江戸美学研究会|「江戸のデザイン」と「江戸の生活文化」を研究するクラブ「エビケン」です。

江美研寺小屋

【イベントレポート】 歌舞伎文字勘亭流講座

※当イベントは2017年12月3日に開催されました

江美研寺子屋の中でも人気講座の「歌舞伎文字 勘亭流体験」。
師走の開催ということもあり、新年を迎える気持ちも込めて、来年の干支「戌」と縁起の良い「福」の字を書く体験をしていただきました。

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講師は勘亭流書家の田中志壽先生。
いつも文字の書き方だけでなく、現在まで継承されている歌舞伎文字について その成り立ちから特徴までを丁寧に教えてくださいます。

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今回は参加者12名中、10名が勘亭流初体験ということで(!)、 まずは基本の書き方のコツを、先生自らお手本を披露しつつ教えていただきます。 皆さん真剣な眼差しで先生が書く様子を見つめていました。

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まずはそれぞれの文字の基本パーツから練習を始めます。
皆さん書くことに集中していて、その真剣さには話しかけるのも躊躇うほど...。

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勘亭流の特徴をつかめたら、いよいよ「戌」と「福」に挑戦です。
お一人おひとり書いた文字を見ながら、先生が丁寧にアドバイスしてくださいます。最終的に寸松庵色紙にどちらか好きな文字を選んで書いていただくのですが、練習熱がアップしていて、なかなか清書に取りかかる様子がありません...(焦)

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先生曰く「戌」は文字の形はシンプルでも、全体のバランスを取るのが難しいとのこと。色紙に書くのには「福」の方が書き易いのでは...ということで二文字用意しましたが、両方を書いてみたところ、意外にも福の方が難しいという人が多数!短い時間で戌の字を早くもマスターしているのには、先生も驚かれていました。

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いよいよ色紙に清書。緊張感が伝わります。

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初めての方も多い中、皆さんとても完成度の高い仕上がり!
ご自身で書いた勘亭流の色紙を飾れば、きっと良い新年を迎えられることでしょう。

時間も忘れて熱中するほど、勘亭流の魅力に浸っていただけたようで何よりでした。
ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました。

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