巻き込む力

高度情報化社会、ネットワークの時代だからこそ、「巻き込む力」が試されています。イベントや事業、プロジェクトを成功させるためには、いろいろな人や組織と手を取りあって、知恵やアイデアを持ちよりながら進んでいかなければなりません。渦のように強烈に他者を「巻き込む力」があるかどうか、中心に立つ人のパワーがあるかどうかで成否は変わってきます。言い換えれば、イベントや事業に関わる人を「どれだけ当事者にできるか」が大きなポイントになるのです。商品を開発する場合にも、サービスを充実させる時にも、このことが問われます。あなたは、自分たちに興味を持ってくれる人をどれだけ巻き込むことができますか? ソーシャルネットワークサービスでもホームページでも、使えるものはすべて使いましょう。そうしてたくさんの知恵やアイデアを集約し、集結させることで、「何か」が生まれるのです。他者を巻き込む力こそが、マーケットを形成します。とにかく、いろいろな人を巻き込みましょう。観客も演者も、製造者も消費者も関係なく、みんなで一緒になってひとつのものを作りましょう。「区別」「調整」「縦割り」では、何も生まれません。あなたが持つ巻き込む力で、大きな大きな渦を作ってください。

<事例情報>

■SNS使い、1冊の編集に1,800人が関わった。

新たな手法で出版された本がアマゾンジャパンの「コンピューター・IT」関連のベストセラーランキングで1位に。「ソーシャルシフトーこれからの企業にとって一番大切なこと」の著者、斉藤徹氏は出版プロセスをフェイスブックを通じて公開する「ソーシャル編集」を実現した。入稿前の3週間、360ページ分の全ての原稿を、フェイスブックの「ドキュメント」機能を通じて全国1,800人のコミュニティメンバーに公表。メンバーからは辛辣な意見を募った。全部で1,000件以上の指摘が寄せられ、必要だと思ったリアクションを都度、修正し、アップし続けて1冊を完成させた(日経11/18)


■ソフトバンク日本一、福岡388億円の経済効果。

プロ野球の日本シリーズで、ソフトバンクが8年振りの日本一を達成。福岡市のデパートでは、21日から優勝セールが開始。天神の岩田屋本店では、10時の開店前から1,000人が行列を作った。福岡県によれば、ソフトバンクの日本一による経済波及効果は、記念セールでデパートやスーパーの売り上げが増えるなど、最大でおよそ388億円に上ると試算されている(http:www3.nhk.or.jp/news 11/21)

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情報分析は谷口正和が担当します

「NEXTHINK」は、マーケティング・コンサルタントの谷口正和が、世の中にあふれる情報をフラットに見渡し「常に『次』を考える姿勢」をもって次なる価値潮流を見切っていく週刊マーケティング情報誌です。経済専門誌からインディーズ・マガジンまで、約100のメディアからその週の新しい事実、特徴的な情報をピックアップし、3つのコンセプト・キーワードに転換、分析。それを裏付ける事例情報と共にファクス又はメールでお届けしています。


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