中国人観光客の爆買いのニュースをはじめ このところ日本を訪れる外国人観光客が急増しています。 それに伴って、体調を悪くし薬局を訪れる外国人も大幅に増えているようです。 「くすりの適正使用協議会」の調べでは、全国の薬剤師の9割弱が、 外国人患者への対応に不安を感じているという結果も出ており、 その対策が待たれています。 そうしたなかで、デジタルペンを使って症状や薬などの 情報提供がネイティブ翻訳で可能となるツール 「OTC医薬品販売外国人コミュニケーションBOOK」が このほど発売となりました。
薬局を訪れた外国人患者とのやりとりを、 特殊印刷がほどこされたコミュニケーションBOOKと デジタルペンを使って行うもので、 BOOKの日本語の書かれた網掛け部分をペンでタッチすると 翻訳された音声が出るというのが基本的な仕組み。 患者は、YES、NOを指さしで回答するだけです。 プロフィールや症状に関する確認、15の薬効分類に対応し、 使用上の注意、配合成分、推奨品、養生法、 さらには受診勧奨、予防に関しても適切な情報提供を可能としました。 英語をはじめフランス語、中国語(北京語、広東語)、 韓国語、タイ語、タガログ語、ポルトガル語など 主要14か国語に翻訳されており、付属のポスターを店外に貼ることで、 外国人患者が自国語で対応できる薬局であることが 判断できるようになっています。 監修は、福島紀子先生(医学博士、日本社会薬学会常任理事)、 岸本桂子先生(薬学博士、北海道薬科大学准教授)のお二方です。 これによって、薬局の薬剤師にとって、不安が多かった外国人患者への対応が よりスムーズになることが期待されています。
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