「絵本作家さんと話そう」

 

PBすすめ!宮沢ゆかりさんインタビュー <その1

 

 今回インタビューしたのは絵本作家の宮沢ゆかりさん。 

彼女の代表作「100Bebes」は細部まですべて鉛筆でユニークに描かれた

モノトーンの世界が印象的で、キャラクターも個性的

大人もどんどん惹きこまれていきます。 

100Bebes」のお話を中心に、

宮沢さんの作品へのこだわりをお伺いしました。

 100bebes.jpg


 

 ↑画像をクリックすると

 あらすじを読んでいただけます

 

宮沢さん.JPGのサムネール画像のサムネール画像

100Bebes」と宮沢さん 。日本では、

 唯一目白にある ブックギャラリーポポタムでのみ置いています!


 



 

 


「日本語と外国語、

   コトバのニュアンスから感じること」



 
PB研究員

 「100Bebes」はフランスの出版社Lirabelleから発行されていますが、


どうしてフランスからの出版になったんですか?

 



宮沢さん
   

Lirabelleの方から、突然、出版しませんか?

という内容のメールをいただいたんですよ。

ボローニャ国際絵本原画展で入選したのがキッカケで、

イタリアの展示会場か、入選者のカタログで私のイラストを見てくださって、

それを気に入ってくれたみたいです

 

 

PB研究員  

 文章が日本語とフランス語の2ヶ国語で書かれていますよね?

フランス語への翻訳ってどうしたんですか?

 



宮沢さん

 姉がフランス語ができるので、私が作った日本語の物語を訳してもらって、

それを出版社に送って見てもらったんですよ。

 

 

100Bebe 1修正.jpg





 


 

 

(c) Lirabelle

本を開くと、日本語とフランス語が一緒に!

 

 


宮沢さん 

 ただ、日本語とフランス語でお話の展開のさせ方表現の仕方

違う部分もあるんです…例えばラスト。

日本語のお話では、

「ふうふと100にんのあかちゃんと まほうつかいのピッチは、

いつまでも ずっと、101ばい しあわせにくらしました」
と、
 

めでたしめでたしという結末なんですけど、

フランス語のお話では、

「うちの子になってほしい!」という、ふうふのお願いに対して、

「さあ、ピッチの答えがどうだったか、考えてみましょう…」
と、

読み手に考えさせる結末になっているんですよ。     

 

 

 

 

PB研究員   

へぇ〜、なんだか興味深い!

最後に投げかけで終わらせて、子供にその後のストーリーを考えさせる、

ヨーロッパの「子供に自ら考えさせる」という教育方針

出ている感じがします。

日本では、どちらかというと簡潔型ハッピーエンド

好まれる傾向があるような気がしますね。


 

宮沢さん  

 確かにそうかもしれない! 他にも少し訳が違うページがあって、

 中には、日本語とフランス語の文章の長さ

全然違うところもあるんですよ(笑)

 

 

 

★インタビューその2へつづく★

 






宮沢ゆかりさんプロフィール


2002 日本児童教育専門学校 絵本創作専攻科 卒業

2003 2003イタリア・ボローニャ国際絵本原画展 入選

2005 「MIS PRIMERAS 80,000 PALABRAS」(Media Vaca)Ilustrarte 2005
Biennial International Exhibition of Children’s Book Illustration 入選

2006 「Erase 21 reces Caperucita Roja/21人の赤ずきん」(Media Vaca)

2008 1st CJ Picture Book Festival Exhibition and Awards 入選
         「100 Bébés」(Lirabelle)

2009 「TODOS LOS SERES HUMANOS NACES LIBRES E IGUALES」(Media Vaca)

2010 「100 Bébés-Kamishibai」(Lirabelle)

 

 

宮沢ゆかりさんホームページ

http://www1.odn.ne.jp/yukarimiyazawa/

宮沢さんの作品もたくさん見られます!!

 

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コメント(5)

■ はしの :

どんな内容なのか、絵がもっと見たいです。
「ポポタム」に行けば見られますね。

■ たじま :

はしのさん、コメントありがとうございます。

次回か次々回のインタビューで、
中の絵を少し見せていく予定です。
ぜひ、お楽しみにしていてください!

■ うみ :

インタビュー次回が楽しみ。フランスのオススメ絵本も他に見てみたいです。

■ たじま :

うみさん、コメントありがとうございます。

他にも日本の何人かの作家さんが
フランスの出版社から本を出しているので、
またそちらも紹介していけたらなと思います。

今、日本の絵本が世界で注目を浴びだしています。
絵本のチカラでも世界で好まれる作品の
傾向などの研究もしていきたいです!

■ みやざわ :

みやざわです。
みなさま、コメントありがとうございます。

はしの様
「100Bebes」が紀伊国屋の新宿南店に置いてもらえることとなりました。新宿方面に出掛けられた時などに、立ち寄っていただけたら嬉しいです。

うみ様
紀伊国屋の中では、新宿南店がフランス書が一番充実しているらしいですよ。もし、お近くでしたら。。。

ではでは。

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