妖しく、儚い花火の美学

去る7月31日は隅田川花火。
今年は前日に400メートルを超えたばかりのスカイツリー効果も
手伝ってか観客は約95万2000人(主催者発表)。
打ち上げられた花火は2万発。
1時間半にわたり華やかな大輪の花が夜空に咲いた。

隅田川の花火の始まりは、今から277年前の享保18年(1733)に
八代将軍吉宗が前年の大飢饉と疫病コロリ(コレラ)による死者の霊を
慰めて厄災を払うために隅田川両国で川開きを行い、
花火を上げさせたのが始まりといわれている。
朝顔に引き続き、能書きはよしとして花火をご堪能あれ。
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爆音と振動、微かに流れてくる火薬の匂いがお伝えできないのが残念。
涼しい家でのテレビ中継もよいが火の粉の降るさまを
間近で体験してほしいもの。
江戸の時代から受け継がれた夜の美は妖しくもあり、儚くもあり……、
まさに真夏の夜の夢。


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