私がつくる、未来への処方せん | セルフドクタークラブ 

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この環境が日常なのは、すごく贅沢

「創作と生活の場として、ここで暮らすことを選んだのは父でした。母が亡くなってからも父は一人、ここで暮らしていたんです。その父か80歳で亡くなり、空き家にしておくのはもったいないし、私も子育てが終わっていたので移住してきました」

標高1300メートルに立地するため、1年のうち半分は寒くて暖炉が欠かせない。暖かい季節は畑仕事に精を出し、冬に向けて保存食作りを楽しむ。「地元でヨガを教えていますが、東京の頃と比べたら生徒さんの数は5分の1くらい。それでも、ここで畑仕事をしていれば食費はほとんどかからないし、生活費は安く済みます」
茅野は2時間ほど電車に乗れば東京に出られるから、東京での仕事を何本か持ちながら暮らすこともできる。「メールで仕事のやりとりをして、ちょっとモヤモヤしても、外に出ればこの環境が心をほぐしてくれる。近くに安く入れる温泉もいっぱいある。これが日常というのは、すごく贅沢ですよね」

 

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自然の中て本能を取り戻す

日本だけでなく、世界各地のお産を写真や文章を通じて表現しているきくちさん。年ほど前からお産にかかわる仕事をしてきたが、当時はお産が「普通のこと過ぎて」話題になることはなかったという。今はどうだろう。不妊や高齢出産、卵子凍結など、お産にまつわる話題は尽きない。
「今の時代に子どもを産んでいいのかという漠然とした不安を女性は感じているかもしれません。人口学者の調査で見ても、社会に不がある時や災害があった時には、人口減少が起きています。いま、東京で子どもを安心して遊ばせられる場所は少なく、子どもが土の上で裸足で遊べるようなところもほとんどありません。月経のある女性の体は、月や自然のリズムと呼応しています。科学的な話ではないけれど、自然環境から遠ざかり過ぎると、お産という本能にブレーキがかかってしまう気がします」
夏は知人の子どもたちを人ほど呼び、キャンプ体験をさせている。
「子どもも大人も自然の中て遊ぶ体験は大事。いま暮らしている場所に自然が足りないのなら、週末にキャンプするとか、友達と別荘をシェアするとか、お金をかけなくても自然に近つづ方法はあるはずです」

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