情報社会の個人は、「興味の糸口」を探しています。その糸口が見つかれば、まるで蜘蛛の巣の糸を手繰るように、情報を追いかけて行きます。情報社会の特徴のひとつは連鎖社会だということです。すべては関連し合い、連鎖し合い、より上位概念へと上がっていきます。新しいニュースが飛び込んでくる→興味を持って反応する→メディア受発信によって無限に広がっていく。だから中央にある「興味の蜘蛛の巣城」メディアは、無限に成長して行きます。ツイッターとフォロワーの関係が一番よく分かります。ビジネスモデルで言えば、料理サイトのクックパッドなどがこの成功例でしょう。もはや情報は関係がアル ・ナイを超えて、次々と連鎖して行きます。ウェブ上では昨日まで無限のかなたにいた人が、ある日突然つながってくるのです。もはや区別の時代ではありません。すべては連鎖の時代なのです。ネットワークの時代といっても追いつかない、連鎖反応の時代なのです。この「興味の蜘蛛の巣城」社会のどこに、いつ「糸口」を投げかけるか。タイミングがこれほど重要になった時代もないでしょう。自らネットワークを起こすというよりも、すでにあるネットワークを「興味の蜘蛛の巣城」メディアととらえて、それに連鎖反応を起こさせる知恵のほうが大切です。サービスもメディアも、すでに生まれたものを自動的につなげる発想が何よりも大切です。
<事例情報>
■興味津々、ネット通販で即日完売。
バレリーナ草刈民代のヌード写真集『バレリーヌ』(幻冬舎、3990円)は、店頭発売を前にアマゾン、楽天などのネット通販で約1000部が即日完売。朝日新聞(4月20日付)の全面ヌード広告で興味の糸口に火がついた。書店、取引先から電話が鳴り止まず、初版部数1万2000部もクリアしそうな勢い。幻冬舎の火のつけ方は相変わらずうまい。あっと驚く戦略をメディアに落として、そこからの口コミで何倍もの効果をあげる「興味の蜘蛛の巣城」戦略だ(朝日4/20)
■あゆツイッター降臨、フォロワー早くも4万人。
浜崎あゆみがはじめたツイッターに大変な反応。4月20日に最初のつぶやきを投稿したところ、すでにフォロワーは4万人に迫る勢い。スタッフとの交信や日常のつぶやきだけでなく、ファンのちょっとした質問にも気軽に答えて反響を呼んでいる。海外からの書き込みに英語で答えるなど、フォロワーは世界中に広がっている気配。今最も素早く受発信交流ができるのはやはりツイッター。「興味の蜘蛛の巣城」社会に最適なメディア(yahoo!4/22 )


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