政治の舞台で突然役者が入れ替わりました。メディア社会はニュースの社会、唐突に場面が転換します。政治に限らず、あらゆる舞台で求められるのはプレイヤー・オン・ステージ、最高の役者が前面に立ち、見事に役を演じきってくれることです。誰が、何が、どのような情報が舞台の主役なのか、その「役者選別」のプロデュース力が問われます。たった一人のイメージが、たった一つの商品が、たった一店舗の演出力が、全体のイメージを決定して行きます。ある意味、情報の社会は、この「役者選別」を繰り返す永遠のドラマ社会だということができましょう。「役者選別」に値するキャスティング、特徴、イメージ、それらを常に用意し続ける必要があります。情報は常に実態に先行しますから、情報社会は「役者選別」に対する期待値社会だと言えます。旧時代の旧役者は退場を迫られ、新時代の新役者の登場が限りなく期待され、期待過剰ともいえる状況を作り出します。そんな「役者選別」待望に応え続けていくプロデュース力、ディレクション力、コンセプト力が問われるということです。映像を中心とするメディアがコミュニケーションを引っ張っていく時代、「役者」の能力はますます重要になります。その「選別」 を注意深く、しかも大胆に行う必要があります。「役者」の転換が最大のイメージの転換。人も物もサービスも、「役者選別」の視点でプログラミングしましょう。
<事例情報>
■看板テナントが隣に移転。
人気バームクーヘン店「ねんりん家」が西武池袋本店に24日オープン。これに伴い隣接する東武池袋本店のねんりん家は閉店する。東武店は07年2月開業のねんりん家の1号店。連日行列の看板テナントを西武が東武から奪った格好になった。西武店は入り口に面した場所で、店の外から中の様子が見える好立地。同じ商圏内で激しい看板テナント争いが発生。看板テナントは看板役者、集客と話題の要。今後ますます激しい看板テナント誘致合戦が始まる(日経MJ6/2)
■「イエスかノーか」仕分けに千両役者登場。
人気経済評論家の勝間和代氏が国土交通省の事業仕分け「行政事業レビュー」に仕分け人として登場。「イエスかノーかで教えてください」と鋭く切り込んだ。道路の維持管理など5事業を約5時間半かけて議論し、3事業が「廃止」の激辛判定を下した。「(官僚は)建前を何度もおっしゃるが、もう少し腹を割った議論をしたかった」と厳しい感想。仕分け人としての役者力はさすがと言えるだろう(asahi.com6/4 )


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