私がつくる、未来への処方せん | セルフドクタークラブ 

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ひろせ・つぐゆき 1947年東京都生まれ。立教大学を卒業後、東映エージェンシーに入社。サラリーマン生活を経て、88年に安曇野に家族と共に移住。15年現在、安曇野絵本館の運営を続けている。

山林にひっそりと建つ安曇野絵本館。

扉を開けると、有機的でアナログな、心地よい空間が広がる。

オーナーの廣瀬さんは、東京からの移住組だ。

可もなく不可もなくで、万人に気に入ってもらおうなんて最初から思っていない。

気に入ってくれれば、何時間いてもらっても構わない。

何度だって来てもらいたい。

ここは自身の生き方を表現した空間。

それは、個が個として生きるのが難しい時代へのアンチテーゼなのだ。

 

DNAが喜ぶ場所を再出発の地に

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ヌーベルヴァーグ、ゴダールやトリュフォーらに洗礼を受けた時代。38歳の時、映画で憧れていたパリで、日本の幼児向けのものとは全く違う“絵本”の文化に出会った。陸続きで侵略の歴史を繰り返していたヨーロッパでは、絵本を通じて子どもに、人間の残酷さや国民性などを伝えていた。これは大人が真剣になる世界だ。やってみたい。その表現の場所として選んだのが安曇野だった。

 

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今から30年近く前、当時は安曇野まで高速道路が通っていなかったので、松本で降り、何気なく車を走らせながらこの地にたどり着いた。それは6月のこと。快晴の空にアルプスが映え、水田にはった水にも逆さアルプスが映っている。その風景にDNAが喜んでいる気がした。

「40歳でした。いま思うと、ちょうど人生のターニングポイント。歩んできた道も、これから行く道もなんとなく見える。そしてやり直せるエネルギーも十分に残っている」

安曇野で生きよう。2人の子どもを東京で育てたくないという思いは以前からあった。相談もせず仕事もやめてしまったが、妻も黙ってついてきてくれた。

 

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