2010年2月 3日

東京藝術大学卒業制作展 in 東京都美術館

上野の森の新しい芽

 

上野公園(上野恩賜公園うえのおんしこうえん)は
東京のど真ん中にあり
通称「上野の森」「上野の山」と呼ばれ、
敷地約62万平方メートル(東京ドーム約
14個分)の大きな公園です。
そこには、上野動物園、不忍池、東照宮、西郷隆盛像などの
観光スポットに加え、
10を超える美術館・博物館があり、
誰もが知っている有名な公園。
東京藝術大学は、公園の北東に位置し、
美術学部と音楽学部とに分かれています。
春に向かう新しい芽を求めて、
美術学部の卒業制作展を
東京都美術館へ観に行ってきました。

上野駅公園口
 

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西郷隆盛像/高村光雲作  不忍池

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国立西洋美術館/1959年、ル・コルビジェ、重要文化財


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東京藝術大学卒業制作展

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東京都美術館

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日本画、油画、建築、デザイン、工芸、彫刻の作品を
順次見て回りました。
4年間の集大成ともなれば、作品も大規模。
展示スペースに所狭しと作品が並べてあります。
なんとか入れ込みました感が強く、
休日ということもあり来館者も多かったので、
ゆっくり鑑賞するという雰囲気ではありませんでしたが、
エネルギッシュな作品群に圧倒されてしまいました。
再会の機会を期待しつつ。

彫刻科の作品
 

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彫刻科の展示風景


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工芸科の作品

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油画科の作品

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日本画科の作品

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建築科の作品

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デザイン科の作品

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消え去ることと残ること

 

卒業制作展を観終わって、
学生たちが卒業後どうされるのかまでは分かりませんでしたが、
それぞれどんな生き方を選択するのかなと少し気になりました。
大学に残る人、社会人として会社に就職する人、
アーティストとして生きて行く人・・・。
会場で学生たちが自分の作品を熱く説明し、
コンセプトの話を来場者に語っている姿を所々でみかけた時、
ふと自分の卒業時の事を思い出していました。
そういえば、なーんにも考えていなかったなと。
そして、今からでも遅くないんじゃないかと・・・。
消え去ったことも多いけど、
残っていることを掘り起こしてみるのもいいんじゃないかな・・・と思いつつ、
冬の上野の森は日暮れの時を迎えているのでした。
(kagawa)



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