私がつくる、未来への処方せん | セルフドクタークラブ 

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茅野市大学講師/ヨガ講師/写真家 きくちさかえさん

きくち・さかえ出産育児環境研究会代表。一般社団法人社会デザイン研究所特別研究員(博士:社会デザイン学)。立教大学兼任講師。日本写真協会会員。自らの出産を機に、マタニティコーディネーターとして指導にあたる。世界16カ国以上の出産を取材。子育てが一段落した48歳に大学院入学。その後、衆議院議員政策秘書を2年間務める。現在は研究者、クリエイターとして出産育児の支援や研究、ヨガの指導を行う。著書に『みんなのお産』(現代書館)、『イブの出産・アダムの誕生』(農文協)他。

ひと昔前と比べたら、仕事も結婚も自由に選択できるようになった時代のはずなのに、体感的にはどこか不自由さを感じていたりする。“どこで、どう生きるか?”の選択も、仕事のこと、家族のこと、あるいは子どもの学校のことなど、いろいろ考えると結局身動きがとれなくなる。生き方を解き放とう!自然に近づいいた暮らしは不自由なことはたくさんあっても、体や思考は自由でいられることを気づかせてくれる。

 

百姓的な生き方をしていれば、倒れない

父親は絵描き、母親は機織りという家に育った。若い頃は両親の生き方を否定してきたが、自分を形成する核の部分は、両親と同じ芸術家気質だと語る。ただ少し違うのは、自分の生き方は「絵描き」、「機織り」というように1つのワードで語れないこと。

「私が選んだのは、百姓的な生き方。ヨガも教えるし、文章も書くし、写真も撮るし、講義も行うし、これ1本でいくという生き方ではないんです。昔の百姓というのは、野菜も作るし、しいたけも作るし、どこかの水道工事もするし、冬になれば出稼ぎに行ったりもする。百姓とは農民のことを指しますが、なりわいたくさんの生業という意味も含まれています。私の生き方はまさに百姓。どれか1本が倒れても他がある。だから不安になることはありません」

茅野に移住する前の2年間は、衆議院議員政策秘書を務めた。満員電車で通い、国会議事堂内をひた走る毎日は、「勉強になりましたが、自分には合わないと感じた」と言う。その経験があっての今は「開放的で、すごくいい感じ」。終身雇用が崩壊した今の時代、大企業に勤めていたって何が起こるか分からない。そう簡単には倒れない準備と覚悟がきくちさんにはある。

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訪れた6月は、梅干し作りの季節。暖炉は半年間稼働。「1週間前まで暖炉を使っていて、今朝も薪割りをしました」

 

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お父様の作品が収められたアトリエ。この絵を守りたい思いも強くあった。深く、鮮やかなブルーが印象的。

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