革命市場

市場革命ではありません。「革命市場」です。市場は革命的商品や革命的サービス、革命的コンセプトによって、突然進化します。今までまったくなかった市場が突如出現し、市場を塗り替えてしまう現象が起きています。結果、市場革命が起こります。最近の革命的商品は、単なる機能革命ではなく、ビジュアル面を含めたデザイン革命であることも特徴です。魅力的に、理想的に、革命的に世界を変えるアイデア、インスピレーション。改良ではなく、飛躍的革命。未来への門戸を一気に開け放つヘッドピン・アイテムを世に送り出しましょう。今まで存在しなかった革命的価値を提示しましょう。「まさかとは思うが、そうなったら最高だ」。「まるで夢みたいだが、実現したらすばらしい」。ドリーム・ビジョンこそ、社会と市場の停滞を吹き飛ばす最高の起爆剤です。一気に飛躍する革命的ビジョン、革命的行動力が待たれている時代だと言ってもいいかもしれません。未来革命に向けてトライアルを繰り返しましょう。他に先行すること、一番を目指すこと、市場変革のリーダーになること。イノベーションを超えてニューボーン。個人がリードする個人市場の時代は、一度火がつけば、それは一気に拡大します。口コミ、評判、うわさ、ニュース、そしてメディアの一斉報道。「革命市場」が起こりやすい状況を、情報社会が整えてくれる時代だと言ってもいいでしょう。

<事例情報>

■アップル革命が世界を変えてきた!?

1977年の創業以来、革命的製品を世に送り出してきたアップル。AppleⅡでコンピュータを変え、iPodで音楽の聞き方を変え、iPhoneで電話の定義を変えてきた。iPadは何を変えるのか。CEOのスティーブ・ジョブスは「文化芸術とテクノロジーの交差点」と位置付ける。最も大事なのはユーザーエクスペリエンス(体験)で、実際に触れてみて良さが分かること。「人々の口から出てくる言葉はただ一言。『マジカル(魔法みたい)』ということ」だと語る。メディア革命のリーダーはアップル(クーリエ 7月号)

■ヒロセ電機の「こうすれば世界一」戦略。

「世界トップシェアの製品を抱えて30%の売上高経常利益を確保していれば、たとえ大きな経済危機が来ても、決して赤字にはならない」(中村達郎社長)。携帯電話用内部実装コネクターでシェア25%の世界一企業。ノキアをはじめ上位携帯メーカーのファーストベンダー(最優先部品供給者)で、いの一番に製品の発注依頼が届く。2位は儲からず3位は赤字といわれるこの時代、2番手以下とは圧倒的に体力が違う。その基本は、これまでにない製品を開発して世界一の企業に食い込むこと。すでに存在する製品は開発対象にはならない。「技術革命」による世界一戦略(日経ビジネス5/24号)

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情報分析は谷口正和が担当します

「NEXTHINK」は、マーケティング・コンサルタントの谷口正和が、世の中にあふれる情報をフラットに見渡し「常に『次』を考える姿勢」をもって次なる価値潮流を見切っていく週刊マーケティング情報誌です。経済専門誌からインディーズ・マガジンまで、約100のメディアからその週の新しい事実、特徴的な情報をピックアップし、3つのコンセプト・キーワードに転換、分析。それを裏付ける事例情報と共にファクス又はメールでお届けしています。


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