2012年1月17日 18:15

独自のカラーマジックでハワイを表現
フォトグラファー
むらいさちさん
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“やさしいハワイ”との出会いを追って

ハワイの様々なシーンを撮った写真は無数にあるといっても過言ではないでしょう。そのなかにあって、淡い色彩表現でユニークな世界観を創るむらいさん。やさしい印象を与える作品は、特に女性に人気で個展やカメラ講座、フォトツアーなどの参加者も女性が目立つようです。このほど開催された個展会場で、「誰も見たことがないハワイ」を追い求める創作活動の一端を聞きました。

 

HLC ハワイを創作活動のテーマにされているのは、どのような背景からですか?

―――水中カメラマンという仕事柄、様々な南の島に行っていましたが、ハワイはミーハーなイメージが強くて遠慮していました。でも、好奇心もあって10年ほど前に一度、足を運んだのがきっかけ。写真が撮りやすい場所ですね。文化や歴史もあるし、オアフ島だけでも乾燥地域もあれば雨が多いエリアもあり、自然がとても豊かで多彩な題材に出会える。歩いただけであちらこちらに被写体が転がっています。

HLC 特に惹かれる被写体や題材は?

―――意外かもしれませんが、そういうこだわりは実はあまり強くないです。ビーチが特に好きなわけではないし、観光地を撮るわけでもない。ダイヤモンドヘッドなどの名所は、僕じゃなくても他に撮る人がいるだろうし、これまでも無数の作品になっています。

HLC でも、むらいさんなりの傾向のようなものはあるのでは。

―――そうですね、そういう意味では、僕は花や空を飛ぶ鳥などを取り上げることが多いですね。ワイキキビーチを歩いていても、きれいな花が落ちていたりすると、それを拾ったり、摘んだりして帽子に入れて持って帰るんです。そうした素材にして、自分が感じる“ハワイのやさしい感じ”を撮りたい。つまり、人のやさしさや空気感ですね。ここにいる幸せな気持ち、みたいなものを写真に撮りたいんです。

HLC 写真を拝見すると、色の表現がとてもユニークで印象的です。

―――僕は色にとても惹かれます。これとこれを組み合わせるときれいな色の写真が撮れるという法則がある。例えば、奥に薄い色、手前に濃い色を置くと写真が明るくなりますが、これに自分のイメージを加えて構想し、それに合う場面に出会うと、気づいたら撮っていますね。

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HLC ハワイの自然に目が向いている。

―――ええ。自然環境はケアしています。例えば、水位が上がって、以前あった木が倒れていたりというのを見るととても悲しい。でも、ワイキキビーチにアザラシが来るようになったのはうれしいですね。あんなに多くの人がいるのに、海から上がってくるのですからすごいですよね。人間側もレンジャーがロープを張ったりして人が近寄れなくしたりと、お互いに安心できる環境が守られているのはよいことだと思います。

HLC 水中カメラマンとしてハワイの海についてはいかがですか?

―――面白いなと思うのは、亀が多くてフレンドリーな点ですね。日本の亀はすぐ逃げてしまいますが、ここの亀は、「神様」だからみんなに守られていて、人を怖がりません。初めて潜った時に感じました。一緒に泳いでも逃げないので写真も撮りやすいですし。

HLC 確かに、ホヌは日本人には人気ですよね。ところでフォトツアーもされるそうですが。

―――僕のツアーは、みっちり撮り方を教えるのではなくて、むしろ自由な雰囲気でやっています。撮影場所に着いたら、集合時間を決めて各自写真を撮ってもらうとう感じで、スクールというよりも楽しいイベントに近いですね。そして、毎晩、1日のうちで一番いい写真を皆さんに発表してもらいコメントし合う。今年もまたやりたいですね。

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HLC これからどんな写真を撮っていきたいですか?

―――僕は、感覚的な人間なので、今後も変わらず感じたままを撮っていくと思います。今回の展覧会もそうですが、全て奇跡のような瞬間に偶然出会えて写真に残せているだけなんです。僕は何もしていない。これからも謙虚な気持ちで、出会えたらいいなという気持ちで、あせらずのんびりやっていくつもりです。そして、オアフ島だけでなく他の島にも行きたい。そうすれば、また新たなハワイが見えてくるでしょうから。“誰も見たことがないハワイ”を撮りたいと強く思っています。


HLC ありがとうございました。

 

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【 P r o f i l e 】
20歳の頃より沖縄の離島に移住。ダイビングインストラクターとして4年ほど過ごす。東京に戻り、広告カメラマンの助手を経て、ダイビング関係の出版社に入社。日本を始め世界の海を取材で訪れる。2005年独立。現在、水中に限らず、「人を幸せにしたい」という思いで雑誌や広告の仕事などで、世界中を撮影で訪れ1年の多くを取材先で過ごしている。ハワイは10年程前から毎年撮影に通っている大好きな場所。著書に、『カメラ*好きvol.1&2』(毎日コミュニケーションズ刊)など。

1月5日から、ハワイを題材にした写真展
「AloHeart☆ -こころで感じるHAWAII」を開催。
銀座、仙台、梅田、福岡と巡回中。


【 取材後記 】
自らを「感覚的な人間」と表現するとおり、気負いのない自然さとそれにマッチした作品のテイストが印象に残った。独特の淡い色使い、センシティブな構図は一度見たら記憶から消し去るのは難しい。偶然の出会いを瞬時の緻密な計算で切り取ったかと思うと、時には奇跡の瞬間をじっくりと待つ。そうしてできあがった写真は多くのファンを引きつけてきたようだ。今シーズンに参画いただいたハワイ手帳のアートカバー企画でもトップクラスの反応の良さ、他のイベント会場でも好評だったという。「ハワイライフスタイルクラブと組んでハワイのフォトツアーやりましょうよ」とお誘いしてみたら、即OKの返事。このノリの良さがまたファンを増やすのでしょうか。私もその一人ですが。。。

 

2011年12月16日 15:36

ナチュラルなハワイライフを送る
DJ、エッセイスト
飯島寛子さん

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夜明け前のオアフ、“空気の目”を感じる瞬間

ハワイらしいライフスタイルって何だろう。そんな風に考えながら様々な皆さんにお会いしていますが、今回は、ある意味「ハワイ=ヘルシー」のイメージを実践されているおひとり、飯島寛子さんの登場です。ハワイの魅力は、海と緑、水と空気というのが持論。さらに全体の空気が入れ替わる一瞬があるとも。走ると泳ぐにこだわり、野菜中心の食生活で常に心身の健全さにも配慮しているとのこと。ローカルならではの興味深いライフスタイル観をうかがいました。

 

HLC ストレートにお聞きしますが、ハワイに住んでいる人にとって、ハワイの魅力って何でしょうか?

―――月並みかもしれませんが、一言で言うと「自然」ですね。ハワイは「緑」と「青」が美しい。何にも変えがたいものだと思います。若い頃は、ウィンドサーフィンをしていたので、マウイ島のカナハビーチやスプレックスビルによく行っていました。でも、最近は、むしろ陸の方に目がいっていて、ハイキングやトレッキングを楽しんでいます。今はタンタラスの丘のハイキングコースが気に入っています。もやもやしたことがあると自然と足が向いてしまいますね。

HLC タンタラスでハイキングというのはローカルならではですね。

―――全部で17ルートもあって、それぞれ趣も異なります。竹やぶのコースがあったり、マラソントレーニングにもなりますし。ダイヤモンドヘッドの太陽ぎらぎらのハイキングとは違って、森林の中だから空気がいい。空気は重要ですからね。オアフは町も自然もあって、しかも短時間で満喫できるからとても気に入っています。

HLC オアフライフを楽しんでますね。

―――はい。快適です。以前は、マウイ島に住んでいて、のんびりと物を作っていました。ポプリやキルトづくり、料理にも手間をかけて、ぎょうざも皮から作っていたほど。時間がそれだけたっぷりとあった。アーティストがたくさん住んでいる理由も分かる気がします。私も絵を描いてみようと思って実際にやってみたほどだから。つまり、ネイバーにはネイバーの良さがあるし、オアフにはオアフの良さがある、ということでしょうか。ちなみに、ウクレレにも挑戦したのですが、はやり聞く方が好きだったようで、1年前にウクレレをスニーカーに履き替えてしまいました。

HLC 1日の過ごし方でお気に入りのパターンは?

―――まず、夜明け前に起きること。そして日焼け止めを塗って、水着の上にランニングウェアを着て出かける。これが幸せの時間なのです。平日なら、子どもたちを学校に送って、その後に軽くランニングをします。休日は、暗いうちに起きて、カピオラニ公園などを1時間ぐらいランニングして汗を流す。時間がある時はゆっくり走って、時間がない時は15分ぐらい走ってシャワー。走れない時は、泳いでいる。それから一日が始まるという感じですね。

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HLC 走る、泳ぐ、がライフスタイルの重要なポイントになっていると。

―――そうですね。朝走れなかったら夕方走ったり歩いたりしています。基本的に朝と夕方が活動的で、昼間は仕事。仕事がない時は昼寝したりランチしたりして、夜はだいたい家にいます。買い物も午前中に済ませて、朝のうちに一日のやるべきことの60~70パーセントを終わらせます。周りが動いている時間や込んでいる時はあまり行動しないですね。ご飯を食べに行くのは好きだけど、住んでいるので遊びに行くという感覚はないですね。

HLC 好きな時間帯は?

―――朝が一番好きです。夜明け前の空気が一番おいしい。私の感じ方ですが、本当のところ、サンライズの1時間ぐらい前に、昼間のごみごみした時間帯のものと次の真新しい空気が入れ替わる瞬間があって、それが肌でわかる気がする。いわば“空気の目”があるように感じます。その時がすごく好きなのです。

HLC なるほど、潮目ならぬ“空気の目”ですか。この感覚は、住んでいないとわからないでしょうね。ところで、今回来てみてファーマーズマーケットが増えているのに驚きました。

 ――― 最近、増えています。あちらこちらに朝市や野菜スタンドがあるので、走る前にそこで野菜を買ったり、野菜多めの食事を意識したりしている。市場には日本にないような野菜もたくさんありますから。

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 HLC ハワイには健康イメージがありますね。

―――確かにそうですね。その要因は、おいしい空気と水だと思います。これが基本。いつもハイキングするときに深呼吸をすると肺がすごくきれいになるように感じますし。話していたらなんだかまた行きたくなってきましたよ。

 HLC HLC会員の皆さんからのコメントにも、空気と水、人がいいから癒されるというものが目立ちます。

―――それは重要だと思います。いい空気を吸ったら、いい細胞ができ、いい肌がつくられる。そして、雨は空気をきれいにする。だから、空気と水は本当に大事なんです。他には何もいらないとさえ感じます。空港に着いたらすぐアロハの空気は感じられると思う。

 HLC 今後もハワイに住みたいとお考えですか?

―――先のことはわかりません。でも、一度離れたので、より好きになりました。マウイからグアム、そして日本にもどり、また、どうしてもハワイに帰ってきたくなったわけですから、ここに住まわせてもらっているだけで幸せですね。

 HLC ありがとうございました。

 

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【 P r o f i l e 】
 いいじまひろこ/東京都生まれ。大学4年の時にプロウィンドサーファーの飯島夏樹と出会い、お互い一目惚れ。翌年1月にマウイで挙式を行い、卒業と同時にマウイに転居。94年に長女小夏、96年に双子の寛と吾郎、01年に多蒔が誕生。実業家となった夏樹を陰日向で支えるも、がん闘病後の05年に夏樹が永眠。現在は、ハワイで4人の子供も暮らしている。07年8月には飯島夏樹の半生を綴った映画『Life 天国で君に逢えたら』が上映され、多くの人々の心をとらえた。自身もエッセー「パパは心の中にいる」を上梓。09年、愛する人を亡くした方のサポートグループ「HUG Hawaii」を同じ経験をもつ友人とスタートした。


【取材後記】
飯島さんには、ハイアットリージェンシーにあるスタジオリムでお会いした。番組収録の忙しい合間を縫っての短い時間だったが、そんな状況にもかかわらず丁寧にお応えいただいた。印象的だったのは、その飾らない話し方と表情。そしてユニークな感性。とにかく、とてもナチュラルなやさしさを感じさせる方であった。ある意味、波乱万丈な人生を歩んでこられているわけだが、普段はその強さは奥に秘められている。今回は、飯島さんの生活スタイルや考え方を中心にお聞きしたが、可能ならば今度はまた別のテーマでお話をお聞きしたいものです。

2011年11月16日 19:00
食を通じてハワイの健康ライフを伝える
アロハテーブル/クリエイティブ・ディレクター
加藤小百合さん

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旬素材活かしたハワイアンマクロビで
ヘルシー・ライフスタイルを

スタイリッシュなハワイアンレストランとして知られる「アロハテーブル」は、東京、名古屋を中心にいまや全国に18店舗を数える。その最新店舗は10月末に東京・広尾にオープンしたばかり。ハワイアンマクロビコンセプトのお店ということで早くも話題となっているようだ。ハワイはユニークな食文化をもつと同時に、ご承知の通りスポーツアクティビティーがとても活発である。その共通項がヘルシーフードとなるわけだが、その醍醐味がアロハテーブルでは楽しめるのだ。クリエイターにして広報パーソン、この仕事を通じて、ますますハワイ好きになったという加藤小百合さんに、その仕事振りやお店の最新状況などを聞いた。

HLC 「アロハテーブル」は、ハワイファンの間でも人気ですが、加藤さんとハワイとの出会いは?

 ――私はもともとグラフィックデザイナーとして入社したんですが、デザインのお仕事で、ハワイにオープンするジャパニーズレストランのグラフィックを担当させてもらいました。その仕事がハワイとの出会いですね。弊社の社長は、マラソンやサーフィン、そしてトライアスロンをやっているので、ハワイへ行く事が多く、ハワイの素晴らしさを日本に伝えていく仕事をしようと「アロハテーブル」を出店したんですが、そこから、ハワイアン業態の出店に携わる機会が増えました。アロハテーブルでも人気のスイーツ「アサイーボウル」は、年間を通して十数回はハワイへ渡ハする社長からの提案だったりもするんです。旬のハワイ情報は社長から教えてもらっています。

 HLC 当初からハワイに興味があったのですか?

 ――いえ、入社当時はハワイに行ったこともなくて(笑)。6年ほど前から「アロハテーブル」の出店が増えはじめ、まさか10数年後に、ここまでハワイと密接な関係になるとは思っていませんでした。でも、ジャパニーズレストランの仕事で初めてハワイに行った時、そのお店の方々がとてもよくしてくださって、ハワイで有名なお店に食事に連れて行ってくれたり、ビーチでBBQパーティーを開いてくれたり。楽しいハワイを教えてもらいました。緑が多く、海もある、自然に囲まれたハワイの良さや楽しさを感じたのです。

 HLC とてもいい体験をされたのですね。それで一気にファンに?

 ――はい。何ていいますか、「空気が違った」という感覚が大きかったですね。そうしてみて、あらためてわかったのは、ハワイは小さいお子さんからお年寄りまで、誰もが好きな場所なんですね。アロハテーブルも、新しいお店がオープンするたびに、「ハワイアンのお店ができてうれしい」って、お客様がとても喜んでくださいました。

 HLC 空気、気候、香り。私たちの会員さんからの声をお聞きしても、そうしたとても感覚的なところでハワイ好きになるという方が多いですね。社員の皆さんはどうですか?

 ――お店が増えるにつれて、ハワイ好きのスタッフも増えました。ハワイアンのお店で働くようになって、ハワイを知る努力をして、プライベートで現地に旅行してみたりとか、フラを習っている人がアルバイトで入社したり、社内にハワイ好きが増えてきて、ついに、社内のウクレレ好きが集まって「ウクレレ部」まで誕生してしまいました。

 HLC ウクレレ部!楽しそうですね! 練習時間を作るのが大変なのでは?

 ――そうですね。 先生を呼んで各店のスタッフに呼びかけて月1回ペースで活動スタートしましたが、みんなシフトを調整しながら参加していて、チューニングの仕方から覚えました。最初に習ったのは『HAPPY  BIRTHDAY』。これはお誕生日に来店されたお客様のために、この曲をスタッフが歌って弾くお店って素敵じゃないかってことで。各々シフトが異なるので、全員で同じ曲を弾くことや、初心者が多いこともあって、いろいろと大変ですがみんな楽しんでやってますよ。

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HLC アロハテーブルには、ハワイの食文化を伝える役割もあるかと思いますが、現在、どのような取り組みをされていますか?

 ――先月、東京・広尾にデリスタイルの「ISLAND VEGGIE Hawaiian macrobiotics」というお店がオープンしました。ハワイアンマクロビオティックスのデリ&カフェです。その土地、季節の食材を使い、素材を生かした料理をするというマクロビオティックの考え方が、ハワイの人たちの食生活やライフスタイルに相通じるものがあるんです。

 HLC メニューづくりにも工夫されたとか。

 ――マクロビとベジタリアンを専門とされる料理研究家の方にメニュー開発をお願いしました。ハワイ島に2年ほど住み、ハワイの食材を使用し、マクロビオティックの手法を取り入れた料理や食生活を自ら送ってこられた方なので、デリのメニューの中にもハワイ色が感じられものがあります。マクロビオティックって、難しい概念があり、味よりも体に良いから食べる、という印象がありますが、その先生が作る料理は本当においしい。その上に健康になれるのだったら、こんないいことはないなって思います。

 HLC いちハワイファンとして、また次のお店にも期待しています。

 ――ハワイ旅行の打ち合わせをする時や、「今年はハワイに行けないけど、ちょっとハワイっぽいご飯を食べたいね」という時などに、ハワイ気分を味わいながら、ゆったりとしたハワイ時間を楽しんでください。

 HLC ありがとうございました。


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【 P r o f i l e 】 
かとうさゆり/1998年に株式会社ゼットン入社。グラフィックデザイナーとして、自社店舗のメニュー開発、店舗のツール制作に携わる。2010年より子会社「株式会社アロハテーブル」へ転籍。広報&クリエイティブ・ディレクターとしてアロハテーブル店舗出店などの、ハワイアン事業に携わっている。

参照:「アロハテーブル」公式サイト http://www.alohatable.com/

2011年11月 1日 19:00

ハワイでウォークイベントを初開催する
ウォーキングプロデューサー/OK和男さん

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●ビーチを裸足で歩き大地のマナを感じとりたい 

「アロハ・ウォーキング・イン・ワイキキ」というイベントが来年2月に開催される。それを主催するのがウォーキングプロデューサーのOKさんだ。ワイキキのメインストリートを皆で闊歩する爽快感、ハワイの気候のなかで体を動かす気持ちよさを味わってほしいという。これまで歩くことを専門に、ミスインターナショナルやファッションショー、企業研修など、様々な場でパフォーマンスをしてきたが「ハワイは別格」だという。そんなOKさんに、永年の夢だったというこのイベントへの思い、ここに至るまでの苦労話などを聞いた。


HLC アロハウォーキングイベントまであと3ヶ月ほどですね。ところで、なぜハワイで、なのでしょうか?

―――「歩く」ということは、当然、運動の一種ではありますが、私はより心を大事にしています。いま進めているある企業研修も「歩いて心を整える」というテーマ。室内でやることが多いが、外で爽快にやりたかった。

私自身、何度もハワイを訪れていますが、日本で体を酷使し、しびれすら感じながら行っても現地で4,5日間歩くと不思議と調子がよくなる。よし、と思って日本に帰ると、またぶり返してしまう。ハワイの砂浜を裸足で歩き、大地を踏みしめると、地球とのつながりのようなものを感じる。大地のマナとでも言いますか、そんな力を感じるのです。

HLC そうした体験を参加する皆さんにもしてもらいということですね。

―――そうです。参加される方、それぞれの一番OKな歩き方を見つけていただき、日本で磨耗した心と体を洗濯して身も心も軽く強くなってもらえれば。そんな体験を皆さんとシェアしたかったんです。その点でやはりハワイは別格なんです。

HLC 今回はどのようなプログラムになりそうですか?

 ―――今回は第1回目ということでオーソドックスな内容にしています。カピオラニ公園からアラモアナビーチパークまでの約10kmほどのルートです。街中を気持ちよく歩いてもらいたかった。ゴールのビーチパークでは、着いてからも歩きながら、OKウォークをはじめ、後ろ歩きとか、トレーニングウォークもやる予定。その他にも、いろいろと元気になれるユニークなプログラムを考えています。

HLC 夜には全員でにぎやかにディナーパーティーとか。朝のショートプログラムなども?

 ―――はい。私のウォーキングミニ講座やストレッチなどの毎朝のショートプログラムに加えて、例えば、自由参加で朝市に一緒に行くとか、とにかく楽しめるものにしたいですね。

HLC うーん、なんだかおもしろそうですね。これは今後も続けていくんですか?

 ―――もちろんです。もう色々と計画を練っていますが、次は、例えばマカプ岬登りとか、ダイヤモンドヘッド内側のウォーキングとか、「天国の海」として人気のカネオヘ・サンドバーもやりたいですね。光に包まれて360度海に囲まれた砂の上を歩く。想像しただけでワクワクしてきます。いずれはネイバーアイランドにも行くつもりです。 

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HLC ところでOKさんとウォーキングの出会いはどのようなことだったのですか?

 ―――もともと体を動かすのが大好きで、小中高と野球や水泳、サッカーなどなど、とにかく1年ごとに種目を変えて部活に励んでいました。高校に入ってから始めた器械体操にはまり、いつも間にかデパートの屋上などでヒーロー戦隊のアクションショーなどをバイトでやるように。そして、そのまま芸能界に入って、モデルやダンサー、役者さんのトレーナー、ステージインストラクターなど、体を使う仕事を次々とこなしました。20歳前には教える側にまわることもしばしばでした。

HLC すごいですね。まさに天職という感じですね。ここまで順風満帆で来たということでしょうか。

 ―――いえいえ。当時は、「歩く」ということについては、教材もレッスンもなくて、ひたすら自分で現場経験を積み、ビデオを分析し、理論を学び・・・と苦労しましたよ。あまりに無理をしすぎて、20代後半の頃、脊髄や椎間板を痛めて一時は歩くこともできなくなり、車イス寸前の状態に陥りました。このまま動けなくなったら、という不安にさいなまれ、生活もがたがたになって、精神的に病むところまでいきました。強い痛み止めを打ちながら、2年ほどはタブロイド紙のポスティングのバイトすらやった。結構な肉体労働でしたが、それ以前の仕事に比べれば楽なものでした。今はもう無理ですけどね(笑)。

HLC え!? それは大変な試練を経られて。。。

 ―――そこで実感したのが歩くことの効能でした。じっとしていたら本当にだめになりそうだったので、とにかく歩いてみました。睡眠や食べ物、座り方、運動方法なども、原点に返ってやり直して、1年ほどかけて何とか復活できたんです。歩くことによるヘルス&メンタルケア効果って確かにありますね。余命半年の宣告を受けたがん患者が、その恐怖から逃れるためにひたすら歩いて歩いて、そうしたら1年したらがんが消えていたとか、というような話も耳にしますし。

HLC まさに身をもって学んだというわけですね。

 ―――この経験を通じて、いろいろと学習しました。ウエルネスとビューティーが同時進行するウォーキング特有の魅力にも気づきました。正しく歩くだけで、美しく細くなれる、トレーニングだけど美容効果もあると。歩くことって地味ですよね。これにいかにエンターテイメントの要素を持たせるか、というのがポイントのひとつだと思っています。体を動かすことが気持ちよくて楽しい。この感覚を大事にしたいんです。

HLC 歩くことが楽しい、OKさんが言うと一層重みがある言葉です。ところで、OKさんにとって「歩く」とは?

 ―――「歩く」とは、ですか。私はよく「OKウォーク、OKライフ」という表現を使いますが、自分にとっては人生そのもの。歩くことに何度も助けられた人生です。健康や美容にとどまらず、精神活力をアップする力をも持つことをより多くの人たちに体感してもらい、ココロもカラダもリフレッシュしていただければと思います。

HLC ありがとうございました。


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【プロフィール】 
おーけー・かずお/ウォーキングプロデューサー、ボディーデザイナー。各種専門学校や企業等で、幸運を引き寄せるOKウォークをテーマに姿勢やウォーキング、ボディデザインエクササイズ、ビューティダイエットを指導。講演や執筆、監修、製品アドバイス、ウォーキング企画等を行う。また、日本肥満予防健康協会認定上級講師として、肥満予防健康管理士、およびその資格取得講座の講師養成講師としても活動中。ほかに文部科学大臣認定「公認スポーツプログラマー」、日本体力医学会正会員。

●OK和男公式HP http://www.ok-kazuo.com
*ウォーキングツアーの詳細も


 

【取材後記】
OKさんと話すと見かけのスリムでクールな印象とは異なり、とても強く熱い意志のようなものを感じる。話を聞いて納得したが、壮絶な経験をお持ちのようだ。体を動かすのが仕事なのに体が動かない、その思いたるや。。それを克服してきた。それだけに、このイベントにかける意気込みもひとしおだろう。取材中にもどんどん夢が広がるのがわかる。ハワイの爽快な空気の中を歩けば確かに気持ちいいだろう。でもそれ以上に体にいいのは、OKさんとコミュニケーションをとることで得られる「元気」ではないだろうか。11月20日には東京・表参道で雑誌「Body +」のビューティーウォークイベントにも出演予定、さらに地方講演や研修も目白押しの多忙スケジュール。ハワイイベントのためのエネルギーは足りるのでしょうか、いや、だからこそハワイに行くのだと言われそうですね。


 

2011年10月14日 19:22

新世代ウクレレマスターズの第一人者
ウクレレアーティスト
ハーブ・オータ・ジュニアさん

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 “ハッピーサウンド”を世界に広めたい

 ハワイのウクレレ奏者の中でも、幅広い層に人気を誇るハーブ・オータ・ジュニアさんに、来日中の忙しい合間をぬってお会いすることができました。ウクレレといえばハワイ、ハワイ音楽といえばウクレレではありますが、今回はもう少しジュニアならではのウクレレ観や音楽観などに迫らせて?いただきました。アーティストとしての表現スタイルへのこだわり、プロ意識などとともに、社会貢献についての考え方なども含め、さまざまな観点でお話をうかがいました。


 HLC ハーブオオタジュニアさんのファンは、日本にもとてもたくさんいらっしゃいますが、今回はどのような目的で来日されたのでしょうか。

 ―――今回の主な目的はチャリティーライブです。宮城県山元町や福島県飯館村の仮設住宅、宇都宮市の病院などを回り、ライブを開きました。それぞれ20~30人ぐらいの皆さんに集まっていただきましたが、日々の大変な状況からひと時でも解放されて、楽しんでもらえたらと思って演奏しました。ウクレレにそういう力を出せたならうれしいですね。

 HLC そうした活動は継続的にされているのですか?

 ―――はい、このところ毎年2回ぐらいのペースで来日していますが、昨年は宇都宮の病院やケアホーム、そして、京都や東京でも病院を慰問で訪れました。同様の活動は、ハワイでも続けています。自分で、そういうことをやるべきだと考えているからです。

 HLC そんな時に最も大切にすることは何ですか?

 ―――音色ですね。ウクレレの音はとても楽しい音、ハッピーサウンドなんです。音楽は、“感情のジェットコースター”のようなものだと思います。人々は、音楽を聴いて、楽しくなったり悲しくなったり笑顔になったり怒ったりする。だから、やり方ひとつで人をとてもハッピーにできるんです。

 HLC 表現方法のひとつでもあると。

 ―――自分にとって、音楽はある意味、「世界共通の言葉」です。つまり、私の考えていること、感じていることのもうひとつの表現スタイル。話すことなどとはまた異なる表現スタイルなんです。だから、自分の思いをウクレレの音色を通じて、多くの人たちに伝えたいのです。

 HLC なるほど。ジュニアさんと話していると、「自分のことよりも、まずウクレレ」という考え方が伝わってきます。

 ―――そうかもしれません。私が自分の音楽活動を通じて大事だと考えているのは、ハーブオオタジュニア個人のアピールではなく、ウクレレという楽器自体のプロモーションということ。なぜなら、私自身は死んだら終わりですが、ウクレレはその後も残るし、それは何代にもわたり永遠に続くものです。だからそれが前に出るべきではないでしょうか。自分よりもウクレレなんです。

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 HLC うーん、深いですね。ところで、ジュニアさんの音楽づくりにとって、“ハワイ”というのはどのようなポジションにありますか?

 ―――そうしたことは、あまり意識したことはないですね。音楽とは感じることです。だから、自分の曲作りにおいて、ハワイ的であるかどうかはそれほど重視していないし、ハワイ的であることが必要だと考えているわけでもありません。誰かに歌詞をもらった時などは、それがハワイ語であることも多いので、そういう場合は曲調もハワイ的になります。でも、自分で作曲するときは自分が感じるものを、ただ作るわけです。

 HLC となると、ウクレレへのこだわりも、もともと音楽的な観点からなんですね。

 ―――ええ、そうですね。私がウクレレを弾くのは、その音がハッピーサウンドだからです。もし、自分がハワイに生まれていなかったとしても、ウクレレを使っていると思いますよ。

ただ、私の音楽がどういうテイストなのかは、私が決めることではなく、聴く人がどう感じるかがポイントです。ハッピーサウンドを一人でも多くの人に届けて、聴く人にハッピーに感じてほしいんです。

 HLC 変な質問ですが、もっとハッピーな音色の楽器があったなら、それをやりますか?

 ―――いいえ、それは考えにくいです。父からは、「ひとつの楽器をマスターできないのであれば、次の楽器にいくべきではない」と厳しく言われていますし、ウクレレは一生マスターできるものではないと思っていますから。とにかく、とても奥が深い楽器なのです。

 HLC 最後に、ハワイ・ライフスタイル・クラブのハワイ好きの皆さんにひとことお願いします。

 ―――確かに、ハワイは色々な意味で特別な場所だと思いますが、それは、自分がそうしようと思えば、の話です。そう思わなければ、観光客向けのスポットを巡り、買い物をして、海で遊んで終わってしまいます。でも、そうしようと思えば、例えば、ローカルの人たちの集まりに加わって、一緒にフラを楽しんだり、ウクレレを弾いたりもできる。そんな触れ合いが本当のハワイのライフスタイル体験だと思います。ハワイはワイキキだけでも、リゾートだけでも、ショッピングだけでもないですよ。自分ならではのハワイを、ぜひ探してください。

 HLC ありがとうございました。

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<プロフィール>
ハーブ・オータ・ジュニア  1970年生まれ。ウクレレ指導者、作曲家、エンターテイナー、プロデューサー。ハワイで最も有名なウクレレマスターズの1人。ウクレレ特有のハッピーサウンドやハワイ音楽の美しさ、ハワイアンカルチャーなどを世界に広めるべく活動中。ナ・ホク・ハノハノ・アワードに6回ノミネート、ハワイ・ミュージック・アワード2回受賞。ハワイ、日本のみならず、米国本土でも活動を続ける。父のハーブ・オオタさんは「ウクレレの神様」として余りに有名。


 <取材後記> ハードなチャリティイベントの合間を縫っての取材でしたが、疲れを見せる様子もなく、丁寧に応じていただきました。その日は東京でファンイベントを終えたばかり、そういうこまめな活動も絶やさないというから、ファンも増えようというものだ。私の興味は、ジュニアさんはハワイをどのようにしょっていらっしゃるのか、ということでしたが、答えは記事に書いた通りでした。やはりアーティストでした。お礼といっては何ですが、手前味噌ながら、「ハワイ・ライフスタイル・ダイアリー」を差し上げたところ、なんとジュニアさんのCDをプレゼントされてしまった。大事に持ち帰り、さっそく部屋で聞いてみた。すぐに室内は「ハワイ」になった。。。

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