「絵本作家さんと話そう」

 

 

PBすすめ!宮沢ゆかりさんインタビュー 

 <その3

 

 

いよいよ宮沢ゆかりさんへのインタビュー最終回(涙)

仕事のやり方や仕事への姿勢、

また世界で活動などをお伺いしました。

宮沢さんの仕事風景が浮かんできます!

ぜひ最後までご覧ください。

 

 

 


 

 

 

「絵本も、趣味も、とことん没頭」  

 

PB研究員

どんな時にアイディアが浮かびますか?

 

宮沢さん

お風呂に入っているときや映画を観ているときに、

突然ピンときたりしますね。

「100Bebes」で、魔法鳥のピッチが魔法を使う場面も

そんな時にひらめきました。

家の中のものが踊りだしたり、

ケーキのお花が咲いたりしたら、

面白いんじゃないかってひらめいて描きました。

 

  

  100Bebe 2.jpg

 

 

 

  

  

 

  

そのシーンがこちら。

独創的な登場キャラクターがとっても面白い

ファンタジーな場面。

そんなアイディアの数々がさらに物語を盛り上げています。

  

 

PB研究員

アイディアが浮かんだ後はどうするんですか?

 

宮沢さん

そうなったら、もう描かなきゃと思って、

夜中でもなんでも、制作に突入して、

そのまま没頭しちゃうこともありますね。

これは、生活の他の部分でも同じかも。

 

 

PB研究員

趣味も没頭しちゃう感じですか?

 

宮沢さん

そうそう、趣味とか、作品をつくること以外でも

突然思い立って、没頭しちゃったりします。

最近は、読書とパン作りにはまっているんです!

読書は、面白いなと思う本があったら、

同じシリーズ同じ著者の作品

制覇したくなりますね。

とはいえ、大抵、途中であきちゃったり、

くじけちゃったりするんですけど(笑)

 

 PB研究員

では、パン作りのきっかけは?
 

宮沢さん

パンが食べたいけど、買いに行くのが

面倒くさいと思ったのがキッカケ(笑)

たまたま材料があったから、

それなら自分でパンを作っちゃえと思って。

とはいえ、実際作ってみると、買いにいくよりも

よっぽど手間がかかったりして。

でも、何度か作っていくうちに、

だんだんとコツが分かってきて、楽しくなりました。

味もそれなりにできて。

最近は、絵を描いている合間に

パンを作っている日々ですね。

 

 


 
 

「活躍の場は、世界に!」 

    

 

PB研究員

 

「100Bebes」はフランスで出版されたり、

他の作品がイタリアのボローニャ国際絵本原画展でも

入選されたりと海外でとても活躍されていますね!

その他にも海外での活動はありますか?

  

宮沢さん

「夏のアトリエ」というワークショップで

出会った日本人作家21人の作品を1冊にまとめた

「21人の赤ずきん(邦題)」という本が、

スペインのMedia Vacaという出版社から出版されました。

そのつながりで、その出版社の他の本にも

イラストを掲載してもらったこともあります。

その他にも、イランでのグループ展に

参加したこともあります。

ポルトガル韓国をはじめ、

国を問わず挑戦していこうと思っています。

 

akazukin.jpg

 

 

 

(C)Media Vaca,2006

  

 

 

ペインで出版された短編の赤ずきんちゃんが載った

「21人の赤ずきん(邦題)」。

宮沢さんの作品は、シュールでかわいい

独特な作風で目立っています! 

 


PB研究員

色んな国で活動される中で、

その国によって好まれるテイストとかってあるんですか

 

宮沢さん

あるある!その国によってもそうだし、

もちろん文化によっても全然違いますね。

明るい雰囲気の絵本が好まれたり、

ちょっと暗い感じ絵本でも受け入れられたり、

でも、それはまちまちだし、

当然その人の好みもありますしね。

だから、どんな作品が認められるかは、

そればっかりは分からないですね。

私の場合は、たまたまタイミングがよかったのかな??

ただ、評価はどうであれ、

よい作品をつくっていきたい思っています。

 

 

PB研究員

でも国も文化も違う中で、アクティブに活動して

評価されるなんてすごいです!!

日本でももっと、絵本展や絵本のショップなどが注目されて、

絵本にスポットの当たる機会を増やしたいですね!

 

宮沢さん

そうですねー。絵本のチカラでお願いします!

 

PB研究員

はい。頑張ります!!

 

 

 

集合写真修正.jpg

 

 

 

 

 

  

  

 

 

宮沢さんとPB研究員たちで、最後にみんなで記念撮影。

色んなお話が伺えて、とても楽しい時間でした。

宮沢さん、本当にありがとうございました!

 

 


 

 

<PB研究結果>

インタビューを通して印象的だったのは「100Bebes」が

日本語とフランス語で翻訳が違う部分があるところ!

翻訳も含めて、言葉はその国の習慣や

教育方針などが反映されるのだと感じました。

身近な文章の中に、そういった特徴が

凝縮されているのが絵本の特徴でもあり、

面白さのひとつであるんだと思います。

絵本のチカラでは、世界の絵本にもっと目を向けて、

様々な国の絵本を研究しながら、

その国の特徴や教育方針を調べていきたいと思います。

そうすることで、さらに絵本の価値が深まっていきそうです。

 


宮沢ゆかりさんプロフィール

2002 日本児童教育専門学校 絵本創作専攻科 卒業

2003 2003イタリア・ボローニャ国際絵本原画展 入選

2005 「MIS PRIMERAS 80,000 PALABRAS」(Media Vaca)Ilustrarte 2005
Biennial International Exhibition of Children’s Book Illustration 入選

2006 「Erase 21 reces Caperucita Roja/21人の赤ずきん」(Media Vaca)

2008 1st CJ Picture Book Festival Exhibition and Awards 入選
         「100 Bébés」(Lirabelle)

2009 「TODOS LOS SERES HUMANOS NACES LIBRES E IGUALES」(Media Vaca)

2010 「100 Bébés-Kamishibai」(Lirabelle)

 

宮沢ゆかりさんホームページ

http://www1.odn.ne.jp/yukarimiyazawa/

宮沢さんの作品もたくさん見られます!!

 

zou.jpg 

 


 

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コメント(3)

■ はしの :

今回のインタビューで最後になってしまうのですか?
残念です。
ケーキのお花が咲いているページ、素敵ですね。

宮沢ゆかりさんと森絵都さんが同じ専門学校で
学んでいたなんて不思議な感じです。
二人ともプロになるなんて、大変なことだったでしょうね。

私の中で大きな迷い?疑問?があります。
今後、書籍の電子化が進んでいくと思われます。
出版社、取次ぎ、本屋にとっては、
これまでなかった世界に入って行きそうです。

でも私の中では、本は紙でめくって読むもの、
特に絵本の電子化は避けて欲しいと思っています。
いったいどうすれば良いだろうか、と考えています。

絵本のチカラ プロジェクトのみなさん、お疲れさまでした。
みなさんのおかげで知らない世界と出会うことができました。
どうもありがとう。

■ ゆか :

世界の絵本もいろいろ知りたくなりました。私には一歳になったばかりの娘がいるのですが、娘にはどんな絵本を読んであげればいいかいつも悩みます。絵本の力さんでもおすすめ絵本などご紹介して頂けると嬉しいです。

■ ゆか :

世界の絵本もいろいろ知りたくなりました。
私には一歳になったばかりの娘がいるのですが、
娘にはどんな絵本を読んであげればいいかいつも悩みます。

絵本の力さんでもおすすめ絵本など
ご紹介して頂けると嬉しいです。

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