2011.11.5更新
絵本のチカラブログ
新しいURLについて
本日11/5(土)より
下記URLとなります。
お手数ですが、ブックマークの変更を
お願いいたします。
2011.11.1更新
ブログリニューアル
11月5日(土)スタート!
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いよいよ今週末、11月5日(土) 「絵本のチカラ」の新しいブログをスタートいたします。 ブログ名もこれまでの「PBカフェ」の愛称から ストレートに「絵本のチカラ」に変更。 ”絵本の魅力と可能性を探る研究所”というキャッチコピーのもと 絵本のことをこれまで以上に深く、幅広く ご紹介していきたいと考えています。 どうぞお楽しみに!
◎◎特別公開◎◎ こちらが新しいロゴバナーです!
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2011.10.11更新
[お知らせ]
PB cafeは近々
生まれ変わります!
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長らく更新が滞っておりますが、絵本のチカラプロジェクトでは これまで以上に楽しく、そして夢を語り合える場にするために 現在、当ブログをリニューアル中です。 近日中(10月中旬)に新しいスタイルの 『絵本のチカラブログ』として再開いたしますので 今しばらくお待ちください!
『絵本のチカラブログ』では メルマガ会員を募集して旬な話題をお届けしたり 会員のみなさまも参加していただける さまざまな絵本イベントも企画していきます。 また、FacebookやTwitterと連動して ライブな情報交換ができるようにいたします。
ぜひ、今後とも当ブログに遊びにいらしてください! よろしくお願いいたします。
◎◎特別公開◎◎ こちらが新しいトップページの絵柄です!
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うらわ美術館
「ブラティスラヴァ世界絵本原画展」
世界の絵本がやってきた②
2011.8.19更新
うらわ美術館
「ブラティスラヴァ世界絵本原画展」
世界の絵本がやってきた①
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こんにちは! 私、インターンシップでお世話になっている昭和女子大学3年の アキモトと申します。 絵本のチカラプロジェクトに参加させていただき、ブラティスラヴァ 世界絵本原画展の取材に同行してまいりました!
「ブラティスラヴァ世界絵本原画展 ~世界の絵本がやってきた」 期間/8月31日(水)まで 場所/うらわ美術館 住所/さいたま市浦和区仲町2-5-1浦和センチュリーシティ3F 開館時間/10時~17時(入場は閉館30分前まで) 観覧料/一般 600円 大高生 400円 中小生 無料 休館日/月曜日 TEL/048-827-3215 http://www.uam.urawa.saitama.jp/
うらわ美術館はJR浦和駅西口を降りて、徒歩7分 センチュリーシティビルの3階にあります
木目を基調としたあたたかみのある 落ち着いた雰囲気の受付エリア
今回で22回目。 世界最大規模の絵本原画展
ブラティスラヴァ世界絵本原画展は、2年に一度スロヴァキア 共和国の首都・ブラティスラヴァで行われる世界最大規模の 絵本原画展です。 今回は2009年に行われた第22回展に出品された作品が展示 されています。 日本からは1967年の第1回展以来、1993年を除き継続して出品 しています。 日本国内の巡回展は2000年からはじまり、うらわ美術館で最初 に展示を行ったのは2002年です。 国内審査は各出版社から寄せられた作品を、(社)日本国際児童 図書評議会(JBBY)が選考委員5名によって出品作を絞ります。 選ばれた作品は原画がブラティスラヴァへ送られ、4日間に わたる国際審査にかけられます。 出品条件は絵本がすでに出版されていること。1作家につき10点 の原画とその絵本(2冊まで)が審査の対象となります。
2009年展では世界37ヶ国から344名の絵本作家の原画作品 2437点が出品されています。 その中から日本の智内兄助さんが金牌賞を受賞しました!
★グランプリ(1名)
タシエス(スペイン) ⓒTássies
鉛筆でのスケッチ画が展示されていました。 モノクロのスケッチ画は 他の原画とも違った雰囲気でした
★金のりんご賞(5名)
「色!いろいろ!」 ピート・グロブラー(南アフリカ共和国) ⓒPiet Grobler
絵本には英語とスペイン語の2ヶ国語で 「色」を賛歌する詩が書かれています。 水彩の色使いがきれい♪
★金牌賞(5名)
「ぼくが生まれた音」 智内兄助(日本) ⓒ智内兄助
昭和の香りのする絵にあたたかみと どこか懐かしい雰囲気を感じました
第1部では受賞者11名の作品が展示されています。 壁面にはその原画が飾られています
原画の近くには座って受賞作の絵本を 手に取れるテーブル。 原画と絵本の違いを感じることができます。 原画には原画の、絵本には絵本の良さがあって 交互に見比べていると時間を忘れてしまいます
第2部では37ヶ国の出品国から1冊ずつの絵本と 国内選考を通った9名の日本人作家の 原画と絵本が展示されています
さらに特別展示として第3部では スロヴァキアの隣国チェコ共和国の 家庭用あやつり人形を紹介されています
他国から支配を受けていた時代があるチェコの人々にとって、 自分たちの伝統、言語を次世代に伝える人形劇は、単なる おもちゃではなく文化のひとつといえるでしょう。
また、うらわ美術館では、8月30日までの毎週火曜日・金曜日の 午前11時~11時30分の間、絵本の読み聞かせ会を行って います。(自由参加、無料)
子供たちも興味津々♪
絵本の読み聞かせ会の時間を除いた8月31日までの午前10時 ~午後5時は、創作コーナー「絵本の世界であそんじゃおう!」を 行っています。(自由参加、無料) 自由に工作したり、絵を書いたりできるコーナーとなっていて 出来上がった作品は展示することも持ち帰ることもできます。
ブラティスラヴァ世界絵本原画は8月31日まで! 夏休みの時間を使ってぜひチェックしてみてください♪ (文・写真/アキモト)
★次回は学芸員の滝口明子さんにうかがったお話をご紹介 します。お楽しみに!
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2011.8.13更新
板橋区立美術館
「イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」
に行ってきました ④
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8/14までのボローニャ展!
前回に引き続きまして、最後の記事では 板橋区立美術館の成り立ちについてのご紹介です。
☆地域と世界をつなぐ板橋美術館
—板橋区立美術館はどのような経緯で設立されたのでしょうか?
松岡:1979(昭和54)年の5月20日に、東京都23区内初の 区立美術館として誕生しました。現在の板橋区立美術館は 「世界の美術館と張り合える楽しい美術館を作りたい」という 気持ちから活動しています。
再掲になりますが、私はこちらののぼりがとても大好きです♪
去年からできた新しい賞です。今までは絵本の多様性を重視して賞を設けてこなかったのですが、スペインのSM(サンタマリア)財団による「ボローニャSM出版賞」はボローニャ展のコンセプトに合致しているので新設されました。ボローニャ展入選者の中から35歳以下の若いイラストレーターに奨学金として3万ドルが出され、さらにSM出版社から絵本を1冊出すことができます。そしてその絵本を翌年のボローニャ展で発表して展覧会も行います。経済的に恵まれない若手の作家に非常に大きな機会を与える賞です。
そして去年、審査員が選んだのがフィリップ・ジョルダーノさんでした。彼は今年で31歳になります。
—なぜ「イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」を始めたので しょうか?
松岡:板橋区立美術館では、開館当初から他の美術館で 扱われにくいテーマで企画を作って展覧会を行ってきました。 その一つが絵本です。 板橋区立美術が絵本の企画展を始めた当時、 東京の公立美術館で絵本を取り上げているところは 一館も無かったようです。
松岡:絵本の原画を美術品として扱い、一般の大人が見ると いうことは、実は意外に新しい習慣だと思います。 日本で初めてボローニャ展を開催したのは 兵庫県の西宮市大谷記念美術館でした。 当時、板橋区立美術館の学芸員が訪ねたときに紹介され、 1981年からボローニャ展を始めました。 絵本原画展自体が新鮮なものでしたし、珍しい東欧の絵本原画が 見られるということで注目を集めました。 東欧の絵本は面白い物が多いのですが、東西の対立の時代で あったために当時は見る機会がありませんでしたから。 1989年に西宮市大谷記念館が3年ほど工事のため 休館することになったので、板橋区立美術館がボローニャ展の 開催準備の業務を引き取ることになりました。 その時から私が担当学芸員となり、ボローニャで直接交渉する など積極的に関わるようになりました。
—板橋区立美術館では、展覧会を行う他にどんなことをされて いますか?
松岡:様々なイベントを企画しています。 その一つに「夏のアトリエ」という、作家を育てることを目標とした ワークショップがあります。毎年講師を世界各地から招き、 皆で一週間かけてじっくり作品を制作します。 日本各地から参加応募はたくさんありますが、 参加できるのは20人前後になります。 参加者には出版歴のある人たちもたくさんいます。 ボローニャ展に入選した人もいます。 美術館での教育普及事業で、専門家育成とはっきり打ち出して いるのは珍しいと思います。 初めの年はスロヴァキアのドュシャン・カーライさん※が来てくれ ました。作品に対する姿勢がすばらしい方です。 「夏のアトリエ」という名前もつけてくださり、 ワークショップのすすめ方も決めてくださいました。 今でもそれを踏襲しています。講師になるアーティストによって 多少の変化はありますが軸の部分は変わっていません。
※ドゥシャン・カーライ…東欧を代表する絵本作家。
2009年、板橋区立美術館で 「開館30周年記念 幻惑の東欧絵本 ドゥシャン・カーライの超絶絵本とブラチスラヴァの作家たち」 が行われている。 http://www.itabashiartmuseum.jp/art/schedule/e2009-05.html
—特に積極的に行っていることはありますか?
松岡:絵本というものを通して様々なことが起きる出会いの場を 作るために、情報をどんどん出していこうと考えています。 ツイッターも始めました。絵本作家を目指しているのに子どもと ふれあう機会の無いイラストレーターには、子ども向けのワーク ショップの講師をしてもらいます。お互いに良い経験になります から。
—来館者は区内の方が多いのでしょうか?
松岡:区内の小中学生全員に招待券を配布していますが、 小さい お子さんがいる人にもゆっくり展覧会を見ていただくために 一時保育を行う日も設けています。 一時保育を美術館で一番最初に行ったのは 板橋区立美術館です。 未就学児、小学生、中高生、大人までそれぞれを対象にした イベントを行ってきましたし、今年は翻訳講座も始めました。 絵本には様々な要素があるので、人によってつきあい方も変わり ます。だからこそ絵本は一言で説明出来るものではないのです。 ボローニャ展という軸を大切にしつつ、出来ることを考えていくこと で、板橋区を世界とつなぐ役割を担っていると思っています。 講師も受講生も世界中からやってくるので、身近なところから 国際的なつながりを実感できる機会だと思っています。
確かにボローニャ展へ行くと、 外国の方を見かけることが多いです。 美術作品への情熱って、いつの時代も熱いですね!
—板橋区立美術館の特徴はありますか?
松岡:板橋区立美術館は東京にあるということなどが関係して、 出版社の方やイラストレーターさんなどの絵本関係者が 非常に多く訪れます。 ボローニャ展の開催期間内限定でオープンする絵本のショップ には、国内で探してもここにしかない絵本がたくさんあります。 それを目当てに来館する方もいらっしゃいます。 ここにくれば何かがあると思っている人たちに対しては、 こちらもできるだけ求められているものをお渡ししたいと思って います。 とてもありがたいことに、小さいときに板橋区立美術館で遊んで いた子どもが、母親になって遊びにくることもあります。 小さな建物ですが、美術館ということで、 地域に密着しているところに意味があるのでしょう。 実は来館者は区外の方も多いのです。 あるとき韓国の方が団体旅行で来館されたことがあります。 「イタリアは遠いから、日本にボローニャ展を見に来た」と 言っていました。見たい展示があれば外国まで行くことのできる 時代になったと思っています。
美術館はただ美術作品の展示を行う建物ではなく、 地域に密着しながら様々なイベントや学びの場を作っているから こそ、すてきな交流が生まれる場になるのだろうな、 とお話を伺いながら思いました。 松岡さん、すてきなお話をありがとうございました!(サイトウ)
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板橋区立美術館
「イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」
に行ってきました ③
2011.8.12更新
板橋区立美術館
「イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」
に行ってきました ②
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板橋区立美術館で、ボローニャ国際絵本原画展を担当されている 学芸員の松岡希代子さんにお話を伺いました。 今回の記事では、ボローニャ国際絵本原画展について ご紹介いたします。
☆「ボローニャ国際絵本原画展」とは?
—ボローニャ国際絵本原画展の成り立ちや日本の絵本作家さん との関わりについて教えていただけますか?
松岡:1967年から始まった「ボローニャ国際絵本原画展」 (以下ボローニャ展)は、児童書専門の見本市 「ボローニャ・ブックフェア※」の中で行われている展覧会で、 見本市を商業主義の場で終わらせないためのイベントです。 当時は今ほどイラストレーションの重要性を理解している人が 少なかったために、認知を高めることと、 編集者とイラストレーターとの出会いの場となることを 目標に創設されました。 ボローニャ・ブックフェアでは絵本を売買するのではなく、 絵本の版権などの売買が行われます。そのため来場者は 専門家しかいません。書店で絵本を購入するような、 いわゆるエンドユーザー向けのイベントではありません。 世界各地の出版社が多数出展し、編集者や教育関係者、 図書館司書らが見て回ります。 その中でも一番活発に動いているのは若手のイラストレーター たちです。 世界中から集まってきては自分の作品を売り込んでいます。 ボローニャ展には18歳以上なら誰でも応募出来ます。 5点1組にした子どもの本のために描かれた原画なら、 出版されていてもされていなくてもかまいません。 子どもの本の世界の幅はとても広く、年齢や生活している場所 といった違いから生まれる多様性を大切にする意味で、 あえてグランプリといった順位をつけずに入選という枠だけが 作られています。80名から100名程度が入選となります。 1978年から日本でボローニャ展を行うようになりました。 兵庫県の西宮市大谷記念美術館のスタッフが イタリア旅行をしていた時、偶然このイベントを知ったことが きっかけになったそうです。 ボローニャ展側は見本市のイベントとして展覧会を行っていた ので、美術館に誘致されるほどの美術的価値があるとは思って いなかったようです。
※ボローニャ・ブックフェア……イタリア北部の古都ボローニャで 毎年開催される児童書専門の見本市。 今年は3月28日~3月31日に行われた。
—絵本に文化的価値を見出したのは日本、ということでしょうか。
松岡:そもそも絵本に関する展覧会や原画展を、美術館という 場所で当たり前に扱っている国を日本以外に知りません。 日本は世界で最も絵本に関心が高い国であると言っても 良いのではないでしょうか。 ボローニャ・ブックフェアはイタリアで行われているために、 イタリアに行けばレベルの高い絵本の展覧会があると 誤解されがちですが、私はイタリアで絵本美術館といったものは 知りません。 日本以外の国で注目すべき絵本美術館は ドイツのトロースドルフ美術館とアメリカのエリック・カール美術館 でしょうか。エリック・カールさんは美術館をつくるために 日本の絵本美術館からアドバイザーを招いたり、調査のために 板橋区立美術館の様子を見にいらっしゃったりしていました。
ブックフェアの様子です
—日本人作家の応募を増やすために、板橋区立美術館では 具体的にどのような活動をなさったのですか?
松岡:日本語の応募要項を作成して配布したり、 雑誌のインタビューを通して広報したり、 講演会や応募者のための説明会を行ったりしてきました。 それが功を成したのか、80年代の終わりから90年代にかけて 急速に応募者が増えました。入選した人にはボローニャ展で 売り込みをするための傾向と対策を積極的に伝えましたし、 それを作家たちが実践したところ、日本人作家が面白い作品を 持ってくると言って外国の出版社が興味を示すようになりました。 それから、日本人作家の絵本がまず外国から出版されて、 その作品が日本へ逆輸入されるという現象が起き始めたのです。 一番有名な例が三浦太郎さんですね。 2002年頃には既にイラストレーターとして成功していましたが、 絵本は1冊も出していませんでした。 板橋区立美術館のボローニャ展を見て応募し、入選したことが 絵本を出すきっかけになりました。
当ブログのNO.33でもご紹介した三浦太郎さん! ボローニャ展がきっかけで絵本を描くようになったんですね~
—板橋区立美術館とボローニャ展は絵本を出すための 窓口のような役割を担っているのでしょうか。
松岡:そうかもしれませんね。「三浦太郎さんがボローニャ展を きっかけに絵本で成功した」と知られるようになると、それに刺激 された人が集まるようになりましたし。 現在、ボローニャ・ブックフェアに行く日本人作家は数えきれない ほど増加しました。 初めての売り込みではうまくいかなかったので もう一度挑戦する、といって出直す人もいますし、 出版社が決まった作家を集めてミーティングをしている様子も 見かけました。作家が仲間を作ったり、仕事を見つけたりできる 場になってきました。 ボローニャ展は参加型の展覧会です。絵本を出版するための 入り口です。 決して終点ではなく、入選してからどう進んでいくかを 自分で決めることになります。自分の作りたい作品を作って、 読者の手に取ってもらうのが作家の最終目標でしょうから。 そこに至るまでのひとつの機会がボローニャ展です。
絵本作家を目指す人にとって、登竜門であるボローニャ国際絵本 原画展。この記事をご覧になって興味が湧いた方は、板橋区立 美術館のホームページに記載されている要項をよく読んで、 ぜひぜひ応募してみてくださいね!
板橋区立美術館 イタリア・ボローニャ国際絵本原画点情報 http://www.itabashiartmuseum.jp/art/bologna/index.html
板橋区立美術館 2012年ボローニャ展応募要項 http://www.itabashiartmuseum.jp/art/bologna/apply.html
Bologna Fiere(ボローニャ市見本市協会 英語とイタリア語の ホームページです) http://www.bolognachildrensbookfair.com/
EhonLab(三浦太郎さんのホームページです!)
☆次回は、特別賞を受賞されたフィリップ・ジョルダーノさん についてご紹介いたします!(サイトウ)
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2011.7.29更新
板橋区立美術館
「イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」
に行ってきました ①
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かわいらしい入り口が目に飛び込んできます 東武東上線成増駅からバスで10分、木々に囲まれた緑豊かな 土地に板橋区立美術館はあります。 夏の暑い日でも、木陰から吹く風がとても心地よい場所です。
ユーモラスなのぼりもかわいい♪
2011年は日本人入選作家が19人! イタリア・ボローニャ国際絵本原画展 ボローニャ展、そして板橋区立美術館についての詳しいお話を、 この記事を含む4回に分けて紹介して参りたいと思います! 第1回目の本日は、ボローニャ国際絵本原画展の様子を 紹介したいと思います。
1981年から始まったイタリア・ボローニャ絵本原画展も、 今回で31回目を迎えました。 2011年は世界58カ国2836人ものイラストレーターから 応募があり、20カ国76作家が入選となりました。 その中にはなんと、日本人入選作家が19人も! 板橋区立美術館の展示室では、その全入選作品と、 特別展示としてフィリップ・ジョルダーノ氏による 絵本原画を展示しています。
壁の色が絵本の世界をひきたててます♪
『くちばしの本』 オスカー・ボルトン・グリーン (イギリス)
『ゾウさんゾウさんウサギさん』 藤本将 (日本)
作家ひとりにつき、5点の絵本原画が展示されています。 原画の一つひとつをじっくりと見ると、手法も、大きさも、表現して いる内容も、本当に作家それぞれ違っていて、絵本の多様性を 実感させられます。 自分のお気に入りの作家を見つけてみてくださいね。
フィリップ・ジョルダーノ氏による特別展示は、 『かぐや姫』の絵本の原画です
『かぐや姫』 フィリップ・ジョルダーノ (イタリア)
彼独自の視点と、日本の美術や自然などを観察して学び取った 手法が複雑にまじりあって、今まで見たことのないような世界観が 美しい色彩とともに表現されています。 じっくり見れば見るほど、線の美しさと表現の細やかさにハッと させられます。
展示室では原画作品だけでなく、実際に絵本となっている様子を 手に取って見ることが出来るようなっています。 一枚絵としてみたときと、絵本のページの一枚になって、物語と なっている絵をめくるときとは、また違ったおもしろさを感じること が出来ます。絵本に夢中になっていて、童心に帰っていた自分に 気づいたり……。
作品のグッズもかわいいものばかり。 今年から会場内にグッズコーナーができました! Tシャツに缶バッジは集めてそろえたくなる かわいさです。 トートバッグは缶バッジとセットで デザインされています!
ポストカードは1枚50円とお手頃な価格♪
毎年好評の「カフェ・ボローニャ」では イタリアの雰囲気を感じさせるパンや 甘さ控えめのケーキなど、軽食を楽しむことが出来ます。 くるみサブレ、オレンジトップ、トマトのフォカッチャは 今年の新作です♪
なんておいしそう…!
さらに、「カフェ・ボローニャ」の絵本ショップも注目しなくては なりません! 国内ではなかなか手に入りにくい絵本が、ボローニャ展の期間 だけ販売されています。入選作家の絵本も手に入りますよ。 毎年人気のある外国の絵本はすぐに売り切れてしまいます。 ここで買い逃すと、もう手に入らないかも!?
さらにさらに、絵本に関するイベントも 盛り沢山です!
7/17日(日)には、アストリッド・リンドグレーン賞をとった絵本作家 のキティ・クローザー氏を招いて、「わたしの絵本づくり」という講演 会も行われました。 その他、絵本好きの人にも、絵本を作ってみたい人にも、とっても タメになるイベントがたくさんありますので、板橋区立美術館の ホームページでチェックしてみてくださいね。(サイトウ)
★イタリア・ボローニャ国際絵本原画展 会期 2011年7月2日(土)~8月14日(日) 開館時間 午前9時30分〜午後5時(入館は午後4時30分まで) 休館日 月曜日(但し7/18は祝日のため開館し、翌日休館) 観覧料 一般600円 高・大生400円 小・中学生150円 20名以上団体割引、65歳以上高齢者割引、身障者割引あり 毎週土曜日は、小・中・高校生は無料で観覧できます。
主催/ 板橋区立美術館 日本国際児童図書評議会(JBBY)
●板橋区立美術館 〒175-0092 東京都板橋区赤塚5-34-27 TEL: 03-3979-3251 FAX: 03-3979-3252 展覧会テレホンサービス 03-3977-1000 公式ホームページ http://www.itabashiartmuseum.jp/art/index.html
次回は、ボローニャ展について担当学芸員の松岡希代子さんに 伺ったお話を掲載予定です! |
2011.7.22更新
きょうの絵本
バージニア・リー・バートン作
『ちいさいおうち』
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『教文館 子どもの本のみせ ナルニア国』店長の川辺陽子さん がすすめる絵本の3冊目は、バージニア・リー・バートンの 『ちいさいおうち』です。
『ちいさいおうち』 バージニア・リー・バートン作 石井桃子訳 岩波書店刊
「きょうの絵本」でこの絵本が登場するのは種村由美子さんのとき (バックナンバーNO.25)に続いて2回目です。 取材させていただいた2店の店長さんふたりがたてつづけに 選ばれたことに、この絵本の素晴らしさを再認識するとともに 3.11以降の日本をとりまく厳しい現実を振り返らずにはいられ ませんでした。
あの穏やかな時間の流れのなかで、いつもそこにたたずんで 変わらない『ちいさいおうち』の存在。 小さい子は小さい子なりに、おとなは深く深く、いくつになっても 読める美しい絵本です、と川辺さん。
どうなるんだろうとハラハラされられますが、最後は自然の中に 戻り幸せをつかむことができる『おうち』に一緒に素直に喜べる ことが、この絵本の最大の魅力であり、忘れられない1冊にして いますともおっしゃっていました。
川辺さんの言葉を聞きながら、今の日本は、日本の国土は あるいは未来の子どもたちは、 これまでの私たちと同じように素直にこの”共感”を覚えることが できるのだろうか、とふと不安な気持ちも覚えました。
『おうち』のように、日本は自然をとりもどし幸せになれるだろうか、 いやむしろ、よりいっそう自然と幸せをとりもどした『おうち』への 思いが強まっているかも、 などなど、これまでとは違った見方をしている自分に気づき ました。なんともやっかい(!)なことになりました。
この絵本を知らない方がいたら、ぜひ読んでいただきたい、 今こそ読んでいただきたい1冊です。(ミヤタ)
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