央美術学園 http://www.chubi.ac.jp/

ご興味のある方はぜひ、足を運んでみてください。
(kubo)

2011年4月 1日

NIPPON VISION 4 accessories

4月になりました。もう、春です。
桜もちらほら咲き始めています。
今日は、4月6日スタートの
わたしが今一番たのしみにしている
デザインプロジェクトをご紹介します。

nipponvision01.jpg

NIPPON VISION 4 accessories
伝統工芸、アクセサリーの展示です。
主催は伊勢丹とD&DEPARTMENT PROJECT。
キュレーションはもちろん、ナガオカケンメイさんです。

「47都道府県の伝統工芸は
アクセサリー作家と出会ってどうなっているか?」

不景気と、日本を見つめ直す様々な政策により、
農業への関心やクラフトへの関心が高まりました。
情報、通信、物流の進化によって、
クリエイションの大都市集中に変化が起こり、
豊かで柔軟なクリエイションへの感性は、
マーケティングや世界レベルの
コミュニケーションなどの技術を得て、
ふる里へ戻っています。
そこで自身が会得したそれらを使って
「新しいなにか」を始めています。
地元に伝え続く工芸を駆使し、
これまでにない斬新な息吹きを吹き込み、
地元を若返らせています。
年に一度、ひとつのテーマで
47
の日本を俯瞰で眺め検証する企画
「NIPPON VISION」の4回目のテーマは「アクセサリー」。
都心のファッションメゾンで
バランスのよいクリエイションの視点を得て、
ふる里に戻った彼ら、彼女らが、今、
「アクセサリー」にどんな可能性を見いだそうとしているのか。
若きつくり手たちの等身大の日常にある
衣食住のデザインとともに、
その土地の伝統がどう進化しているのか。
47
の日本の個性、伝統と出会った
「アクセサリー」とそのつくり手の日常を、
ぜひ、ご覧下さい。

NIPPON VISION キュレーター
D&DEPARTMENT PROJECT
代表
ナガオカケンメイ

震災にともない開催を見合わせるべきではないかと
考えたということですが、このような時だからこそ、
日本の地方のものづくりを応援する企画は
開催すべきなのではないか、という思いにいたったそうです。

nipponvision02.jpg

nipponvision03.jpg

nipponvision04.jpg

アクセサリーの誕生秘話も楽しめる
公式カタログも発売。

ディスプレイ自体も工夫されているようで
それぞれの県の個性が衣食住をテーマに表現され、
その中心にアクセサリー作品が置かれるよう。
47
都道府県の違いを眺めるだけでも、おもしろそうです。
ご興味のある方はぜひ、足を運んでみてください。

NIPPON VISION 4 accessories
2011
年4月6日(水)ー11日(月)
10:00
ー19:00(最終日は16:00まで)
伊勢丹新宿店本館6階 催物場 入場無料

(kubo) 



  • 2011年9月 (4)
  • 2011年8月 (4)
  • 2011年7月 (6)
  • 2011年6月 (10)
  • 2011年5月 (5)
  • 2011年4月 (8)
  • 2011年3月 (1)
  • 2010年12月 (2)
  • 2010年11月 (2)
  • 2010年10月 (6)
  • 2010年9月 (4)
  • 2010年7月 (3)
  • 2010年6月 (4)
  • 2010年5月 (3)
  • 2010年4月 (4)
  • 2010年3月 (5)
  • 2010年2月 (4)
  • 2010年1月 (1)
  • 2009年12月 (4)
  • 2009年11月 (4)
  • 2009年10月 (3)

メールマガジンの登録はこちらから

JLDSホームへはこちらから