雑力感性

まさに新たな感性の時代が今始まろうとしています。小さいけれど今までにない感性、既成の枠を乗り越えた新たな関係性への着目。それら「雑力」に見えるものが、いくつも起きています。「雑力」にイノベーションあり。理屈を超えて面白がる「感性」に新しい市場の芽あり。雑談から出てくるようなアイデアが、百花繚乱、世の中を面白くしていきます。基本は小単位の組み合わせです。ケータイ、インターネット、ツイッターなどのコミュニケーションから、次から次へと「雑力感性」現象が飛び出してきます。おや、これは面白い!という現象は、個人の「雑力感性」能力から生まれてきます。それらは何かのライフスタイル表現であり、人間の雑多な感性の組み合わせが作り出すものです。大きなものは類似化し、内部崩壊によって消えていきます。その隙間を縫うように出てくる「雑力感性」型の流れに注目してください。個人の第六感が生み出す「雑力感性」世界への変化です。言葉、絵、音、香り、物、それらの組み合わせ能力がそのエンジン。ライフスタイル作りの基盤が生活表現者に移った以上、顧客がクリエイター、顧客がデザイナーです。顧客から生まれてくる「雑力感性」パワーが、次なる市場の広がりを示唆しています。固定概念を取り払って、「雑力感性」を磨きましょう。ライフスタイルの多様性を「雑力感性」で支援しましょう。

<事例情報>

■愉快・痛快な話題で日本に活力を!

怪盗ルパン三世が次々“盗んで”話題を提供し、日本に活力を与える「LUPIN STEAL JAPAN PROJECT」が話題。シブヤのモヤイ像、道頓堀のくいだおれ太郎、BRUTUSの中吊り広告、FIAT500の記事などが盗まれた。それに関連するお宝を抽選でプレゼントする「お宝山分け会」を開催。サプライズとして原作者のモンキー・パンチさんが登場、直筆サイン入りイラストをプレゼント。思いつき型アイデアを実施してしまったパワーが話題を発生させた(ブルータス3/1号)


■仕事と人間関係を円滑にする「雑談力」。

ストーリープランナー川上徹也氏の「雑でない雑談力を高める3つの矢」。1.失敗を語れ、2.取材するつもりで聞け、3.メタファー(比喩)の達人になれ。「TALK&トーク」代表の野口敏は「共通の話題(天気・暦など)+自分の気持ち+相手の気持ち」。単なる情報のやり取りではなく、気持ちを話す。否定形ではなく肯定形で話す。作家の中谷彰宏氏は「相手にたくさんしゃべらせる(自分は1回15秒まで)」「相手の最初の一言に食いつく」「モノではなく、相手を褒める」など。雑談は発想とアイデア・ブレイクスルーの泉と言える(日経アソシエ3/2号)

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情報分析は谷口正和が担当します

「NEXTHINK」は、マーケティング・コンサルタントの谷口正和が、世の中にあふれる情報をフラットに見渡し「常に『次』を考える姿勢」をもって次なる価値潮流を見切っていく週刊マーケティング情報誌です。経済専門誌からインディーズ・マガジンまで、約100のメディアからその週の新しい事実、特徴的な情報をピックアップし、3つのコンセプト・キーワードに転換、分析。それを裏付ける事例情報と共にファクス又はメールでお届けしています。


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